“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

22/04/30『余市岳(赤井川ルート)BC』

2022-04-30 | バックカントリー

2021-2022年期の山スキー・山ボードももう残すところ僅か

やってきたのは赤井川から登る「余市岳(1,488m)」で、素晴らすぃ天気に恵まれました

 

雄大な余市岳を背に

 

赤井川から登る「余市岳」、Toshiは実は初めてで、

先週の「岩内岳」の帰り道に望んだ途中の余市岳の白さに

「札幌近郊で一番最後まで白い頂を望める山」を今期の締めくくり

にしたいとやってきたのでした

 

キロロスキーリゾートは、例年シーズンに一度はボードの足慣らしに

遊びに来ているので、コースレイアウトは頭に入っているけれど、

今日はMotoさんの登山計画で、ほぼ夏山登山道上を歩いて登ります。

 

■6:50 キロロスキー場 駐車場

 

余市川の源流、ここを流れて仁木町、余市町に出るのです・・

 

スキー場は今日も9時から営業開始します。

 

ここをいったん下るとスキー場コースを外れて夏山登山道コースへ・・

 

しばらく進むと珍しい樹木に遭遇、白樺と松が同居しています

 

緑で覆われる夏道では見ることのできない余市岳が一貫して望めます

 

比較的斜度の緩い谷筋を行く

 

ここから先がけっこう急であります

 

天気の心配まったくなし

 

積丹半島の山を背に

 

どんどん近づく余市岳

 

9時を過ぎて、この後スキー場から向かってくる人もいるでしょう。

 

■9:45 見晴台

 

ここからの眺めは何度見ても最高

 

無意根山も左に美しく望めます。

 

最後の登り

 

日本海がこんなにも近くに感じる空気感が凄い

 

増毛山地~樺戸山地が海の上に浮かぶ

 

こっちは定山渓、天狗や神威がくっきりです。

 

この季節だけの・・フィルムクラストっていうらしいよ

 

途中、出逢った人は昨晩山中泊をしたというお一人だけ・・

 

雪のない頂上にとぉ~ちゃこ

 

■10:45 頂上

 

思った通り、羊蹄山の上にも雲はなしっ

羊蹄だけでなく、ニセコ連峰もキラキラです

 

残雪期ならではの息をのむ景色が連なります。

 

そう、日当たりの良い頂上のハイ松帯の雪解けが早い。

 

無意根山~中岳

 

ヤッパリ羊蹄山アップ

 

道警のヘリは空の色と一体化したブルーです。

 

偵察ご苦労様です。

 

■11:40 下山

 

あすこ、左側の斜面のシュプールが「夢のあと・・」

 

最後はスキー場に合流、ゲレンデはゲレンデでザラメでgood

 

■13:00 駐車場

 

では、

毎回おんなじ滑り映像にお付き合いいただき感謝です(おそらくあと一回だけで~す)

220430余市岳BC[  2:56]

 

また来週

 

 

 

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22/04/23『岩内岳BC』

2022-04-23 | バックカントリー

春山のBCシーズンもあと僅かになった4月下旬に向かってきたのは、

ニセコ連峰の北端に位置する秀峰「岩内岳(1,085m)」です

 

後ろに見えるニセコパノラマラインは、昨日から開通し春から夏山シーズンへと向かいます。

 

今週も登山は土曜日です

 

北海道内の山域でより晴れる確率の高いのは、明日の日曜日、

あっちでもこっちでも春山登山客の車両が駐車場にいっばいに

なること必定

 

で、一日早い今日向かうのは同じ日本海を望む「積丹岳(1,255m)」でしたが、

当初の予定通り「雷電山(1,211m)」に変更したのは、陽が昇って予報が多少

変わってからでした。

 

■7:35 岩内岳スキー場登山口

 

今年は積雪が多かったせいで、この時期にスキーやボードを上げられます。

 

ご覧のようにスキー場のロッジの回りにはもう雪はないので、1合目までは

スキー、ボードを担いで上がります。

 

今はもう使われていないスキー場施設はいつ取り壊されるのか・・

 

標高360mあたりでスキーを履いて・・

 

海を背に・・登る・・

 

朝の気温は2~3℃なので、雪は午後にはザラメになりそうな状態

 

使われていないリフトの最終地点に近づくと斜度がぐんぐん増して・・

 

ぐんぐん景色もよくなるけれど・・

 

その後、ガスが降りてきて強風に抗いながら登ることに・・

 

■10:20 岩内岳頂上

 

頂上へ到着前、到着後、、午後から晴れ間が多くなることを期待して

休憩を多く取ったけれど、結局、視界が開けたのは数分間だけでした。

 

今日の雷電山は諦めましたぁ~

 

■11:40 下山

■12:00 登山口

 

視界が効かないと写真の数が極端に少ないのは当たり前・・

お陰で編集が楽ちんです

 

ということで、岩内岳の雰囲気はYouTube 動画でね

頂上からリフト降り口付近まではまったくとつまらない白い映像

でもそこから下は、一貫して日本海、岩内の港を眼下に滑る

楽しいひと時でしたぁ~

22/04/23『岩内岳BC』[ 3:50]

 

今日のオマケ写真は、赤井川村経由で朝里に抜ける途中で寄った

毛無峠からの小樽・朝里一望の図です。

今度は夜景も眺めてみたいもの・・

 

また来週

 

 

 

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22/04/16『三段山BC』

2022-04-16 | バックカントリー

4月も中旬を過ぎた残雪期登山は、十勝岳連峰の山スキー&山ボードのメッカ

とも言える「三段山(1,748m)」で春山ボードを楽しんできました

 

この時期は登りも早いけど、降りはアっという間、だけどガリガリ斜面は脚に来ます

 

日本海側も捨てがたいけど、今期の滑り納が近付く山ボーダーの

目指した山は三段山でした。

 

三段山は、言うまでもなく北海道内BCの聖地ですが、残雪期の

この時期に登るのは意外にも初めてです。

 

上富良野の街を抜けて一路“吹上温泉”まで車を上げる途中で[ 7:25]

 

何故ならば、海を背にして歩く日本海側の山々は、見事に夏山登山道が

なく、この季節を逃すと登れないことから、「春は樺戸、増毛山地に

います」ということになってしまうからです。

 

■8:15 吹上温泉 白銀荘 駐車スペース

 

前十勝岳の噴煙は、年・月を追うごとに増えているような気が・・

 

今日は、ほぼ全道的に快晴または晴れの良い天気になる確率が

高いので、どこへ登っても「山は晴れると100倍楽しい!」という

声が聴こえるでしょう

 

十勝岳連峰だってそうこんな登山日和は一年を通してそうありません

 

この季節だけのご褒美は、人のトレースに関わらず何処でもサクサク歩けること

 

どうですか、表大雪のロケーションは?

 

いや、小化雲岳からの眺めの方が凄いよ!(本当ですか?)

 

富良野岳もすっきり望めて大満足のMotoさん、ご気分は?

 

Toshiさん、Kasaneちゃんこそ、バックが雄大ですよ!

 

一段、二段と登ってきましたが、先日の浜益岳より頂上が近い

 

距離は4分の1であるね

 

十勝岳スッキリ

 

稜線上の景色はどうですか?少しガスってますが

 

この景色もまたよいのでは?

 

多少ガスっていてもフリースでここ標高1,700mにに立っていられるんだから満足

 

■10:40 頂上

 

カミホロがアイガーの北壁に見えるってば

 

ガスがすっきり抜けることなく漂いましたが、何といっても風がないのがgood

 

■11:25 下山

 

はいっ、頂上に45分

ということで下りの様子は途中までをYouTube でね

220416三段山BC[ 3:45]

 

Kasaneちゃんの成長ぶりには驚かされます

 

こんな雄大なところを滑るとスキー場のゲレンデではもはや物足りなくなるよね。

 

ストック使わなくても登山口までたどり着ける山ボードは、今回が初めてだわね

 

春の三段山も「いいね!」

 

■12:05 駐車スペース

 

帰路の途中、Kasaneちゃんが「今日はここに入ります」という、

フラヌイ温泉に浸かって帰ってきました。

31℃の冷泉と沸かして温めた浴槽と二つ、頂いてきました。

温泉ツーのMotoさんも太鼓判の同温泉、白銀荘もいいですが、

上富良野の地元の人が利用する意外と知られていない良い温泉

とのことでした

 

それでは、

本日のオマケは、

十勝岳連峰の全景と、

 

大雪山のアップです。

 

あと少し続く雪渓便り、

また来週

 

 

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22/04/09『白老岳BC』

2022-04-09 | バックカントリー

4月、雪山を滑って降る季節もあと僅かとなり、向かってきたのは

支笏湖と羊蹄山を眺めるロケーションが素晴らしい「白老岳(966m)」で

山スキー&山ボードです

 

大滝町の山→「ホロホロ山」「徳舜瞥山」を背に

 

今週も日本海側の好天に期待を寄せていましたが、

よくあることで、週末に近づいてきて予報が変わりました。

結局、空知よりも北のエリアの天気は安定せず風も強いので諦めて

Motoさんと二人南に向かってきたというわけです。

Kasaneちゃん、合流できずに申し訳ないね

 

■7:25 美笛峠 白老岳入山口

 

北海道も温かい日が続いたため雪解けが一気に進みました。

谷筋を上がっていくシーンではスノーブリッジが無くなると渡れない、

辿り着けない山の頂がありますから、この貴重な4月の山行計画は

あれこれと考えます。

 

スノーシューは比較的何処へでも歩いて行けるけどスキーは大変

 

3合目ぐらいまでは雲がかかる疑いもない山域でしたが・・

 

上がるにしたがって、

雲というよりガスが張いて風も強く、ここいらで30分待機

 

あと少しでガスが抜ける兆しを頼りに歩き始めます。

 

期待通り、白老岳の後ろは青くなって大喜び

 

雪庇にツララが下がっていて、ひと月前の民家と変わらない景色

 

融雪のエネルギーは凄い

 

この斜度は、やはりスキーが大変お疲れ様でした

 

■10:10 白老岳頂上

 

支笏湖も望めているけど霞がかかる春天気で写真ではイマイチ

 

尻別岳と羊蹄山も、、見えてはいるけど裾野だけ・・

 

気温が高いので、

風が少し強くても45分も滞在の頂上でした。

(飯も食べずにね)

 

■10:55 下山

 

頂上からは一度滑って登り返しが少しあるけれど、

ツボでも歩ける季節は楽である

 

美しい稜線

 

上空は予報通り快晴に

 

■11:30 北白老岳(945m)

 

この時期の白老岳「「いいね

 

やはり、写真撮りまくり

 

パノラマ西

 

パノラマ北東

 

■11:55 下山

■12:35 入山口

 

昨日は、カムカムエヴリィバディの最終回

半年間本当に和ませてもらいました

昭和が平成、令和となっても朝の連ドラは欠かしません。

 

ということで、これからも日向の道を歩いて坂の上の雲に

思いを馳せてまいりましょう

 

6分にも及ぶ動画はルイアームストロングの曲が長いのだから

しょうがありません。

山ボードに合いもしない曲だけど、今期もあと僅かだから許してね

22/04/09『白老岳BC』[5:58]

 

また来週

 

 

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22/04/02『浜益岳BC』

2022-04-02 | バックカントリー

4月に入りました寒の戻りの週末、

@日本海、浜益10名山の「浜益御殿(1,038m)~浜益岳(1,257m)」からの

登山&BC報告です

 

積丹半島まで望めま~す

 

久し振りに土日の予報がともに良いので、土曜日の山行としました。

全国的に寒さが戻ったうえに北海道では積雪となった地域が多くありました。

この増毛山地にも標高の低いところで2~3cmの雪が覆い、1,000mを超える

ところは概ね20cmの積雪があったため、山の白さが際立ってとても美しい

残雪期登山となりました

 

■7:30 幌神社横標高25mからスタート

 

雪の多かった増毛・浜益山域に、いつもの年よりも一週間ほど早く

やってきたので、ほぼ標高というか海抜ゼロから登り始める登山は

結果的に往復24km歩いたことになります。

(8時間50分、累積標高3,000m)

 

終始一貫して日本海を背にしての登りがこの季節の醍醐味

 

このシラカバの一本一本がとても美しい

 

うっすらと積もった雪に・・今回も“生き物係”全員で動物の足跡談義です

 

この足跡は何か分かるかなぁ~

 

鹿が好んで食べる木を知っていますか?Kasane先生教えてくださ~い

 

ネズミの類は足跡がちっさぁ~い

 

これがツタウルシの実なんだって、触れたら危険

 

人が一人、中で生活できるって(立ったま寝る家)いう大木

 

雲が切れてきて天気が良化してきました

 

この先が増毛山道(夏山登山道)の始まりです

 

帰りの滑りが楽しみな斜面です

 

贅沢な景色だと思いませんか?

 

この辺りまでは風もそうなく・・快適・快適・・

 

ジャン浜益岳

 

雪庇を踏み抜くとこういうことになるよ

 

そうそう、そこから前にでたらダメ

 

Motoさん画像、い~感じだぁ~ありがとうございま~す

 

浜益御殿というぐらいだから美しすぃ風景が望める場所ってことです

 

■12:00 浜益御殿 (左は「雄冬山(1,197m)」)

 

増毛~留萌の港が望めています。

 

暑寒別岳には少し雲が・・浜益岳までまいります

 

浜益岳までの下りで「滑りたい!」というので「どうぞ!」と言いましたが、はっきり言って体力有り余っています

 

ヤッホー

 

大変な上達ぶりです

 

ここからまだ距離があるよぉ~

 

と、向かった浜益岳の行く手を阻む強風が吹き荒れてきました

 

ボードごと飛ばされてもこまるので・・

 

■13:05 浜益岳頂上手前 標高1,165m地点 (ここまでで折り返し)

 

気が付くと雲が上空を覆っているわけで、

 

ボードをここまで背負ってきた甲斐なし

 

■14:05 浜益御殿

 

浜益御殿と浜益岳の間は、風強くて滑る・・どころではなかったけれど、

戻ってきた浜益御殿からは、登り返しがあってもへっちゃらで滑り降ります。

 

海に滑り降りる感覚で

 

はい、ここからの様子は動画でね

我々の後に浜益御殿に登頂して早々に下山して行った登山者のトレースが

ちょっと気になるけど、雪はこの時期としてはgood

 

220402『浜益御殿BC』[ 2:47]

 

長い長い林道も、滑って降ればす~いすぃ

 

ストック姿が板についてれっきとした“山ボーダー

 

いきものがかり調査の一環

 

■16:20 幌神社横駐車スペース

 

また来週

 

 

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22/03/27『音江山BC』

2022-03-27 | バックカントリー

3月最後の登山は、低気圧一過の晴れ天気を見込んで、北空知の山

音江山(795m)」で山スキー&山ボードでした

 

朝が雨だったことを思うと、望外のお天気回復でした(沖里河山を背に)

 

山スキー、山ボードを楽しむ低山はいくつもあるけれど、

音江山は、かなり良い斜面を擁したゲレンデを持つ山として知られています。

ただ、その素晴らしい斜面を楽しむのも厳寒期がgoodで、もうこの残雪期に

差し掛かる季節にやってくることは過去にありませんでした。

 

■8:55 音江山冬季登山取り付き口

 

朝9:00の時点ではこ~んな冴えない天気

 

でも、日本全国の日本海側の天気予報は、今日の昼過ぎにかけて一気に

回復に向かうという予報を信じて雨の中を札幌、旭川からそれぞれ出て

きたわけですが、

その甲斐はありました

 

もう、Kasaneちゃんも立派な山ボーダーです

 

この時期としては高い気温の中、汗をかきながら登っていく途中から

期待通り太陽が顔を出してきましたよ

 

最近、北海道内の里山から低山全域にアライグマの足跡が増えているのだとか・・・

 

ウサギものんびりと駆け回っておれません(この足跡はウサギですよと教えてくれたのはKasaneちゃん)

 

鳥や樹木に関する知識にはMotoさんもToshiもオーソーレミーヨです。

 

ダケカンバとシラカバの違いだって知っているようで良く知らんかったぁ~

 

くねくねしているものだけがダケカンバではない・ら・し・い

 

ちょうどいい(晴れた)時間に頂上にやってこれたのは偶然ではなくToshiさんの調整です

 

■11:35 頂上

 

無名山~沖里河山に連なる稜線が美すぃ~

 

風は強いけど、頂上の眺望としては前回の沖里河山よりも陽射しが

強い分輝いて見えます

 

遠く暑寒別岳もかすかに白く輝いておりました・・

 

■12:05 下山

 

下山(滑走)の様子もまあ期待の新人が中心でありますが、

年明けにボードを初めて、もう音江山を滑っているってだけで大したもんです

 

御腰に着けた雪団子もご愛敬

 

フラットなところをひたすらストックを漕いで進むところが“山ボード”ですよ。

 

難しい雪質に耐えて最後までよく頑張りました

 

■13:40 駐車スペース

 

Motoさん、今日もご指導有り難うございました。

いよいよ4月は日本海を望みながらのBCにKasaneちゃんを連れまわし

たいと思います。

夏場のトレーニングにとスケボー購入したそうです。

若さって凄いですね

 

それではこの日の雰囲気もYouTube で

22/03/27音江山BC[ 2:48]

 

 

 

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22/03/12『石山BC』

2022-03-12 | バックカントリー

雪山でしか“見えぬものがある..”

雪山でしか“聞こえぬ歌がある..”

 

今週も、なごりの雪山に見参

ToshiのBC報告は占冠、トマム山の南向かいの山「石山(1,079m)」と

覚えておいていたただこう(これ、眠狂四郎の台詞)

時代劇に一度は被れたことのある人は、円月殺法をご存じであろう

 

カムカム路線に行ってしまいました

後ろのトマム山は何度も見えては・隠れる・の繰り返し・・・

 

今週も“山ボーダー”を目指すKasaneちゃんを連れだして、

知る人ぞ知るBC愛好者の山「石山」に来ました!

 

今週末の天気予報は太平洋側が晴れ、道北から内陸にかけての一帯は

雪または曇りということで、あまり天気にこだわらず雪質重視で

占冠・トマム方面に向かってきましたが、やはり重く湿った雪で滑りは

今ひとつでした。

 

■8:30 石山登山取り付き口

 

我々以外の登山者はゼロ

 

取り付きからの林道にはスノーモービル跡があって楽ちん

 

陽射しがあってここまでは期待感大

 

しかし、7合目あたりで視界不良&北風の吹きおろし

 

頂上まであと少し・・のあたりで少し空気感に変化が

 

頂上から南に延びる稜線が姿を現してきましたよ

 

も少し光が欲しいなぁ~

 

頂上に育っている雪庇の大きさはどうであろうか?

 

なかなかのものだね

 

西に回り込んで庇を回避

 

■10:40 石山 頂上

 

まあトマム山、リゾートも眺められたし・・

 

めでたし・・です。

■10:55 下山

 

120mほど登り返して誰も居ないゲレンデを楽しんだけれども、

標高を下げるにしたがって雪が重い・・

・・だけでなく、いつものストック漕ぎでも進まないので、

ツボでてくてくの図

 

■12:35 取り付き口駐車スペース

 

この扱いにくい雪に何とか対応して降りたKasaneちゃんの上達ぶり

にはMotoさんと二人驚かされました

沢山転んだぶんだけ上手くなるでしょう

 

いよいよ3月も後半に差し掛かる来週以降はいよいよ日本海側の

山域でしょうか

 

それでは、山スキー・山ボードの様子は今週もYouTubeで

22/03/12『石山BC』[ 3:38]

 

BGMにはノークレーム・ノーリターンでお願いします

(あ~あの頃のテレビが一番面白かったなぁ~)

 

それから、

2016年の3月に“ミニ山の会”で歩いた石山から南に連なる

稜線歩きの様子をこちらでご紹介しましょう。

偏西風が育てたみごとな“雪庇百景”です

また来週

 

 

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22/03/05『沖里河山BC』

2022-03-05 | バックカントリー

今年のBCシーズンも厳冬期から春山シーズンに変わってこようか、

という3月初めの山ボードは「沖里河山(802m)」でした

 

バック写真左の音江山(795m)、そして高曇りの下、暑寒別岳(1,491m)が望めているよ

 

寒さはそれほどでもない2月でしたが、雪の多い札幌均衡の街の

除雪、排雪が進まないことのブーイングは凄いですね。

皆さんの地域の今季の積雪はどうでしょうか?

 

さて、今日は2週間前から深川の沖里河山(802m)に登ることを

企てていましたが、午後からは荒れるという天気予報を見て

回避するかどうか考えましたが、やってきて正解でした

 

■8:55 音江連山イルムケップスカイライン入口

 

Motoさんには毎週お付き合いいただいていますが、

今回の企てにはKasaneちゃんも参加です

Kasaneちゃん、前回の美唄483ピークで挑戦した“山ボード”が随分と

楽しかったらしく、近くのスキー場でナイター練習をしていると

言います。

偉い

 

スカイラインは、夏場は沖里河山のほぼ頂上まで車で行ける観光ルート

 

このような熱心なボード新人が居るとオジサン・・というか初老の

Toshiとしても応援せずにはおれません

 

沖里河山の頂上は音江連山の一番北側で分かりやすい

 

登りのルートはスキー場跡のリフト直下を行きます

 

旧深川スキー場に関する2006年2月のブログ(他人のですけど)を見つけました

 

山スキー、山ボードということでは、Kasaneちゃんの住む旭川と

札幌の中間ということで音江山が良いのですが、

今日はKasaneちゃんの上達ぶりをみるため、旧深川スキー場の

コースだったお隣の沖里河山を選びました。

 

視界の効くうちに・・といったん記念撮影

 

なんと、大雪山が望めただよ

 

アウターを新調したそうです

 

沖里河山までの片道は3.8kあるのでMotoさんのスキーに助けられます

 

頂上まであと僅かの白樺林が綺麗です

 

そして頂上直下、最後の一登り

 

ここを越えると・・の最後に雪庇がせり出しています

 

ということで、途中から、これも予報通り風がマックス強くなって

きた頂上にとぉ~ちゃこです

 

■11:15 沖里河山頂上

 

 

意外にも視界の効く頂上で三人それぞれ感嘆の声を挙げました

ヤッター

 

でも、寒むそーやね

 

気温はそれほど低くないので耐えられますが、カメラを撮る手は

冷たいなぁ~

でも、

音江連山が続く稜線の先(南東の方角)が明るいよ、、、

 

なんと、見えるのは夕張岳だってば

 

音江山の後ろの樺戸山地にだってピンネシリが望めるし

 

何回も三回も言うようだけれども、暑寒別岳だってほら(ディスイズ石狩川)

 

米どころ深川の肥沃な大地は、冬の季節に貯められた暑寒別岳からの

雪解水で支えられておるのですよ(雨竜米も試してね)

 

神居山(カムイスキーリンクス)もアップします

 

■11:35 下山

 

これだけ画像をアップ出来たらもうこの時点で大満足

ボーダーとしての面目躍如です

 

後は、

教官として指導に励むToshiさんでした

 

■13:00 登山口

 

あ~楽しかった

というのが三人口を揃えての感想

今どき珍しい頑張り屋さんは今日、立派な“ボーダー”になりました

(ストック持って緩斜面を漕ぐこれが正統な山ボードのスタイルです)

 

22/03/05『沖里河山BC』[ 2:30]

 

 

 

 

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22/02/26『BC前十勝岳』

2022-02-26 | バックカントリー

2月最後の登山は、晴れ予報を頼りに十勝岳連峰「前十勝岳(1,736m)」からのBC報告です

 

登り始めに覆っていた雲が抜けて絶好のBC日和に・・・

 

好天予報の週末土曜日は十勝岳連峰と決めていました

北海道内は低気圧が去って気温が上がる予報なので、低山よりは

むしろ1,500mを超える山が狙い目だと踏んでいましたが、

目論み通り張り付いていた雲が抜け、青空が広がりました

ただし風が強い一日で、前十勝岳の頂上まではボードを上げる

ことが出来ませんでした。

(来るたびに噴煙が大きくなる前十勝岳です)

 

■7:55 白銀荘駐車スペース

 

2月ともなると三段山の雪もMAX深くなっているような・・

 

樹林帯を抜けて振り向くと、富良野岳上空から明るくなってきている・・綺麗だ

 

十勝岳、前十勝岳方向ももう少し・・

 

うっ、三段山にはもう雲が無い

 

今週も先行者のトレースで楽ちんさせてもらっています

 

ガリガリ斜面と吹き溜まりとがハッキリとしてきました

 

この辺りシュカブラです

 

風が強くなってきました

 

シールが効かななくなるガリガリ斜面には爪のあるスノーシューが登りやすい。

 

だがしかし、ボードを背負っている人は飛ばされそうな風速です(奥は噴煙)

 

■10:10 標高1,677m地点

 

標高を下げた、、幾分風下のゲレンデでから降りるとしましょう

 

■10:55 標高1,656地点 下山 滑走開始

 

本日の登りはここまで

下りは、

楽しそうな写真

 

実際に楽しい斜面

 

油断していないけど、この後石に引っかかって転びます

 

見納め、撮り納めの前十勝岳

 

満足満足・・

 

楽園です

 

■11:35 白銀荘駐車スペース

 

ということで、

風が強くて体感温度はそれなりだけど、比較的高い気温の今日は

Goproが止まらず活躍してくれたので動画編集でも楽しみました

とさっ

 

22/02/26『BC前十勝岳』[4:09]

 

また来週

 

 

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22/02/19『長尾山BC』

2022-02-19 | バックカントリー

定山渓から登る山には申し訳ないけど...

天気予報がパッとしないときには近場で遊ぶ方がよい

というのでやってきた千尺高地で思いもよらない好天に遭遇して

楽しんできた「長尾山(1,211m)」からのBC報告です

 

予報がハズレて上出来の天気に

 

あいも変わらず毎週登っています。

しかし、北海道中に晴れマークの期待できないときはあるもので、

そんなとき、めがけてくるのが定山渓元山から登るいくつかの山

であります

 

ただ、札幌近郊の山は、当然ながら登山客(主に山スキー屋さん)が

多く、土日は寄り合いになります。

それでも今年は雪質が良いので滑りは十分に楽しめます。

 

■8:00 元山冬季登山口駐車スペース

 

登り始めは冴えない雪降り天気だったけど陽光は力強い

 

胡桃沢ルート、毎週踏み固められた軌道敷がありがたい

 

なんか期待できそう

 

明るさが増してきましてね..

 

少なくとも定天はこのとぉ~り

 

青さまで増してきたし

 

どうですか?このゲレンデは

 

スマホの画面などではなかなか伝わりませんよね。

 

札幌市内の天気も悪くなさそう

 

それにしても、先行者のトレースに楽をさせていただきました

 

この後、余市岳も登場します。

 

嗚呼、樹氷が美し過ぎる

 

■10:15 千尺高地

 

なんと、羊蹄山も望めました まじか

 

でも、無意根山の頂上の雲は切れなかった・・

 

北方向は、石狩湾の先の厚田まで望めました(右端)

 

長尾山を目指します

 

ここからはトレースなし

 

眺めがいいのはここからで、そう、余市岳も出てきたし

 

やっぱり猛々しい定山渓天狗岳と手前のゲレンデが垂涎です。

 

長尾山のような冬の坊主山もわるくないです。

 

■11:05 長尾山

 

■11:15 下山

■12:05 千尺高地滑走

 

長尾山に一番乗りで辿り着いたものの、

その後千尺高地に戻ると団体さんがガイドさんに導かれて

一斉に滑り下っていたので、ゲレンデが少し荒れてしまいましたが、、

山は個人のものではないのでブー垂れてはいけない

登りのトレースは誰のお陰であるか?

 

そうでしたそうでした

人生楽ありゃ雲あるさ

 

それでは千尺高地からの滑りを拙YouTube で

22/02/19『長尾山BC』[ 3:58]

 

■12:35 駐車スペース

 

昨年3月20日、日本海側の気象性向が春型に変わったときに

長尾山の先の無意根山(1,464m)を滑っていたのでした、、

その時の報告はこちらです。

景色はともかく雪質は今(2月)が最高

 

また来週

 

 

 

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コメント (4)
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