“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/12/21『長官山』

2024-12-21 | 1道央の山

2024年もあと少し...、

冬至を迎えた週末の土曜日は、馬追(マオイ)丘陵の長官山(252m)」でした

 

今日は1月並みに寒くて寒くて、カメラも度々ストライキでしたぁ~

 

今年の12月は、前回もお伝えのように

雪の多い山域と少ない山域が分かれていて、多いところでは1mを

優に超え、もうBCモードと言ってもよいのだけれど・・

ただ、日本海側の天気が安定せず、積雪の多い山域までわざわざ車で走って

行くのはまだ早いだろうと考えて、比較的雪の少ないエリアでスノーシュー

登山ないしツボ足で歩けるところ・という企てから

何年かぶりに馬追丘陵を歩くことにしました

 

結果はとっても新鮮で快適な雪山ハイクを楽しむことができ、

選んだことに満足の一日でした

 

長沼にある「馬追の名水」登山口からスタートです

 

札幌近郊に住む登山好きが、月~金のウィークデーにも体力維持増進のため登り下りする登山道は、

今日も踏み固められていてスノーシューいらずでした

 

自衛隊の敷地内に足を向けさせないため、この林道下を潜り抜けるのもまたアクセント

 

雪がちょうどよく樹木と登山道を覆い隠してくれて美しい

 

トドマツ、エゾマツの針葉樹林だけでなくイタヤカエデやニレ、ハリギリ、クルミといった広葉樹も豊かな馬追丘陵

 

瀞台(272m)から眺める西の方向の景色も悪くないけど、もう少し時間が進むともっと良くなる気配

 

馬追温泉は、いつ頃まで営業されていたものか・・ただの一度も入ったことのない3人です

 

そうこうして長官山にとうちゃこしたときには片道7km弱..けっこうな距離でした

 

肉眼ではもう少し札幌の山並みが綺麗に望めた長官山でした

 

OKazuさんも、北広から近いこの丘陵をけっこう気に入ってくれたようで良かった

 

夕張方向Motoさんの目の前にToshiの故郷「冷水山

 

ここにも“ツルウメモドキ”が

 

帰りも、途中ショートカットしながらツボ足の雪の感覚を楽しみます

 

木漏れ陽が射して美しい登山道

 

夏には望めない、木々の間から冷水山の奥に「夕張岳」が

 

陽が射す下りも気温はマイナス6℃のまま・・

 

最後は、登りのときに見つけたスズメバチの空き家をもらい受けて帰ります

 

立派なオブジェですね

 

今日は、登りも下りも瀞台にあった温度計でマイナス5~6℃

陽射しがあっても頬が引きつるほど安定して寒い一日でした。

だけど、気温が低くても風がないのが幸いでとっても快適

 

下山後は3分で長沼温泉という便利な登山口なので、今日は

冬場にしては比較的長い時間を歩き、ゆっくりと温泉に浸かって

戻りました

北海道の冬山シーズンも始まったばかり

来週以降も、雪山からの登山報告頑張りまっ

 

 

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24/12/14『北広山』

2024-12-14 | 1道央の山

2024年12月も中旬を過ぎて積雪の多いところ少ないところがはっきりとしている今週末は、

比較的雪のまだ少ない島松、北広島の山北広山(493m)に登って来ました

 

陸上自衛隊島松駐屯地との境界の後ろには「恵庭岳」が望めています

 

いよいよバックカントリーの季節が到来していますが、今年は足慣らしの期間を

長めに取って、ツボ足&スノーシュー登山で過ごす12月です

 

で、今日の晩は毎年恒例の「鈍亀ランナーズ忘年会」が予定されているため、

下山時刻に余裕を持つためもあって、選んだ山は「北広山

Toshiの自宅からは車で30分で行ける札幌近郊の低山です

 

登山口の積雪は15cm程度と少ないのでツボ足でスタート

 

気温はマイナス6℃、寒いのでウォーミングアップに余念のないメンバーです。

年齢が年齢なので低山だからといって侮ることはできません

 

昨晩からの積雪は僅かで、笹にうっすらとかかる雪景色が美しい

 

向かう先が明るくもなってきて、この時期の登山としてはとっても快適に歩みを進められます

 

笹が少し煩いところはストックで雪を払いながら登ります

 

夏場は葉っぱに覆われていて視界の効かない登山道も、この時期は遠くを見渡せるのがGOOD

 

頂上手前、僅かの笹漕ぎはさほど苦にもならず(気温が低いと雪はサラサラと笹から離れます)

 

速い 1時間とちょっとで汗もかかずに(視界の効かない)頂上です

 

でも、標柱のある頂上のすぐ先には太平洋が望める平地が広がっている・・

 

立入禁止のプレートの先は自衛隊の駐屯地なのでここから奥へは進めません

 

でも、ここからでも十分に陽光輝く苫東(南方)の海岸を眺めることができます

 

そして、駐屯地との境界を西に歩くと秀峰「恵庭岳」が近付いてくる

 

ここまで歩くとようやっと北の方角にある藤野三山あたりが望めるのです

 

定山渓の山々も展望可能だけれど、日本海側に近づくほど天気がイマイチ

 

支笏湖の外輪の山々は太平洋(苫小牧)気候で、この日も青空の下でした

 

それにしても恵庭岳はどこから眺めても立派です

 

OKazuさん、雪の中に落っことしたスマホ見つかって良かったですね

 

下山時に行き交った登山者は1名だけ、この時期の登山者は“もの好き”な人に限られます

 

はい、

僅か3時間弱での登り下りでしたが、しっかりと体が冷えたので

下山後は竹山高原温泉(北広島)に浸り、今は土地の高騰が目覚ましい

JR北広島駅前のレストランで昼食を摂りました(珍しく)

そう、

今日はいったん帰宅した後に「鈍亀ランナーズ忘年会」があるため、

サツエキに向うのでした..

本日のオマケは、ToshiのMr.Satoさんへの献歌「マツケンサンバⅡ

 

歌の間にMr.Satoさん、お寿司を食べちゃったようです

 

一人でこんなに食べちゃった

 

メンバー全員の言葉、歌、演奏、踊り..Satoさんに届いたかな?

 

ビバッ

また来週

 

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24/12/07『盤の沢山』

2024-12-07 | 1道央の山

12月上旬、まだ積雪の多くないこの時期の登山はやっぱり近場で

南区、藤野三山の南西隣にある盤の沢山(933m)です

 

どうやら頂上は以前の場所から西南に500m進んだ先端に移ったようです

 

何とも、

予報通りとはいえ、中腹を過ぎてからは時折雪が舞って視界が効かない

あいにくの天気の南区でした。

 

盤龍山信行院本殿が登山口

 

登山口のある盤龍山信行院の駐車場に着くと、既に車が3台が駐車していて

何やらハッチバックの車の後ろから、大きなサイズのペットボトルを

降ろしたり積んだりしています。

はて

登山者とは思われない姿で行き交っている人は、皆さん水汲みに来ている

ようです。

 

どうやら(美味しい?)湧水を無料で開放しているようなので、下山後に

帰宅してネットで調べると『豊滝龍神の水』ってホームページありました

12月中も休まず開放(つまり出しっ放し)されているって書いてあります

 

 

因みに、盤龍山信行院には妙見菩薩とか七面大明、鬼子母神が祀ってあって

これらは法華経信仰、日蓮宗のお寺さんなんですね

お寺さんにはけっこう詳しいToshiさんも、妙見菩薩が北極星を仏格化した

「星の仏さまと言われているなんてことは知りませんでした。

 

それにしても、登山口が神社や仏閣ってところは意外に多いです。

これからはちゃ~んと登山前には手を合わせるぐらいはしようかな

 

 

はいっ、

正直言って、今日の登山の景色はお見せする画像がそれほどなく、

ネタに苦労した結果、水汲み情報でもアップして喜んでいただこうか

と苦心惨憺した結果です

 

登初めはこ~んなに天気良かったんですけどねぇ~(対岸に見えるのは烏帽子岳と神威岳)

 

お寺も神社も一緒、つまり神仏習合

 

針葉樹林が多く続きますが、雪を被ったこの林間の景色が美しい

 

北の峰(前衛鋒)とのコルあたりは比較的フラットだけど、

 

最後の登り(標高差200m)は、恐らく北海道の山“三大急登”よりキツイです

 

あ~、ちょっとだけ明るくなってきた?

 

急こう配の坂を上がり切ってからの狭い稜線歩き(700m)が長いのよねぇ~(ここが以前頂上だったところ)

 

平地を走る700mは5分とかからないけど、ここの歩きは30分以上かかるって

 

Toshiさんの古いカメラの不調&三脚が壊れていて集合写真にならず

 

カメラの不調は、寒さのため固まってしまったから..

頂上はマイナス7℃に加えて風速9~10m

ということは体感温度は15℃を下回っていたわけで、、

道理で頬が寒さでひきつって満足にしゃべれんかった

 

それでも、

「本格BC会前のいいトレーニングですねぇ」とか、

「いやぁ~この雪景色、綺麗ですねぇ~」って表現してくれる

Motoさんは、やっぱり心優しい“やんごとなき”お人です

あ~ありがたや~

 

今年の冬は雪が少なそうで、中旬を過ぎないとBCは難しそう、

来週もツボ足低山歩きでしょう

 

 

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24/11/30『八剣山』

2024-11-30 | 1道央の山

11月最後の登山は、札幌近郊の山「八剣山(498m)」です

ま~なんとか下界が見下ろせたという天気の南区小金湯(砥山)地区

Motoさんが大九州を巡る旅からお帰りになって最初の登山は、

この時期らしいといえば“らしい”冬景色の八剣山です

一方、

Motoさんが旅の途中でLINEに上げてくれた写真はコレ

何処だかわかりますか?

答えは最後にお知らせしましょうね(ヒント:火の国の山)

さて、北海道内の週末の天気は、帯広から東の太平洋側に

晴れマークがあるようでした。

しかし、日高の山は低山にも雲がかかって見晴らしなど望めない

予報なので、高いガソリン代を払って向かう山域はない

となればこの時期はおとなしく藤野三山あたりをツボ足で歩く

のがセオリーです

8:20_八剣山南口の八剣山小屋出発

最近、羆出没注意ってなプレートが目立つ南区、中央区の山の登山口

積雪は15cm程度、スリップさえ気を付ければむしろ歩きやすい足場です

ほ~う、『クマガンガン』と名付けましたか、そのまんまんま・ですけどね

標高498mといっても斜度は高峰の9合目といった趣だからとにかく滑らずに・・

6合目あたりで積雪20cm程度

荒々しいトラバース斜面ですなぁ~、終始気が抜けない剣の連続です

来週から根雪予報の札幌

はい、9合目で上空に少しの間青空が

といって、すっきりとは晴れないわけ

右も左も滑ると怖い

ここから落ちてお亡くなりになった方多数と聴いています。

四九八八剣山と書いていますが、「八」が並ぶとおめでたい感じはします

うっすらと雪の被った山肌の美しさはこの季節ならではでしょう

南方向の剣も合わせると、ま、下界からはステゴザウルスの背中に見えるわけ

下山は、比較的勾配が穏やかな西口に降りるけど、やっぱり滑ります

果樹園の中に出てくる西口でもやっぱり粉雪まじり

ぐるりとステゴザウルスの周りをまわって帰ります

夏は賑わっている?ワイナリーもあるでよぉ

最後は八剣山トンネル(全長760m)を歩いて南口へ・・

まさかとは思いますが、ステゴザウルスを知らない生徒はいないですよね?

古今東西、この恐竜を知らない男子は、ジュラシックパークやゴジラを

観ても感動できない変な大人に成長してしまう危険があります

八剣山は正式には「観音岩山」というぐらいですから、

登山口には不動明王が祀ってあったり、馬頭観音祈願の祠があったり

と南区定山渓開拓の苦難の歴史を垣間見ることが出来ます

故に、

生徒は、覚えることが沢山あって大変です

ということで、Motoさんが大九州で眺めた景色の山は

【答え】 阿蘇山

来週からはブログのヘッダーが冬仕様になるかな?

また来週

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24/11/09『有珠山』

2024-11-09 | 1道央の山

冬の入口、降雪の後の11月の登山は、

温暖な山域を選ぶと“ここになります”という山有珠山(732m)からの報告です

 

秋晴れ“爽快”の有珠山頂上から

 

秋の訪れの遅い北海道でしたが、今週からは一気に初冬の雰囲気です。

雪の降り始めるこの季節の山選びがなんといっても一番悩ましいところですが、

北海道にも“湘南”と言われる伊達周辺、それに不凍湖で温暖なカルデラ

に出来た洞爺湖の回りは1つポイントになります

 

ということで、早朝から路面に気を使いながら中山峠を抜け

選んだ洞爺湖周辺に着く頃には...

 

洞爺湖を見下ろす展望台で日の出の絶景に出逢えました

 

目指す有珠山と洞爺湖温泉街(洞爺湖マラソンのゴール地点

 

寄り道するとさらにいい景色が・・

 

左は高峰「羊蹄山」

 

右は、低山なのに存在感のある「尻別岳」

 

山好きには答えられませんね

湖畔に降りて、また寄り道

 

美し過ぎて、なかなか有珠山登山口に辿り着けません

 

さて、

登山口で車2台待ち合せて計画通り8時にはスタート

 

足に優しい落葉の絨毯(カサカサ

 

樹木がすくすくと真っすぐ上に伸び、葉っぱと実がまだ美しい

 

ホウの木の実がはじけるとこうなるようで・・

 

こっちもお約束

 

今回も出逢えた「紫式部」は、やんごとなき生け花に最高とのこと

 

外輪山近くまで登ってくると落葉(らくよう)が進み・・

 

これはこれで美しい登山道・・

 

今日の話題の中心は、

“やんごとなき”生け花に生ける“花”ではなく“木の実”の方つるうめもどき

 

もう実がはじけてしまっているけどねぇ~

 

人の居ない秋景色の外輪山遊歩道にとうちゃこ

 

天気の心配はなさそうで、羊蹄山、尻別岳も望めています

 

うっすらと被った雪を踏みしめながらの途中、中島を中心に・・

 

頂上まで来ると中島がこうなります

 

羊蹄山からニセコ連峰も一望です

 

コンデジではお伝えきれないオロフレ峠周辺の峰々

 

逆光で室蘭岳は写っていない(白鳥大橋が輝いていたよ

 

相変わらず内浦湾が輝いていますね

 

羊蹄山に雲はなし

 

羊蹄山とつるうめもどき

 

はい、再び外輪でお勉強

 

青空の下を下山

 

穏やかで風も少ない登山日和の一日(にしては登山客の少ない外輪山でした

 

絵のような落葉の敷き詰められた登山道

 

木漏れ日が美しい

 

満足の登山口

 

珍しく、午後にかけて周辺の雲が消えてなくなり快晴になりました。

夕刻せまる帰りの車中から眺めた羊蹄山は夕日に映え息をのむ美しさでした。

登山途中だけでなく、行き帰りの車中からの景色も存分に楽しめた

贅沢な一日でした

 

本日のオマケは、

洞爺湖いこいの家(日帰り温泉)休憩所からの洞爺湖、有珠山でお別れです

 

シャンプー無いけどまた来てね

 

 

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24/10/26『オロフレ山』

2024-10-26 | 1道央の山

10月最後となる登山は、来週にも冬期間通行止めとなる“オロフレ峠”から登る山

オロフレ山(1,231m)です

 

未だかつて、この頂上標識の後ろの景色を望めたためしのない、気まぐれなオロフレ山の山頂から

 

オロフレ山は今回で4回目?

過去はオロフレ山だけを登るのではなく、来馬岳、カルルス山との組み合わせ

で登るプランにしていたのは、この山だけを登るために2時間半をかけて車で

走ってくるには物足りない感じがするからで

ま、それはオロフレ山の登山口であるオロフレ峠の標高が930mもあるわけで、

これはこれでこの山の持ち味と言うべきでしょう

 

標高が1,200mを超える山で、山頂までの登りに2時間を要しない山は、

「オロフレ山」と「ニセコアンヌプリ」ぐらいのものですが、今日の目的は

オロフレ峠まで車で走る途中の紅葉を楽しみたかったからです

 

支笏湖経由で走っていく途中、イチャンコッペ山登山口横の駐車場から朝陽を待つ支笏湖畔の景色から・・

 

支笏湖入口の恵庭岳登山口あたりの紅葉にまずは感動し

次に風不死岳登山口を回って、苔の洞門周辺の紅葉に感嘆し

美笛峠を越えて大滝に入る頃には、このエリアとしても少し遅れた紅葉シーズンの

今が最盛期であることを確認しました

 

オロフレ峠五合目の展望駐車場から眺める朝の洞爺湖

 

7:30には予報に反して雲の多い山頂方向に向けて登山開始

 

標高1,000mを超える登山道脇のダケカンバは既に落葉(だけどこの景色が美しい

 

東の空は朝の光が射しこんで眩しいほど・・

 

眩しく光る先を照らすのは倶多楽湖と内浦湾

 

頂上を巻くように歩く登山道は、どの山よりも歩きやすい(泥で汚れる場所なし)

 

しかし、頂上には雲がかかって上がる雰囲気なし

 

多少のアップダウンも低山の趣にない高峰感がGOOD

 

崖に目を奪われると〇〇〇〇が縮み上がる

 

さて、写真左の小岩峰をピークに見立てて写真を撮ろう

 

小岩峰に取りつく登りはなかなかワイルドです

 

頂上より立派な頂上感(後ろに頂上の姿があればねぇ~

 

短い笹をさらに刈り込んでいるのでスパッツいらず・です

 

ここから頂上までの残る急登を眺められないのは残念

 

それにしても、美しい落葉のダケカンバ林

 

笹の坊主頭がガスで霞む頂上にとうちゃこ

 

Motoさん、しっかり瞑想しています

 

滑ることのない登山道のお陰で快適下山

 

荒々しい景色も見納めて・・

 

朝、3台しか無かった駐車場に観光客の車両が増えています

 

ものたりないとは言わずに、今日はこれから観光予定でした

 

下界に近づくと、オロフレスキー場横の紅葉を愛でます

 

逆光だけど峠の二合目あたりはまだまだ紅葉の見頃です

 

今日はこれがお目当て・とも言えます

 

次の目当ては壮瞥町まで南下して、リンゴ入手のための果樹園巡り・・

 

リンゴを沢山買い入れた後は、蟠渓温泉「湯人家(ゆのとや)」で入浴

 

最後は大滝で有名な景勝地「三階滝」に寄ってきました

 

ということで、オロフレ山山頂からの景色をお届けできませんでしたが、

下山後のオマケで楽しんできた様子はすっかりとお伝えできました

かね?

 

果たして来週は紅葉が残っているかな

それでは、また来週

 

 

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24/08/24『神威岳』

2024-08-24 | 1道央の山

お盆が過ぎて、早、お彼岸の季節の登山は

定山渓の山神威岳(983m)です

 

今回初参加のNaokixをゲストに迎えての4人登山

 

兼ねてより札幌近郊の登山に参加を表明していたKasaneちゃんと

Naokixが加わることで、平均年齢がぐっと下がりまして

楽しい登山になったことは言うまでもありません

若いというだけで将来に向けての希望がいろいろと膨らむからでしょうね

 

週末の予報が雨・曇りから晴れに変わったのはどうやらNaokixが“晴れ男”らしいです

 

さて、

山選びを札幌近郊の低山にしたのは、KasaneちゃんとNaokixの

リクエストもあるけれど、Toshiも明日の道マラに備えて、

遠出・高峰をひかえるという意味もあります。

 

最低気温が24℃程度の今日は、朝から蒸し暑い登りです

 

一貫して谷筋、沢の源頭を詰めていくので水場が幾分涼感を誘います

 

2時間で百松沢コースとの合流地点(凡そ8合目)

 

あ~ああ、右を向くと百松沢コースはもう誰も登ってくる気配無く廃道の趣です

 

はい、9合目から先は、断崖を仰ぎ見て

 

最後のロープ場を過ぎると木挽沢コースは凡そ4.7kmを歩いて神威岳頂上に着きます

 

Naokixは鹿の角がいたく気に入って、記念に持ち帰るのだそう・・

 

この時間、まだ雲が多いけど、定山渓天狗岳はなかなか勇ましく望めます

 

藤野三山に湧き立つ雲夏も終わりが近い?

 

札幌を代表する1,000m峰「手稲山」遠望

 

なかなかの眺めであった・・

 

途中、「札幌岳」も望めて下山

 

今年の夏も精一杯鳴いてくれましたが暑さ寒さも彼岸まで・・

 

日当たりの良いこの辺りだけ、笹が煩いのよね

 

前日の雨で、ここを越えたところでToshiも大コケして大腿部をしたたか打ちました

 

はい、木挽沢林道もあと僅か、、さっぽろ湖の先に小天狗岳が

 

はい、Kasaneちゃんの報告によるNaokixの体力評価で選んだ神威岳はどうでしたか?

 

そうかいそうかい、まだもう少し標高差を稼げるとNaokixは申しておりました

 

さすれば次回はKasaneちゃんが指す定天か、もしくはもう少し高い山にもチャレンジしますかね

 

Motoさん、丁度良いペース配分で歩いていただいて有り難うございました

適度な休みを入れられたので、給水もうまくいき体力も温存できたのでしょう

Naokix初参加の巻、から次はキャンプの巻(スウェーデントーチの夕べ)も

計画に入れながらどこかの山に登りましょう

 

さ、明日はいよいよ北海道マラソン

頑張ります

 

 

 

 

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24/08/18『喜茂別岳』

2024-08-18 | 1道央の山

お盆の連休最終日の日曜日は、じゃがいもで有名な喜茂別の山

喜茂別岳(1,177m)」に登って来ました

 

頂上に辿り着く時間が30分遅ければ・・・

 

喜茂別岳は札幌の山と思いきや

住所は喜茂別町で(きもべつだけ、なんだから当たり前?)、ピークを境に

西が京極町、北が札幌市(南区)のようです

ま、住所はどうでも良いのだけれど「何処にある山ですが?」と聞かれたら、

“中山峠から見える山”と説明するのが一番分かりやすいでしょうかね

 

国道脇から中岳林道を凡そ3.7km走って着いた登山口付近(実は上空ガスっています

 

Motoさん、本日の喜茂別岳登頂をもって、夏山ガイド道央の部、全山踏破です

 

歩きはじめていきなり、話題にするに相応しいほどの大木(老木)がありました

 

何が凄いって、ミズナラの巨木にナナカマドなどの葉っぱの違う木が宿り木しています

 

とにかく笹の多い山で、りっぱなネマガリを刈る作業が大変でしょう

 

登り3.7kmの半分を歩いたところの見晴台からの眺めは、この時間ガスっています

 

問題はそこから先の笹漕ぎ

 

後半は笹刈がほとんどされていないんだけど、カッパを着るタイミングを逃してしまい・・

 

頂上に着く頃には、、先頭を行くMotoさんびぃ~ちゃびちゃ

 

頂上では、いつもの倍の時間ねばったけど、ガスが抜けないので下山

 

明るくなる兆し、あったんだけどねぇ~

 

予報に反して、こんな日もあるさぁ~と話しつつ下山

 

けど、下界から明るくなってきて朝露もある程度落ちたので、笹漕ぎもさしたることもなし・・

 

標高の低い「小喜茂別岳」なんかが望めてきた

 

な~んだヤッパリね「喜茂別岳(中央)」からガスが抜けてるじゃん

 

暑くもなってきたし・・

 

暑くなっても、今日ばかりは遅い出発がよろしいようでした

 

登山口は、ウソみたいによく晴れています(登山あるある

 

このままでは帰れないので、中山峠から山座同定して帰りましょう

 

一番左の「喜茂別岳」→真ん中の「1258ピーク」→右の「中岳」までをまた残雪期に歩きます

 

早朝は望めなかった「羊蹄山」もしっかりと拝めました

 

羊蹄山頂上のこの時刻の気温は16℃予報です

 

最後に、毎年この時期に生るハマナスの実を撮って(採って)きました

 

来週はいよいよ北海道マラソンです

前日の土曜日は近場の山を登りま~す

 

また来週

 

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24/07/27『当丸山』

2024-07-27 | 1道央の山

7月も最後となる登山は、積丹半島の山当丸山(800m)からの報告です

 

どうして笹を持っているのでしょうか

 

当丸山は、ご存知夏山ガイドの「➊道央の山」に載っている山の中にあって

かなり地味な存在ではないかと思われる山で、人気のある山ではありません。

それだけになかなかここを目指して車で走ってくるタイミングが作れないのです。

札幌から小樽、余市の海岸線を抜け、古平の町から積丹半島のほぼ真ん中あたりを

南西の神恵内村方向に峠越え(とうまるとうげ)する途中にある山です

 

登山口には管理員さんが居て、ヒグマに対する登山者への注意喚起の意味も含めてクマ除けの爆竹を鳴らしてくれている

 

自然探勝の場として神恵内村が整備した「神恵内2000年の森公園」案内図(ここの小屋はなかなか立派

 

辺りはガスっていて視界が効かない標高凡そ550mの登山口スタート(9時10分)

 

Motoさんは、夏山ガイドに収録されている➊道央の山の中でこの当丸山と残る喜茂別岳が未踏の山だったようです

 

Toshiが前回歩いたときに比べて登山道がずいぶんと整備された?と思ったら、直近、Iwakuraさんという方が笹刈してくれたんだとか・・

 

なので、暑くもなく、快適に当丸山頂上にと~うちゃこ

 

Iwakuraさんという方にお会いしたことはありませんが、登山道を歩いていると

その登山道を整備されている笹刈などのお仕事ぶりに感心してしまいます

 

余談ですが、この辺りのネマガリダケは太くて柔らかい「神恵内ブランド」として

知る人ぞ知る(僕らは知りませんでした)旬の山菜で、業者が春にもなると一斉に

刈り取りに来るんだそう(管理員さん情報

 

下山は当丸沼を眺めながら巡る周遊コースを下りました

 

沼一周のコースを時計回りに歩こうと思ったら、ぬかるみが酷いので回避

 

でも、数百メートルで沼の反対側に回り込み、美しい沼の景色を堪能出来ました

 

何を堪能したかって、それはMotoさんが眺めている先の蓮の花です

 

高山植物とは違う高貴な佇まいの蓮の花のピンクがとても綺麗です

 

標高800mのピークからの眺めはなんにもありませんでしたが、この当丸沼の四季の姿を想像できただけでも満足の登山です

 

少し残っていた菖蒲の花

 

2000年の森公園の周遊は、あの管理員さんとiwakuraさんの笹刈に支えられているのでした・・・

 

はい、

今日は、両古美山もセットで登ろうと企てていましたが、当丸山の頂上で写真を

撮る際によってたかられた吸血昆虫がイヤになったので、この一座でお仕舞に

しました

この時間までガスが抜けなかったのは残念でしたが、比較的涼しい気温の山歩き

になったのはヨカッタヨカッタ

暑さはまだまだ続きますが、さて来週以降は何処に向かうとしましょうか?

 

また来週

 

 

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24/06/22『尻別岳(喜茂別→留産ルート)』

2024-06-22 | 1道央の山

6月、夏至を過ぎた土曜日の登山は、キャンプとセットで楽しみました

尻別岳(1,107m)」を喜茂別ルートから登るのは初めてで、車2台を回遊させたことで

下山は眺めのよい留産からの下りです

 

羊蹄山がちゃ~んと「頭を雲のぉ上に出ぁし~」で

 

久し振りに、3人が加わって愉快な登山になりました

Kasaneちゃんは、いつ以来かな?

遠路態々、道央登山に加わってくれたことで楽しい登山になりましたが、

下山後のキャンプに参加できなかったのは残念でした

 

さて、当日は2台の車のうち、Motoさん車両をいったん留産ルートの登山口に

置いて、Kasaneちゃん車両に4人乗り込んで、喜茂別ルートに向かっての

登山開始です

 

留産側の登山口が登山客の車両でいっぱいだったのに比べ、1台の車も止められていない喜茂別側の駐車スペース発

 

Motoさん、OKazuさんとも数週間振りの登山(→やんごとなき人が座るベンチ、趣があります)

 

昨年の広範囲にわたる笹の開花で、ここも白く枯れた笹が目立つ1.5km地点からの尻別岳北斜面

 

2kmを過ぎてからが本格急登の始まりです

 

西に折れると、涼しい風とともに羊蹄山が望まれて元気が出てきます

 

喜茂別から見ると、冬場は縮み上がるほどの急登(雪崩斜面)の山肌の脇を登っていく・・

 

急ですといっても、カメラではなかなか伝わりませんね

 

札幌方面の山並みも実はすっきり望めています

 

何か名前が付けられているものか?この岩、仏像が西の方角をむいているように見えます。

 

はい、全員、喜茂別側からの初登頂、お疲れ様です

 

雲の上に頭を出している羊蹄山を、留産側からの登山客と同じカメラのアングルを撮ろうとホーズをとるMotoさん

 

先週はあそこからこの尻別岳を見下ろしていました

 

下山は留産(ルスツスキー場側)ルートに降りていきます

 

気温が上がってきていても吹く風が心地よい留産コース

 

下山は花を眺めながら・・・

 

向かう方向の稜線クッキリ、下山をこちらのルートにして正解でしょう

 

振り返ると、南側もそうとうな急斜面ですね

 

ルスツスキーリゾートのM’tイーストの頂上も、一度夏場に登りたいものです

 

喜茂別側の登山道とは、明らかに登る人口が違う(多い)と感じる手入れされた留産側の登山道

 

登山口に着く手前から複数確認されたパラグライダー(気持ちよさそう)

 

はいっ、

留産の登山口からは、荷物一杯でMotoさん車両に乗り込み、再び喜茂別ルート登山口に

車を走らせます。

車を回遊させたことで、下山の時間が計画より1時間遅くなったけど、これからがお楽しみ

キャンプの行程です

(ここでKasaneちゃんとはお別れ

 

お酒だけ京極町のAコープで買出しし、

ふきだし公園でコーヒー用のおいしい水を汲み、

4時からキャンプ設営

5時にはキャンプ場横の京極温泉で汗を流し、

6時には温泉内のレストランで生ビールを乾杯

そして6時半からホッケを焼いて缶ビールで乾杯

贅沢にステーキと特製玉ねぎのホイル焼き

日も暮れてきて、スウェーデントーチに火を入れて、

 

翌朝は、ちょっと二日酔いっぽくても10kmをランニングして

11時撤収、京極から仰ぎ見る羊蹄山に雲がかかりだしたけど・・

喜茂別へ向かう辺りではまだくっきりの羊蹄山にサヨウナラ

 

暑くもなく、寒くもない

虫も不思議なくらいいない環境の、よいキャンプでした。

来週は函館マラソンで登山はお休みです。

 

また来週

 

 

 

コメント (2)
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