“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

22/02/12『美唄483P,BC』

2022-02-12 | バックカントリー

2月、暦の上ではもう立春が過ぎました

でも、まだまだ寒い北海道の今週末は、先週とうってかわって晴れマークが嬉しい

そんな中、早朝からやってきたのは美唄

美唄483ピーク」で遊ぶ山スキー、山ボードです

 

山ボーダー志願者1名のレッスンも兼ねて・・

 

ほぼ毎週お付き合いいただいているMotoさんと、この日もBCの予定を

立てていましたが、先日、そっち岳でBCに目覚めたKasaneちゃん

その後のゲレンデ練習で成果をあげてきているというので、この日も

美唄国設スキー場とセットで山ボード講習登山です

 

■8:30 美唄旧炭街下駐車スペース

 

Kasaneちゃんは旭川から、

MotoさんとToshiは江別で待合せ、共に自宅からそれぞれ約2時間の

道程を美唄スキー場まで走ってきました

ちょうど中間ということになります。

 

旧産炭地美唄の炭住が多くあった地区の下からスタート

 

いきなりの急登をMotoさんはツボでスキーを上げますが、

その急斜面は最初だけ・・

 

でも、先頭のKasaneちゃんはとにかく元気一杯

 

ボードという重荷を背負うことに喜びすら感じている(よう)

炭住街への旧道は平坦に歩けるけど、そのままを辿るだけだと楽しくありません。

なので、

その車道跡をなるべく直線的に歩いてピークを目指します。

 

すると、

往時にはここに炭住街がび~っしりと並んでいただろうと思わせるエリアが出現

 

そこは見晴らしが良く、とても有難い無料のゲレンデです

 

そして、さらに標高を上げると

当時の電力供給を担っていた電柱に蔦が巻き付いていたりして・・

 

一瞬、Toshiの郷里の夕張と変わらない旧産炭地の人々の生活の

匂いがしたのでした

その旧産炭地の中心からは対岸の美唄国設スキー場がよく見える

 

その街の跡地を抜けると483ピークまでの急登が待っている

 

ということで、直線距離だとおよそ1.5kmの距離を1kmほどジグザグで

登り切り..

■10:05 ここが本日お目当ての標高483m地点 [ご苦労様]

 

ピークはこじんまりとしていてとても良い佇まい..

欲を言えば、本日、登る予定を立てていた美唄山(986m)、

さらにその先の十勝岳連峰が望めたら良かったけれど、

標高が低くそこまでは望めなかった

 

■10:30 下山

 

それでは、

一日で山ボーダー研修3級を取得したKasaneちゃんのストック持ち姿を

いくつか上げておきましょう。

 

山ボード=ストック持ちは基本ですよ

 

Toshiさんは、それをお手製の防寒ハウジング付きGoproで撮影します

 

初めてでも、3級取得にはこんなところも滑ります。

 

でも、やはり、

基本はストックを漕ぐところから・・

 

■11:50 

 

どうだったかな?

晴れれば登山は100倍楽しい”というのはAmigoさんのご託宣

それに加えてスキーやボードで滑り降りられたら200倍楽しいという

雰囲気は味わえましたかね

 

はい、

本日はこの登山後に3時間のゲレンデ講習付き(虎の穴)、

さらにさらに、美唄温泉『ぴぱの湯-ゆ~りん館-』付き、

で寛ぎ、疲れ果て、

スキージャンプのラージヒル小林陵侑銀メダルのシーンには

目が閉じていたToshiでした・・・

 

Motoさん、ご指導有り難うございました(バックの樺戸山地が一日中とにかく美しかった)

 

Kasaneちゃん、目の先にあるあすこを今日滑ってきたのですよ

 

最後に、本日のBCの様子もYouTube 動画でね

22/02/12『美唄483P,BC』[ 4:03]

 

また来週も

 

 

 

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22/02/05『徳舜瞥山BC』(番外編)

2022-02-06 | バックカントリー

2月5日(土)、徳舜瞥山バックカントリーの番外編です

バックカントリーボーダーなどという恰好イイものではなく、

山ボードを楽しむ人に向けた発信です

【山ボーダーとは?】

なるべくだったら山の頂上を極めて滑りたい人

多少の登り返しを苦労と思わず、ひたすら“ストック”漕いで滑る人

歩く距離が長くたって「それが登山だ!」と思える人

ガリガリのクラスト斜面を巧みに“ストック”を操って滑る人

これがToshiが信条としている山ボーダーの定義です

で、は「華麗」とはほど遠く、恰好悪いのが身上です

今年のファイターズの監督、注目は新庄です

皆で応援してください

それでは恰好悪いけど、1,300mを超える山の頂上からのクラスト斜面、

山ボードはこうして降るという動画を徳舜瞥山BCの番外編として

22/02/05「徳舜瞥山BC」番外編 [ 0:40]

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22/02/05『徳舜瞥山BC』

2022-02-05 | バックカントリー

2月最初の登山は、“晴れているところは晴れている!”ということで、

日本海側天気<太平洋側天気を目指して、

大滝町の山「徳舜瞥山(1,304m)」でバックカントリーです

 

この時間から頂上にはあやしい雲が張り付き始めたけれど・・

 

Motoさんとは同じルートを2019/3月に登っていますが、

季節は春山に至っていたので、終始雲が湧きやすい天気の中の

山行と記憶しています。

今回は果たしてどうでしょうか?

 

さて、厳冬の最中の今日はスタートから踏みしめる雪の感触が

違います。[パウダーがキラキラ]

 

■7:45 徳舜瞥山登山取り付きスペース

 

先週に辿られたとみられる踏み跡がしっかりしていて快適な登り

 

大滝町のマッターホルンの雄姿が現れました

 

朝陽が徳舜瞥山の右奥から射しているのでシルエットがとにかく美しい。

 

 

今日は画像のアップが多くなりそうな予感

 

規則正しく植えられた林の中を抜けていくのもザ・ジャパニーズBC

 

木洩れ陽という言葉は日本独特のものらしい..[イッツ・ワンダフル]

 

雪山に魅せられる気持ちをご理解いただきたい、是非

 

曇りだとこうした雰囲気はまるで無いからねぇ~

 

霧氷がはらはらと舞い落ちる瞬間を眺めて歩くと心が洗われるッてば

 

頂上まであと1kmのところでやはり雲がかかってきました・・

 

最後の急登を終える頃、視界不良となった頂上でしたが、、

 

頂上滞在の20分間の間に、

 

■11:20 頂上

 

見えたっ[Motoさん、シーズンを通して初めて目にしたホロホロ山です]

 

どうですか、どうですか、どうですか、

 

と、この後..

 

眺められましたね、支笏湖外輪の山々も

 

■11:40 下山

 

よかったよかった、[と]

喜び過ぎてはいけません、[が]

我々の少し前に下山していった先行者1名は、視界不良のまま

今頃は樹海の隙間から頂上を恨めしく眺めていることでしょう[残念]

山とはそうしたものです..[理]

 

ともあれ、

Motoさん大満足(とのこと)

 

ラーメン食べたらあとは駐車スペースまでノーストップ

 

嗚呼、徳舜瞥山よ

 

また来ま~す

 

■12:55 駐車スペース

 

それでは、徳舜瞥山登山の雰囲気はYouTube でお送りします。

今回は華麗な滑りはなし、もっぱら山歩きの楽しさを詰め込んだ映像で

 

22/02/05『徳舜瞥山BC』[ 2:37]

 

また来週

 

 

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22/01/30『漁岳BC』

2022-01-30 | バックカントリー

1月最後の登山は、

少しでも晴れる確率の高い太平洋側に寄り..

でも、どうせ晴れないかもしれないから比較的近いところ、

でもでも、やっぱりスキー&ボードは楽しめるところ、

を選んでいったら、支笏湖周辺の山「漁岳-いざりだけ-(1,317m)

になりました。

 

とにかく寒い一日でした

 

今日は、頑張りました!

の詳細を報告している時間が無かったので写真と動画だけの紹介です。

 

最後に、頂上直下のBCとオコタンぺ湖に降り立ってようやく望めた恵庭岳の

動画でお別れです。BGMは今人気のエネーチケーグルメ番組『孤独のグルメ』

から「エレキのツンドラ」で

(なんと、孤独のグルメはエネーチケーではなく、テレ東だったらしい)

 

220130漁岳BC[ 1:41]

 

それでは、

また来週

 

 

 

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22/01/22『407ピークBC』

2022-01-22 | バックカントリー

1月の大寒を過ぎた土曜日に、あっち向いてホイ〇っち岳でグー

新十津川の「某スキー場」を滑ってきました

 

某スキー場は札幌から2時間、旭川から1時間の距離です。

 

そっち岳があるのであれば、こっち岳やあっち岳もあると

考えるのが不通ですが、あっちこっちはありません。

あるのは樺戸山地のそっちだけです

 

いや、そっち岳という山も実際にはなく、あるのは総富地川の

源頭にある「壮志岳(そうしだけ-683m-)」です。

しからば、そっち岳とは?

 

■7:30 スキー場駐車場

 

朝7:40 9:00オープンに備えて雪上車が作業するゲレンデ

 

Kasaneちゃんはボードビギナーなので、ここから先はボードをデポして

 

こんなに良い天気になるとはね~

 

かる~い雪が30cm、でもその下はいい感じに締まっているのでBCにはGood

 

体力が有り余っているKasaneちゃん今日は長靴でなくボードの靴で

 

Kasaneちゃん、突然

我々オジサンには聞き取れないぐらいの高いキーッという音に

反応して「あ、エゾライチョウだ」と教えてくれます。

さすが直近までネイチャーガイドさんだっただけのことはある。

しかし、その後もToshiはわからない..

けど、確かに居るようで、飛び立つ姿も指摘されたんだけど、

聴力だけでなく視力の方もね

 

尾根に取りつくと対岸の景色がさらに

 

こ~んなに大きい雪が落ちずに固まってしまうと樹木にとっては“子泣き爺”だぁ

 

■9:10 407P

 

なかなかの眺めです

 

■9:40 下山

 

何を見て喜んでいるのか?

 

天気がいいので楽しいです

 

ここからボード練習だよ~ん

 

Motoさん、寒いけどボード練習にお付き合いください

 

予想の通り、ほとんどのスキー客が子供または若い親子連れでした

 

誰しも最初は緩斜面から・・・

 

三人で4時間券を時間いっぱい頑張る予定でしたが、

オジサン二人は体力不足で途中離脱(温泉)です。

ところがKasaneちゃんはその後も一人で猛特訓(したらしい)

体力に脱帽です

&羨ましい。。。

 

それでは本日のお楽しみはYouTube で

22/01/22「407ピーク」BC [ 2:31]

 

 

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21/12/25『三段山BC』

2021-12-25 | バックカントリー

12月、2021年最後の登山は、

十勝岳連峰の山「三段山(1,744m)」でバックカントリーです

 

目まぐるしく雲が押し寄せたけど、絶好登山で二人大満足です

 

[ 7:30]千望峠から望む朝の十勝岳連峰(ご来光)

 

上富良野に向かういつものドライブコース、

朝、千望峠に差し掛かかったとき十勝岳連峰の稜線が望めるか

望めないかでその日のテンションが大きく変わります。

 

十勝岳は雲に覆われているものの、富良野岳からはこうして

ご来光が望めるコンデイションは予想よりもはるかにイイです

 

■8:30 白銀荘

 

途中、上富良野の気温マイナス18℃まで下がっているので

とにかく寒い

 

説明抜きに、酷寒の山歩きの雰囲気ある写真をいくつか

並べましょう。

 

 

先行者が5名いてくれたお陰でなんとかスノーシューでも登れている・感じ

 

振り向くと下界はこんな感じです

 

寒いけど、これでも風は少し穏やかです。

 

前十勝岳横からの噴煙は冬でも相変わらずに凄い

 

三段山頂上からの稜線上、この時間に一番明るい日差しが注ぎました。

 

逆光も良いものです。Motoさんありがとう。

 

三段山(1,744m)頂上をを踏むためあと僅かのの稜線歩き

 

頂上へとぉ~ちゃこ

 

■11:05 三段山頂上

 

で、頂上で下山の準備をしようと足元を見ると、ボードの

靴のバックルの留め具が外れてます

そんなロスがたたり、体感温度はマイナス25℃以下に・・

(何せ指先が動かん)

 

■11:35 下山

■12:20 白銀荘

 

登りの天気は大満足だったけど、いざ滑走っとなったとき

だいたい雲が湧いてくるもんです。

 

そんな滑りの調子はVimeoでお届けしますが、Goproは寒すぎて

ほとんど固まって満足に動作せずに途中で切れます。

ヘッドマウントも1機着けたけど、これもダメ

 

211225三段山BC from Toshi.T on Vimeo.[ 1:59]

 

こちらオマケ動画

211225三段山BC(Motoさん撮影).mp4 from Toshi.T on Vimeo.[ 0:19]

 

 

白銀荘で温泉に浸かった後の時間の方が連峰が輝いていました。

帰りの千望峠より..

 

それでは、また来週~

 

 

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21/12/19『冷水山BC』

2021-12-19 | バックカントリー

12月に入り、ようやくやってきたBCシーズンです

2年ぶりスキー場としてのオープンを本日めでたく迎えたM’tレースイ

冷水山(702m)で“なんちゃって”バックカントリーです

 

札幌方面はなかなかの天気

 

■8:15 M’tレースイスキー場駐車場

 

M’tレースイはご存じの通り、中華系外資の破綻により一昨年

から今年にかけて、リゾートとしてすべての施設が稼働して

いませんでした。

しかし、市が外資との交渉を粘り強く行ったことで、なんとか

スキー場だけが始められるという新聞記事をみて、

今日のこの日を待ちわびたスキー客が9時前には駐車場に数台

待機しておりました。

 

雪上車跡を歩けなかったなら、積雪70cmのラッセルは一人では無理

 

Toshiさんは、スキー場の営業があってもなくても、ここにきて

足を慣らす算段なので、ゴメンね、正面のコースを回避して右に

大きく回り込み、雪上車跡の比較的しまった雪面に取りついて

スノーシューで頂上までボードを上げました

 

雪上車が雪面を均すとこ~んなに綺麗なウェーブになります(石庭のよう)

 

■9:20 頂上

 

時より陽が陰って暗くなるけれど、概ねよい天気に恵まれ

気温マイナス5℃はひじょ~うにgoodな雪面といってよいでしょう

 

■9:40 下山

 

下山の滑りは、ほとんど無垢のパウダーでした。

9時に運行開始した中央リフトからの第1来客者が滑り始める頃には

Toshiさんはもう頂上からの滑りをはじめて、

最後まで荒れた雪面無しの“なんちゃって”BCを楽しんできました。

 

途中、パトロールで上がってきたスノーモービルからも、

「頑張ってください!」と挨拶を頂き、BC客を邪険にしない

スタッフの態度も気に入りました

 

それでこそ我が夕張がゲストを受け入れるまっとうな姿勢で

あります

 

■9:50 ロッジ横

 

少ないながら、夕張にスキー客が戻ってきてよかったよかった

 

来週は十勝岳連峰にでも繰り出そうかしら?

いよいよ、冬本番です

 

それでは、なんちゃって、をVimeoでお届けします

211219冷水山BC.mp4 from Toshi.T on Vimeo.[2:28]

 

 

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21/03/20『無意根山BC』

2021-03-20 | バックカントリー

彼岸の入りともなった3月の登山は「無意根山(1,464m)」に元山:胡桃沢ルートから

登ってのバックカントリーです

 

後方羊蹄山(しりべしやま)から始まるニセコ連峰の奥に狩場山塊がクッキリ

 

今日は、右も左も

目の届く範囲の山域はすべて晴天に恵まれた登山日和でした。

 

彼岸ともなると、朝5時を過ぎるともうあたりが明るくなって、

空が青みがかってくると、車を運転している時点ですでに

登山をしている気になります

 

■6:20 豊羽鉱山跡地駐車スペース

 

今朝は冷え込んだ朝でしたが、今日はその気温が低いまま保たれる

ところが先週の徳舜瞥山のときとは違います

 

サラサラの新雪が木金の2日間で15cmほど積もったところがgood

 

余市岳の南斜面が雄大です

 

天狗岳の姿も雪が残る今が最高

 

■8:15 千尺高地

 

千尺高地から眺める長尾山までの雪庇(北東向き)が美しい。

 

樹氷で装飾されたダケカンバ林と羊蹄山

 

ここも2日前からの積雪があっての景色です

 

長尾山から目指す「無意根山」までの凡そ3kmの長~い緩斜面

 

歩きやすさ感覚は山スキーのトレースでわかります。

 

無意根山の北斜面はまるで像の額のようだ

 

朝の光の加減で東方(定山渓側)は常に地味な色合いに感じます。

 

無意根尻小屋発見

 

振り向くとこの景色

 

西方の「大沼」は実は京極町です

 

先行者3名がもう頂上へ..

 

龍安寺の石庭の風合いと感じる頂上のカリカリ斜面

 

■9:45 無意根山頂上

 

山スキー屋さんにお撮りいただいたのでいつもの三脚アングルと

違って良い記念写真になっています

風は多少あっても軍手で過ごせているのが真冬と違うところ・・

 

羊蹄山だけに目が行きがちですが、昆布岳も居るでぇ~      ↓↓↓

 

外国資本が沢山流入するのもわかる..京極、ニセコ、倶知安から共和・岩内町へ

 

パノラマにすると尻別岳(左)や積丹半島(右)も入るでぇ~

 

薄別ルートも一年に一度は滑りたい..けど、今期はもうおしまい

 

■10:20 下山(滑走開始)

 

さあ、それでは下山の様子はいつものショボ動画(マンネリ

でお送りしますが、

 

無意根山の長尾根を東から西に下った滑走跡です。

 

全行程で“登り返し”が3回ありました。

でも、先週までの暖気でよく締まっているためにツボ足で

なんなくボードを上げられたのは幸いでした。

 

かてて加えて、その上に被った新雪面がボードとの相性良く、

(気温が低いので)長い緩斜面もス~イスイ

真冬の雪面なら1mも進まないこう配、というか殆どフラット

な斜面をストックなしで滑られる春山のこの時期..

登山者はMAXに多かった(だけどボーダーはToshiだけ)

 

■10:45 長尾山(1,211m)

■11:25 駐車スペース

 

下山後、

ほとんど駐車スペースではない側道にまで登山者車両が駐車し

鉱山関係者の「駐車禁止」の張り紙がされていました。

ま、この晴天を見上げたら何処に止めても登りたくなるわね。

 

210320無意根山BC from Toshi.T on Vimeo.[3:54]

 

それでは、また来週

 

 

 

 

 

 

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21/03/13『徳舜瞥山BC』

2021-03-13 | バックカントリー

3月、彼岸も近くなって朝の明けるのが早くなり、久し振りに早起きして

向かったのは「徳舜瞥山(1,304m)」です

すでに春山環境のBCは、景色最高滑りは雪の状態がボードに合わず

“苦戦”という報告です。

 

オロフレ山(南方:太平洋側)を背に

 

まだ太陽の昇らない時間に登山口に到着しました。

ここは一ケ月前に万編山の会の皆さんとニョロニョロ(大滝氷筍洞窟)

見て歩いた際の登山口と一緒です。

 

車でここまで走っている間に中山峠を過ぎたあたりで気温がマイナス13℃

になるような寒い朝で、昼と夜(早朝)の温度差が大きくなる一日らしい。

 

■5:55 登山口

 

明け方[6:10]、日の出が近いので気分高揚

 

登山開始後、まだ辺りは冷えているのに寒さを感じないのは風がないせい

であることと、もう眼前に望めている徳舜瞥山の後ろから朝日が昇ってくる

明るさを感じるからでしょう

 

2月には午後の時間にここを歩いたことを思い浮かべながらの登り・・

 

2月13日に踏んだ標高860m地点から望む羊蹄山(手前:尻別岳)

 

本日、どうやらガスが覆いだす心配はなし

 

眼前、徳舜瞥山

 

下山はボードなので見下ろす画像もいくつかアップしましょう。

朝早い時間なのでクラスト斜面にMSRのアイゼンが小気味よく刺さって

登りやすいぃ

 

残り標高差150m、あと少し

 

中央に有珠山と内浦湾、右奥に狩場の白い山塊

 

ガリガリでとてもボードで滑る降ることはできない斜面

 

斜度マックスの頂上直下

 

2時間半で頂上へ

 

■8:25 頂上

ホロホロ山を背に

 

支笏湖の景色が凄い

 

支笏湖アップ

 

さらにトリミング先週登った紋別岳の後ろに夕張山地が(中央芦別岳まで直線距離115kmの彼方

 

■8:55 下山

 

下山は、ガリガリの西斜面から降るのは無理・なため、

お隣のホロホロ山側(東斜面)を滑り、クラストしていない北斜面を

トラバースして西側に回り込むルートを取ります。

(という様子は最後のGopro動画で

 

ここまで下って、少しの登り返し

 

登り返し後は食事休憩

 

■9:55 登山口

 

徳舜瞥山の西斜面は雪が溶けだす前の早い時間に頂上直下の急登を

攻めるのがこの時季の正解でしょう。

ただし、スキーでも滑り降るのは困難で、ボードとなればエッジが

立たないガチのクラスト斜面であるため、北東側を巻いて降るのが

良いことがわかりました。

ただ、北斜面のトラバースーもけっこうな斜度が長く続くため、

脚にきます

覚悟して楽しみましょう

 

いずれにしても9時もなると気温が上がり始めて樹林帯はとても扱い

にくいモナカに変わるため、楽しくないばかりか、操作を誤ると危険です。

慎重に滑りましょう

 

それでもヤッパリ、下り坂最高

デス


と、最後に大失敗のご報告

この日の晩は5時から人に会うため、わざわざ早起きして登山をし、

お風呂まで入って1時には自宅に戻ったのに、

余裕で後部座席を振り返るとそこにボードが無い

(やってまったぁ~っ

登山口にスノーボード忘れてくるって、

ストックなら諦められてもこりゃ諦めることなどできません(泣)

往復200kmの道程を再び大滝まで走らにゃならない。

指差し確認するようにしないと・ということを今決めても、

指差し・忘れないかなぁ~

 

210313徳舜瞥山BC.mp4 from Toshi.T on Vimeo.[4:10]

 

 

 

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21/02/28『タケノコ山BC』

2021-02-28 | バックカントリー

令和3年、2月最後の登山はご存じ「タケノコ山(1,039m)」でバックカントリーでした

 

バックに十勝連峰が入っていない失策

 

2月1日、35年勤めた会社を辞め、

22日から短期のアルバイトを始めました。

土日祝日以外はびぃ~っしりと「ドライバー&配達」のアルバイトは、Amigoさん

が還暦前に行っていた仕事と同じで、立派な登山のためのトレーニングになります

ナビが頼りのアルバイトは失敗ばかりだけれど、とにかく一日が早い。

時間内に一定のノルマを完結させる思考そのものが登山とほぼ一緒

「登り坂」「下り坂」に加えて「まさか」があるのも初心者故なることか

5月中旬に終わりを迎えるころに果たして慣れることができるものか・・・

 

ともあれ、週末に登山もしたくなくなるようなことになっては主客転倒?

いや、まだ還暦前の身であるから“主”は仕事で土日は休めばよいのに、、

昨日も10km走って、今日は久し振りの“晴れ予報”に心が躍って、

ここ幾寅までやってきてしまいました

 

■7:40 駐車スペース

 

占冠の朝7時前の気温はマイナス20℃でした。

明日からもう3月ともなると朝と昼の寒暖差が大きくなって、

午後になるとプラス気温の予報の通り、陽が高くなるにしたがって

日照の力強さを感じる季節になってきました。

天気は最高だけど、南西風が強くってボードが戻されるぅぅ~

 

登り返しがなく、車を止めて出発して間もなく急登になったと思ったら、

もう背後に十勝連峰の雄姿があらわれてくる。

 

左に十勝連峰、右に東大雪の峰々が一望

 

そんなBC志向者が好む条件が揃っている山はそう多くありません。

むしろ“寒い”ことは好条件の1つと言ってよく、

今日などは雪が軽い早朝に登り滑りして、気温が上がる昼前には

下山というパターンは雪崩のリスク回避にもなる。

 

BCの聖地といっても過言ではないタケノコ山(通称)に誰かカッコいい名前を授けてやってぇ~

 

1時間40分で頂上です

■9:20 タケノコ山頂上

 

十勝連峰、表大雪~東大雪はもとより、西方の夕張山地もピカピカです。

が、

風が強いので長居せず、即滑走開始

■9:35 下山

 

■9:50 駐車スペース

 

下道を2時間40分走って行って、登山はあっという間の2時間10分、

安全と健康第一これでイイのだ

 

それではBCの様子はいつものGopro動画でっす

 

210228タケノコ山BC from Toshi.T on Vimeo.[3:40]

 

2月2日から凡そ2週間は中央図書館で『ゴールデンカムイ』(少年ジャンプ)23巻を

読み終え、『菜の花の沖』6巻(途中)を楽しんでいました。

それも皆アイヌの歴史を理解するための一環としてでしたが、アイヌに関わることばかりでなく、

日本、そして北海道の歴史を知るうえでどちらも貴重で、特に司馬遼太郎はやはり、

「坂の上の雲」だけにあらず、ですね

 

また来週

 

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