“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/04/13『暑寒別岳BC』

2024-04-13 | バックカントリー

先週に続いて、増毛山地を北上

今年も道道546号暑寒別公園線開通に合わせて暑寒別岳(1,492m)で山スキー&山ボードです

 

頂上の標柱も立派になり、BC客もずいぶんと増えている感のある暑寒別岳です

 

春山といってもまだまだ白い景色を紹介するため、Toshiのブログのバナーはまだしばらく

冬山仕様(水色)のままです

しかし、どうでしょう?今期の山スキー&山ボードは、このままの気温が続くとあっと言う間に

店仕舞いとなりそうです

 

今日は、春山スキーを待望していた老若男女が一気に訪れたため、朝6時には暑寒荘に着いた

我々も駐車場に車を止められず、400m手前の道脇に路駐となりました

 

今日も一日晴れ予報の増毛山地上空の青

 

取り付き地点が暑寒荘よりずっと後方なので、ほぼ夏山登山道を歩くわれら・です

 

なので、帰りは“登り返し”が多くなるのは致し方なし

 

ここも帰りは登り返し

 

それにしてもMotoさんは、肢が長いうえにスキーなのでToshiのスノーシュー幅と倍ぐらいストライドです

 

雪解けが進み、来週末にはもっと黒が目立つようになる西方の雪壁を仰いで

 

ときに、見下ろす東の信砂岳~恵岱岳あたりが雲海状態で美しい

 

Toshiは、眺めの良いアングルから暑寒別岳を押さえたくて夏道を歩きました

 

一度あの尾根を登りたいものです

 

ここを過ぎると最後の登り(標高差250m)が待っています

 

この斜面を、グレートトラバースであの田中陽希もヒーヒー言いながら登っていましたね

 

Motoさんは、最近始めたランニングの成果がこの登りで発揮されたとのこと・・(今年はフルマラソンに挑戦です

 

それは、いつも一緒に歩いているToshiから観ても“疑いなし”です

 

驚きの"seventy years old"

 

頂上と標高差の無いここだけハイ松が顔を出していてツボ歩き・・

 

ヤッパリだ恵岱岳から雨竜沼湿原にかけてが雲海状態で最高

 

ただ、頂上に人が多いのは晴れ予報雪解けが進み、来週以降景色が変わる?道道546号線開通初日、だからなのか

 

ということで、頂上とうちゃこ

 

中央に浜益岳(先週は浜益岳を真裏から眺めたわけ)とMotoさんの右に雄冬山

 

こっちは左に奥徳富岳、右に群別岳

 

パノラマのMotoさんの後ろは雲海の雨竜沼湿原と中央に南暑寒岳

 

湿原をアップに

 

最後に「気温が高すぎてスキーが滑らな~い」「肢がパンパンだあ~」とお嘆きのMotoさん

 

そうです、

先週も今週も、下界は20℃にもなるという高温続きと黄砂の影響で

滑りは“今3”ぐらいですが、

とにかく全道中の天気が4週に渡って続いています。

この分だと山スキー&山ボードシーズンもあと2回ほどでしょうか?

 

また来週も白い景色にお付き合いくださ~い

 

 

24/04/13『暑寒別岳BC』[3:48]

 

 

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24/04/07『浜益御殿BC』

2024-04-07 | バックカントリー

今日も山で遊んでいます

昨日に引き続いて、まだまだ白い雪山登山報告を日本海側から

浜益の山浜益御殿(1,038m)」から山スキー&山ボード報告です

連日の疲れも見せず(いや、疲れてますが)、暑寒別岳をバックに余裕の三人です

 

昨日のフレ岳下山後は、鈍亀ランナーズ御用達の炉端焼き『かーにばる』で、

美味しいビールを飲みました。

暑かったせいで美味しかったのは生ビールだけではなく、焼き物、天ぷら、

すべてが満足のカーニバル(祭り)でした

 

一夜明けて、

日曜日もまた雪のある景色の中を歩く三人

昨日の暑さで雪融けが一気に進んだ浜益「幌」の登山口[7:30]から・・

 

天気は、昨日も今日も、この三週間ずぅ~っと晴れが続く北海道・・・

 

長い林道の終わりはまだこの先だけど、浜益岳が望めるところまでやってこれた

 

林の奥には浜益10名山の秀峰「浜益岳(1,257m)」が近づいています

 

大きな壁のように眼前に迫る浜益岳

 

少し長い登り返しがあるのがこのコースの定期アルバイト(このあたりから一人スノーシューのToshiが苦戦

 

登山道(増毛山道)に入ってからは距離がない替りに標高が上げられて見晴らし良くなってくる

 

空に雲がかからない景色が2日間続くって凄い

 

その2日間のクライマックスももうすぐこの先です

 

雄冬山(1,197m)が間近に感じられます

 

振り向くと、

朝から10℃近くにもなる今日は、海の向こうに見えるはずの積丹半島の峰々は残念ながら霞んでます

 

右には一貫して「浜益岳」が鎮座しています

 

まだまだ白い増毛山地、浜益の山群のパノラマです

 

気温は高いけど風が強い・・

 

下りは向かい風になるので、この辺りは押し戻されそう・・

 

浜益御殿のピークに到達

 

年がら年中雲の多い雄冬山にも、今日ばかりは雲は無し

 

暑寒別岳にもまったくなし

 

最後に、その暑寒別岳はアップで

 

登りと景色が変わるほどの融雪状態のとき、スキー&スノボは滑らんなぁ~

 

なんとなんと、この春山シーズン4月の日曜日だというのに、

今日、この山域にBCで上り下りしていたご同輩は「ゼロ

この、時ならぬ高温を見越して「滑るには向かない天気」であると・どれだけの

人が考えてBCを回避したものか?よく分かりません

 

いずれにしても、昨日も今日も、我々だけの貸し切り登山を思いっきり

楽しめたということで、それはそれはラッキーな2日間でした。

Takさん夏と言わず、また近いうちに北海道に疲れにきてください

また来週も拙ブログでお会いしましょう

 

24/04/07『浜益御殿BC』[ 4:15]

 

 

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24/03/24『三段山BC』

2024-03-24 | バックカントリー

3月下旬、十勝岳連峰の上空に雲は無いと確信して、

やって来ました三段山(1,748m)で山ボード&山スキーです

 

三段山ピークから「富良野岳(1,912m)」を望んで

 

今日は、とにかく一番に晴れる山域を目指して、十勝岳連峰の違う山に登る予定でしたが、

登山道に向かう道が3月31日まで閉鎖されているため、吹上温泉に向かうことにしました

 

早朝、富良野の某所から撮影した夕張山地の秀峰を写真に収めて・・

 

予想通り、富良野岳、そして白銀荘駐車スペースにBC客の車が少なくなりました

 

それは、所謂パウダースノーを楽しめる季節を過ぎたためです

 

バックカントリーなんて言う“滑り”を第一に楽しむ目的で山に入る人達のシーズンピークは過ぎても、

 

昔ながらの山スキーや山ボードを志向する私くしどもは、むしろこれからの季節がハイシーズンです

 

山のピークを目指すことを一番に考えると、今日のように雪が締まってツボ足でも登れる環境がよい

 

まだ、2023-2024冬~春のシーズンの途中だけれど、これだけの晴れ天気は今期一番と言って良いのでは

 

朝、不思議なくらい前十勝岳の噴煙が少ないので、十勝岳までの稜線がクッキリ

 

表大雪も旭岳を中心に雲一つなく輝いている・・

 

これまでになく短時間で三段山ピークから続く稜線上に到達し、三峰山~富良野岳の絶景が目に飛び込んできた

 

噴煙が上がり始めた前十勝岳を見下ろす標高に、Motoさんも間もなくとうちゃこ

 

頂上の上の太陽にかかる不思議な雲

 

写真が傾いているのではなく、三段山の標柱が傾いているのです

 

カミホロカメットク山も白い冬の景色のままで美しい

 

富良野岳の先の夕張山地が一望ってわけには行かないのがちょっと残念・・

 

今日の環境であれば、この先を登り返してアイゼン付ければカミホロまで行けそう

 

さ、頂上からの景色を十分堪能した後は降りましょう

 

それでは、下りはショボ動画にお付き合いください

 

また来週

 

24/03/24『三段山BC』[ 3:07]

 

オマケは帰りの車道脇からの写真をどうぞ

 

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24/03/16『中岳BC』

2024-03-16 | バックカントリー

3月というのに寒さがぶり返し20cm以上の積雪があった札幌近郊、全道的に晴れ予報の今日は、

無意根山のお隣の中岳(1,387m)で山ボード&山スキーです

 

ぎりぎりのラインに雲がたなびいていますが、視界は良好バックは尻別岳→羊蹄山→ニセコ連峰・です

 

今週もまだ“春山”ではなく“冬山”仕様といってよいでしょう

というのも、「2024年の冬は小雪だった」と公表されてからの寒さと、降雪が

意外と長く続いているので、景色は相変わらず冬なのです

 

20cmは新たに降ったと思われる中岳へ向かう林道・・

 

先は長いけど、写真はいつも通りバンバン撮影します

 

片道9kmにも及ぶ“冬山仕様”の登りはけっこうキツイ

 

途中、巨木に宿り木を発見、100年先にはどんな姿になるんだろう?

 

こいつ(右の木)もそうだけど、幹が細いので大した大きさには成長しないだろうね

 

雲がだんだん高くなってきて定山渓天狗岳が存在感を増してきました

 

まだまだ白い岩壁が天狗の南西に輝いている・・

 

ここも一座に数えてね丹沢山(1,052m)」を過ぎると中岳までは2km

 

天気は上々、中岳と無意根山の裾あたりが望めて来た

 

振り向くと、東(札幌岳方向)の見晴らしの方がよい

 

南の喜茂別岳方向にはまだ少し雲が覆っている

 

北方向の「無意根山(1,460m)」の大きさを眺めるために登ってきたようなものだっ

 

中岳もしっかりと見えてきた

 

中岳頂上に陽射しが当たり美しい

 

頂上が見えてからが意外と長いのよねぇ~中岳は

 

雲がぜえ~んぶ消え去って欲しいけど・・

 

雲のカーテンが行ったり来たりも悪くない

 

今年も“ゴジラ岩”の先に望めた羊蹄山

 

ここまで望めたらGOOD

 

Motoさんも頂上までスキーを上げて後は降るだけお疲れ様です

 

360℃の絶景が広がる中岳頂上にとぉ~うちゃこ

 

三脚伸ばしてもToshiの後ろの余市岳(1,488m)が隠れてしまうのでこのポーズ

 

最後にもう一度「羊蹄山」と「ニセコ連峰」をパノラマで眺めてください

 

 

はい、

中岳頂上からの大滑走をGoproで押さえたつもりが、後で見ると飛んでいました

なので、このルートの持ち味でもある「無意根山をバックに」の巻を動画にしてお別れしましょう

また来週

 

24/03/16『中岳BC』[ 3:53]

 

 

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24/03/09『恵岱岳BC』

2024-03-09 | バックカントリー

3月に入り、日本海側に晴れマークか出始めたことを受けてやってきたのは、

昨年は道道の閉鎖で登れなかった北竜町の山恵岱岳-えたいだけ-(1,060m)

山スキー&山ボードです

 

暑寒別岳から流れる恵岱別川の対岸に「信砂岳(927m)」の東に延びる稜線を眺めて

 

恵岱岳は、北空知の雨竜町と北竜町の境にあり、増毛町とも隣接する

増毛山地の東に位置する山です

 

昨年、残雪期に登った「暑寒別岳(1,491m)」の頂上から東の方向を見下ろすと、

そこには雨竜沼湿原(標高およそ850m)が広がっています。

恵岱岳は、その湿原の北側に眺められるちょっと変わった1,000m峰です

 

昨年(2023)5月13日、暑寒別岳頂上から見下ろす東方の景色に「恵岱岳」(Toshiの頭の上あたり)あり

 

どう変わっているかというと、雨竜沼湿原側からみると「山とも言えない、小高い平原の延長」

程度にしか見えないのに、北東側から仰ぎ見ると、

壁のように立ちはだかって存在感ある山、それが「恵岱岳」です(8:00、峠の途中で車を降りて撮影

 

増毛に向かう道道増毛稲田線の上り口(標高およそ330m地点)からスタート

 

スタートから2.5kmはまったく標高を稼げない恵岱別川沿いの林道歩き・・

 

途中からは、いったん上げた標高を下げて川へ降り、標高280mの地点からが本格的な登りとなる

 

まだまだ雪はたっぷりとあってスノーブリッジは強固です

 

今朝の気温は雨竜の途中でマイナス15℃、安定して寒いので雪崩の心配はなさそう

 

しかし、緩むと危険なルートは適時判断して回避せねば・・です

 

10年も前は、よっぽど物好きな登山者以外に入山者の居なかった恵岱岳・・

 

今では、大阪ナンバーの車も見かけて先行者は10人以上

 

お陰で、雪漕ぎい・ら・ずで助かります(すでに頂上の北側に延びる雪庇が間近に

 

しかし、雪漕ぎも山ボードの楽しみの一つなので、できればひっそりとした山であり続けて欲しかった

 

最近は、スプリットボードが7割を超えて、(Toshiの観察では・・)

 

重たいボードを背負って登る山ボーダーは近く“化石”になるかもね?

 

早朝の天気が怪しくなり..、上空には雲が立ち込めてきました

 

頂上直下の登りはスキーでも大変そうです

 

はい、ピークが分かりづらい恵岱岳頂上にと~うちゃこ

 

前面は切れ落ちていて、背中は平原に近いフラットなピークです

 

三脚を持ち上げると高度感を伝えられるかなぁ~

 

ま、これだけ眺められれば大満足です

 

それでは、下りはいつものショボ動画

BGMは、アンドレギャニオンの静かな曲の調べに乗せて

 

24/03/09『恵岱岳BC』[ 4:02]

 

また来週

 

オマケは、帰りの車中から撮影した十勝連峰の白い峰々

 

 

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24/02/24『長尾山BC』

2024-02-24 | バックカントリー

まだまだ冬は終わりません!と、北海道の2月を春とは言わせない冬将軍が

舞い戻った三連休中日の今日は、定山渓元山から登る長尾山(1,211m)

山スキー&山ボードです

 

長尾山から望む「無意根山(1,460m)」を背に・・・ 

 

札幌の積雪は、2日間で60cmは降ったと思われます

が、それはToshiの住んでいる豊平区から白石区界隈の感覚で、札幌全域といった

感覚ではありません。

いや、Motoさんの住む西区、手稲区あたりも同様とのこと...

 

これだけ一気に降ると、二人だけで分け入るようなマイナーな山域は、ラッセルが

半端ないと予想されるので回避

先行者のトレースが期待できる安直な登山を目指すことにした今週末であります

 

元山へ向かう途中で、思いがけず定山渓天狗岳の男らしい雄姿が目に飛び込んできたので撮影

 

その定天は、登山開始後もギザギザの山肌を披露し続けてくれたので、より冬山登山っぽい景色になります

 

向かう千尺高地の北斜面のゲレンデにどれだけ積雪があったものか・・(札幌市内の積雪を考えるとどんだけ?)

 

ところがところが、この定山渓の奥エリアはほとんど積雪が無かったようで、

 

踏み固められたトレースがそのままなので、スノーシューがまったく沈まず楽チンです(余市岳がクッキリ

 

ま、この2~3日の積雪が少なかったとはいえ、前回よりも数段多くなった雪で低木がずいぶんと消えました

 

こんな青空が広がる山行になるなんて、まったく期待していませんでした

 

このあたり、けっこう急斜面なんだけどなかなか伝えられません

 

マイナス8℃ぐらいには下がっているけれど太陽の輻射熱で暖かい

 

余市岳は札幌周辺で№1の高峰、その隣に朝里岳~白井岳と続く・・・

 

素晴らしいの一言

 

ここを越えると無意根山、長尾山が望めます

 

とにかく今日の晴れを良いことに..、写真は沢山アップしまっす

 

千尺高地へ向かうトレースを横目に・・

 

トレースのない無垢の雪原を歩きます

 

長尾山の北斜面も惚れ惚れするようなよい北斜面です

 

連なる雪庇の後ろには無意根山(札幌近郊の№2の高峰)が望めてきました

 

冬山登山の醍醐味は

 

この陰影の濃さにあります

 

どうですかこの樹氷の美しいこと・・

 

青い空に映える白樺樹氷

 

そこを抜けると・・・

 

長尾山ピース、いやピークです

 

定山渓天狗岳がこう望めるか?という景色です

 

次は春スキー&ボードで無意根山まで参りましょう(今日以上に天気の良かった21/03/20「無意根山BC」

 

余市岳方向から天気が崩れ始めましたのでこの辺りで・・

 

せっかくなので、

千尺高地からの滑りも備忘録画程度に挿入さしてもらいます

明日はニョロニョロお楽しみに

 

24/02/24『長尾山BC』[ 2:06]

 

 

 

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24/02/17『前十勝岳BC』

2024-02-17 | バックカントリー

昨日のタケノコ山下山後に上富良野入りした3人が次に登り下りしたのは、

十勝岳連峰の山「前十勝岳」です

 

美瑛富士、美瑛岳の美しいフォルムを背に

 

土曜日の一泊ではなく、金曜日の宿泊だというのに白銀荘はすでに予約でいっぱい

理由は他ならぬ外国人客の増加であることは、駐車場で顔を合わせるBC客の多さ

から窺い知ることができます。

 

十勝岳、三段山、ともにまだ朝のこの時間は雲に覆われておりましたが・・・

 

先に三段山から雲が無くなりだして・・・

 

富良野岳の輪郭は、今が一番美しい状態と感じます

 

雄大な大雪山の冬の姿もまた、夏期に増して美しい

 

富良野の盆地、雪がある時期ならではの広大感(南富良野から上富良野までの4町の長さは町として全国一の広さを誇る

 

頂上まであと少しのところまで標高を上げて、、

 

最短で裏側のゲレンデに回り込む予定が・・

 

積雪が少ないことと、地熱で溶けてしまっている斜面にスキーを脱いでのアルバイト(凡そ30分のトラバース)

 

気が付くと、、天気は良いのだけれど雲が二層になって、上空が真っ白に・・・

 

最後のひと登りで、ほぼ頂上直下までたどり着いてからご褒美の滑走となります

 

美瑛岳は変わらずに美しい南壁を現しています

 

それでは、ここからの滑走の様子もショボ動画

深く重い雪からウエハース状にからまる雪面、途中に堪えられないパウダーが

あって、最後はちょいと石が隠れていてボードがやられましたが、

なんとも贅沢な下りを楽しんでの下山となりました

 

白銀荘の駐車スペースには、過去にみたこともないほど車が止まっていて、

そのうちの半分以上が外国人BC客と思われます。

 

この二日間、外国人が近くに居ても通訳をしてくれるTakさんが側に居て

くれたので、なんとも心強かったです

 

それでは、また来週

 

24/02/17『前十勝岳BC』[ 3:37]

 

最後は、帰りに千望峠で振り向いたときの十勝岳連峰の画像で~す

 

 

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24/02/16『タケノコ山BC』

2024-02-16 | バックカントリー

2月も折り返し、そして雪山シーズンも半分を過ぎたところでやってきたのは、

南富良野、幾寅にあるBC好きが集まる山「タケノコ山」で山スキー&山ボードです

 

左に落合岳、右にトマム山(先週の石山はその後ろ)をバックに撮影

 

最近はどの山域にも、そして何処の山にも、外国人BC客が多く見られます。

この日もタケノコ山に取りつく林道脇の駐車スペースには、2台の大型車両が

止まっていて、これから団体で入山するらしい

 

毎冬の登山取り付き口よりも500mほど手前の林道脇スタート

 

2~3日前の暖気の後に寒さが戻って、多少雪が降り積もったお陰で美しい樹林帯歩き・・

 

標高を上げてからも、さらに晴天が続くタケノコ山最後のアプローチ

 

外国人BC客8人が踏んだトレースのお陰で、ほぼ頂上近くまでラッセルなしの贅沢登山

 

もう、この雪庇を過ぎると頂上はすぐこの先です

 

お陰様で、視界は思いの外良好

外国人BC客は頂上に向かわずに一度途中のラインを滑り降りているので、頂上は我ら独り占めで四周を見渡せます

 

はい

それでは下りの滑りは、いつものショボ動画でね

数年ぶりに北海道に訪れたTakさんの滑りと、すっかり新雪の滑りも自分のものにしている

Motoさんとの三人滑走の様子をお伝えする動画は、明日の前十勝岳の前哨戦です

 

24/02/16『タケノコ山BC』[ 2:10]

 

本日の締めくくりは、上富良野フラヌイ温泉宿泊部屋での乾杯画像です

 

また、明日の報告もお楽しみに

 

 

 

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24/02/10『石山BC』

2024-02-10 | バックカントリー

2月、札幌では雪まつりが開催される最中、晴れている山域を目指してトマムエリアの

石山(1,075m)で山スキー&山ボードです

 

陽射しがたっぷりと注いで青空も広がった石山ピーク

 

札幌を5:30に出発して⇒下道274号線穂別を過ぎて日高へ向かう途中、

左折して占冠へ抜ける道道610号「占冠穂別線」は未だに不通が続いてました

日高経由になったためおよそ予定より20分余計にかかってトマムの石山登山取り付き

地点の駐車スペースに着きました

 

土曜日の朝、8:35分のスタート時点に先行者なし

 

標高を上げると望めるのはトマムリゾートのゲレンデに大昔宿泊したタワー(4棟)

 

出始めは明確なトレース有で楽ちん頂上が望める標高にきてスノーシューが沈んでよいトレーニング

 

頂上にかかる雲は視界に影響なし

 

雪庇が待ち受ける頂上直下の雪も良質です

 

Toshiさんのサングラス越しに見える頂上の景色

 

残雪期にかけてさらに巨大化する名物の石山雪庇

 

頂上とうちゃこ11時(後続の外国人BC客6名が来る前に記念撮影だってば)I can,t speak English

 

12時過ぎには下山して帰路につきました。

それにしても、

穂別は鹿が多い

国道の脇から雌鹿が今にも飛び出しそうな態勢で道路の反対側を伺っていたので

慌ててブレーキ

よく見ると、その後ろには六頭も同じく飛び出そうと尻を並べている・・・

 

止めてくださいよぉ~、昨日、函館からの帰りのJR列車が鹿をはねて

90分も遅れて帰宅したのだって周りはいい迷惑です

むやみやたらに飛び出すなって

 

明日は北広でまた歩くスキーで~す

 

 

24/02/10『石山BC』2:52

 

 

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24/01/27『850峰BC』

2024-01-27 | バックカントリー

1月も下旬となった土曜日も、やはり天気予報に誘われて

大夕張“シューパロ湖”畔から登る山「850峰」を選んで滑ってきました

 

下山時刻になり、シューパロ湖の後ろに聳える「夕張岳」がさらに白く輝いていました

 

この日の天気予報で晴れマークが付いている山域は、太平洋側の室蘭あたりだけ・・

そんなに遠くまで車を走らせてその予報に掛けるつもりは毛頭ありません

 

しからば、近場で雪が楽しめる場所といって頭に浮かんだのは、シューパロ湖を

眺め降ろして滑る「850峰」です。

 

今日一日、姿をいくつも変える「夕張岳(1,668m)」を楽しめました

 

8:30登山開始...、登りはじめて数分後の夕張岳、上出来です

 

植林の間を抜けながら30分経過..、標高を130m上げるとこの景色です

 

振り向き振り向き・なので、なかなか前に進んでいかんでぇ~

 

緩慢な林道歩き・・この辺りの帰りの滑りは多少登り返しているのでストックが必要

 

ヤレヤレ、2kmほどの林道歩きはスノーシューが沈んでなかなか体力を使いました~

 

雪面の輝き、キラキラががわかるでしょうか

 

青空の下、イー雪が積もっています

 

ここを過ぎると頂上までの急登です

 

この辺りは日当たり良好で多少クラストしています

 

頂上まであと少し、樹氷がとっても美しい

 

そして、ピークにとうちゃこ

 

厳冬期の夕張山地を一望素晴らしい景色です

 

ご縁があってご一緒したTさんと記念撮影(Tさんの滑りはこの後の動画に登場します

 

天気がよいと冬山の印象が100倍変わります

 

はい、下山の雰囲気は動画でお伝えしましょう

その後に上げる写真は、「夕張岳100景」

下山して、帰路の途中に湖畔に車を何度も止めて、その雄姿の追っかけをしました。

我が故郷の山「夕張岳」は、また残雪期に登りたいものです

 

来週は登山はお休みで、同じ山でも「白旗山」で行われる歩くスキーマラソンに

参加しまっす

 

24/01/27『BC850峰』[3:15]

 

夕張岳100景色

 

 

 

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