“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/06/22『尻別岳(喜茂別→留産ルート)』

2024-06-22 | 1道央の山

6月、夏至を過ぎた土曜日の登山は、キャンプとセットで楽しみました

尻別岳(1,107m)」を喜茂別ルートから登るのは初めてで、車2台を回遊させたことで

下山は眺めのよい留産からの下りです

 

羊蹄山がちゃ~んと「頭を雲のぉ上に出ぁし~」で

 

久し振りに、3人が加わって愉快な登山になりました

Kasaneちゃんは、いつ以来かな?

遠路態々、道央登山に加わってくれたことで楽しい登山になりましたが、

下山後のキャンプに参加できなかったのは残念でした

 

さて、当日は2台の車のうち、Motoさん車両をいったん留産ルートの登山口に

置いて、Kasaneちゃん車両に4人乗り込んで、喜茂別ルートに向かっての

登山開始です

 

留産側の登山口が登山客の車両でいっぱいだったのに比べ、1台の車も止められていない喜茂別側の駐車スペース発

 

Motoさん、OKazuさんとも数週間振りの登山(→やんごとなき人が座るベンチ、趣があります)

 

昨年の広範囲にわたる笹の開花で、ここも白く枯れた笹が目立つ1.5km地点からの尻別岳北斜面

 

2kmを過ぎてからが本格急登の始まりです

 

西に折れると、涼しい風とともに羊蹄山が望まれて元気が出てきます

 

喜茂別から見ると、冬場は縮み上がるほどの急登(雪崩斜面)の山肌の脇を登っていく・・

 

急ですといっても、カメラではなかなか伝わりませんね

 

札幌方面の山並みも実はすっきり望めています

 

何か名前が付けられているものか?この岩、仏像が西の方角をむいているように見えます。

 

はい、全員、喜茂別側からの初登頂、お疲れ様です

 

雲の上に頭を出している羊蹄山を、留産側からの登山客と同じカメラのアングルを撮ろうとホーズをとるMotoさん

 

先週はあそこからこの尻別岳を見下ろしていました

 

下山は留産(ルスツスキー場側)ルートに降りていきます

 

気温が上がってきていても吹く風が心地よい留産コース

 

下山は花を眺めながら・・・

 

向かう方向の稜線クッキリ、下山をこちらのルートにして正解でしょう

 

振り返ると、南側もそうとうな急斜面ですね

 

ルスツスキーリゾートのM’tイーストの頂上も、一度夏場に登りたいものです

 

喜茂別側の登山道とは、明らかに登る人口が違う(多い)と感じる手入れされた留産側の登山道

 

登山口に着く手前から複数確認されたパラグライダー(気持ちよさそう)

 

はいっ、

留産の登山口からは、荷物一杯でMotoさん車両に乗り込み、再び喜茂別ルート登山口に

車を走らせます。

車を回遊させたことで、下山の時間が計画より1時間遅くなったけど、これからがお楽しみ

キャンプの行程です

(ここでKasaneちゃんとはお別れ

 

お酒だけ京極町のAコープで買出しし、

ふきだし公園でコーヒー用のおいしい水を汲み、

4時からキャンプ設営

5時にはキャンプ場横の京極温泉で汗を流し、

6時には温泉内のレストランで生ビールを乾杯

そして6時半からホッケを焼いて缶ビールで乾杯

贅沢にステーキと特製玉ねぎのホイル焼き

日も暮れてきて、スウェーデントーチに火を入れて、

 

翌朝は、ちょっと二日酔いっぽくても10kmをランニングして

11時撤収、京極から仰ぎ見る羊蹄山に雲がかかりだしたけど・・

喜茂別へ向かう辺りではまだくっきりの羊蹄山にサヨウナラ

 

暑くもなく、寒くもない

虫も不思議なくらいいない環境の、よいキャンプでした。

来週は函館マラソンで登山はお休みです。

 

また来週

 

 

 

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24/06/15『羊蹄山(比羅夫ルート)』

2024-06-15 | 1道央の山

6月も中旬の週末は、晴れ予報の土曜日に羊蹄山(1,898m)を比羅夫(倶知安)側

から登って来ました

 

お鉢、外輪真狩側の途中から頂上を眺めて

 

倶知安エリアの天気は、朝の時間少し雲がかかるような予報だったので、

むしろ、頂上に着く頃には雲海を楽しめるのでは?と期待して早朝札幌を出ました

 

朝、5時の羊蹄山(京極側から)に雲はかかっておらず抜けるような青空が広がっています

 

登山口までの直線道路から仰ぎ見る羊蹄山、朝の陽射しが美しい

 

 

鬱蒼とした樹林帯の続く1合目までは、鳥の囀りが早朝の空気感と相まって心地イイ

 

しかし、1合目を過ぎると、いっせいに蝉が鳴きだして暑くなる予感

羊蹄山のどのコースもお馴染みの急登、九十九折が始まる頃には大合唱に・・

 

東に向かって進む比羅夫(倶知安)側ルートは、朝陽を真正面に受けながらの登山

 

振り向けば、図らずもアンヌプリの下に雲海が湧いています

 

8合目で視界が開けてからは雲とニセコ連峰が眼下となって高度感益々

 

ここを越えるとお鉢・・という9合目でわずかに雪渓が残る・・最後の登り

 

お鉢、外輪に着いてもあたりに雲がかかる心配なし

 

京極方向、遠くに札幌方面の1,000m級の山並みがすっきりと眺められている

 

頂上(右端)までフラットなお鉢歩き・・

 

花もちらほら道脇を飾ってくれています

 

中央に見えてきた「尻別岳(1,107m)」(⇒来週登る予定)には雲が掛かっていない・・

 

一貫して上空には青空が広がり、吹く風も涼しい上々のお鉢歩き

 

 羊蹄山山頂  と白く塗られた標柱にペンキを塗っていらしたボランティアさんと

 

ボランティアさん曰く、国立公園内の羊蹄山の頂上標柱は、わずか数年で朽ち果てて

取り替えなければならないらしいけど、それはすべてボランティアさんがやっている

んだそうな

勝手に変えることは出来ず、都度環境省にお伺いを立てて取り替えるとのことで、

僅かな補助金でのご苦労、登山者として感謝しなければなりません

因みに先週は、十勝岳の標柱の塗り替えをしていたとのことで、Toshiさんとはそこで

もニアミス

ならぬ・貴重なご縁を感じました

 

残雪期はこのお鉢の中をスキーで滑って楽しむこともできます

 

お鉢の一周の広さを写真で伝えるのがなかなか難しい・・

 

地図左上の比羅夫ルートから時計回りに1周(⇒京極⇒喜茂別⇒真狩⇒比羅夫)してちょうど3kmだけど、お鉢の最短ルート1周は2.5kmでしょう

 

真狩側(下山)へ歩くと、しだいに頂上もお鉢の一部に感じられるだけになっていきます

 

見る角度が違うと雪渓が〇〇に見えなくもない(左上、ニセコ連峰アンヌプリ)

 

蘭越(西)方向は雲海の様相、これはこれでGOOD

 

真狩ルート取り付きの下には立派になった避難小屋

 

キンバイソウ

 

エゾノツガザクラ

 

頂上の真反対側からのお鉢(中央に頂上)

 

伝わらないけどパノラマにして

 

旧避難小屋跡からのニセコ連峰

 

キバナシャクナゲと連峰(傘雲がかかっているので明日は崩れそう・・)

 

北海道新幹線の駅が出来上がりつつある倶知安の全容

 

下山途中、登りで気になっていた風穴」に接近

 

暑くてヒートアップする体に、穴からの冷気がひんやりとして涼めます(穴の中に氷が残る)

 

再び蝉の大合唱、下界の気温は夏日に近づいている感じ・・

 

帰路の途中、見上げる羊蹄山にこの時間(11:30)も雲はなし

 

下山途中、どれぐらいの登山客が登ってくるのかと観察していると、

10時半ぐらいに3合目あたりを団体客さんが汗を拭いながら登ってくる。

その後にも2合目で一人、二人・・、

この暑さ、この時間に頂上に向かうと下山は何時ぐらいになるものか、

夏至になる6月とはいえ、ちょっと心配になるぐらい、やっぱり体力のいる

羊蹄山の登下りは、「ここを日帰りできれば、夏山ガイドに掲載されている

山は何処でも登れます」というバロメーターでしょう

登山は晴れると100倍楽しい

また来週

 

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24/06/01『北広山』

2024-06-01 | 1道央の山

6月になりました

6月最初の登山は、道央の山としては未踏だった北広山(493m)です

 

山頂標柱の回りは、視界の効かない笹に覆われている

 

朽ちて外れそうだけれど、わずかに標高492.9Mの字がわかるプレート有

 

北広山は、なかなか一人では足が向かない山でしたが(失礼)

ついに登頂の機会が巡ってきました

 

1つには、天気予報があまりパッとしない曇天予報だと“低山が良い

2つには、明日はマラソンなので、足慣らしの“低山が良い

 

札幌、清田区の外れを西に走っていくと滝野(公園)から恵庭の自衛隊演習場にかけての広大な山林中に北広山はある

 

ここから先の登山道脇にも数組の山菜(タケノコ)採り客が

 

最近もこの辺りで山菜採り客が遭難して戻っていないらしい・・

 

そりゃあ、散策路のような登山道でも、そこを外れたら道しるべはないのでね

 

残雪期に歩いても楽しそうなゆったりコースもいいものだぁ~

 

標高差300m、2kmも歩かない距離なので1時間程で山頂と~うちゃこ

 

と、山頂標柱の横を10歩抜けると、恵庭から苫小牧に至る広いエリアの眺望が開けます

 

聴いてはいたけど、自衛隊島松演習場との境界は有刺鉄線でもない虎ロープで

 

北部方面の防衛の邪魔をしない程度に、柵の横を踏み跡に沿って歩かせていただいて・・

 

望めた先に藤野三山と定山渓の山(先週登った烏帽子・神威岳)の新緑が美しい

 

藻岩山と札幌の街を眼下にすると、何故か今日も『虹と雪のバラード』を口ずさんでしまいます

 

本日の(寄り道)オマケ

 

昨日の午後の予報が急変して曇りから雨になると諦めていた天気が

不思議と晴れ天気に変わりました

気温もそれほど高くなく、清々しい風に吹かれるよい低山歩きでしたが・・

蝉の声とともにブヨも舞い始めているので、

やっぱりもう6月なんですね

 

明日は今期初のフルマラソン「JAL千歳国際マラソン」です

 

応援ヨロシコ

 

 

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24/05/25『烏帽子岳』

2024-05-25 | 1道央の山

5月最後となる登山は

定山渓“さっぽろ湖”畔(木挽沢林道)から登る烏帽子岳(1,110m)神威岳(987m)です

 

ガスっていて視界の効かない烏帽子岳の頂上

 

Motoさんの膝の具合がよくなるまでの間、しばらくはToshiの一人登山です

 

今日は、思いの外雲の多い一日で、そして寒い

まだ5月なのだから、この程度の気温は平年並みとも言えますが、何せ暑い

感じる日が多くなっている分、15℃を下回ると寒く感じます

 

さっぽろ湖、春は新緑、夏は深緑、秋は萌える紅葉、そして冬は国際スキー場に沢山の雪を降らせます

 

烏帽子岳・神威岳の登山ルートに、このさっぽろ湖畔を基点とするコースが

加わったのは最近のようで(夏山ガイド-①道央の山-2022年4月新版から)

それを知ったのは、昨年の9月に従来の百松橋を基点とするルートから登った

神威岳の頂上で、違うルートから登ってくる登山者から話を聞いてからのこと

なので、Toshiも初めてのコースということになります

 

こんな眺めの良い湖畔の観光スポットが登山口なんて、ちよっと贅沢

 

はい、百松沢コースは神威岳まで6.5kmなので、この木挽沢コースの方が2kmは短いようです

 

木挽沢林道の終点あたりまでは、沢と林道の高低差がかなりあります(つまり崖が多い)

 

百松沢コースよりも明らかに登山者が多い様子が登山道の雰囲気からもうかがえる・・

 

沢の渡渉地点まできても、一貫してこのルートは谷を遡上するコース

 

出迎えてくれるシラネアオイは、雨露の朝はうなだれていて元気なさげ

 

分岐地点まであと少し・・のあたりは昨日からの雨でぬかるんでいるので滑ります

 

神威岳までの7・8合目、百松沢コースとの分岐点

 

この先を見上げても上空はガスっぽいようで

 

小金湯あたりの先がかすかに望める程度・・

 

ツツジは雨の後、お元気そうに鮮やかです

 

983mの神威岳がこの眺めなら、さらに高い烏帽子岳はおして知るべし

 

神威岳は下りに寄るとして、烏帽子岳までのコル、そして登り返しは

朝露&前日の雨の残りでズボンがびちゃびちゃです

陽が射していれば温かいはずの登り返し、何やら雨も降っていないのにバラバラと音がします

 

なんと、5月も下旬だというのに霧氷が風で剥がれて飛び散る音でした(寒いはず

 

この時期濡れない手袋は必須です

 

それにしても綺麗です桜の木の霧氷

 

烏帽子岳の頂上横にだけ、まるで池のように雪渓が残っています。

 

証拠写真にしかならないけど、

 

三等とはいえ三角点はしっかりしています

 

遠望が効かない登山の割に、画像はけっこうアップしておるなぁ~

 

神威岳のバックもガス

 

札幌岳から藤野三山あたりは望めています

 

何故か『虹と雪のバラード』を口ずさみたい、札幌の街も雲の合間から望めています

 

ほらね

 

下山途中、緑の濃くなってきた空沼岳から札幌岳はよく望めます

 

お休み処に手作りの椅子

 

分け入れば、そりゃああります春の幸

 

フキだって、至るところにそりゃあるわね

 

こんなに綺麗な景色を観られる登山道はなかなかです

 

なんでしょう、この

 

あそこに見えるダムの下の様子はこちら

 

さっぽろ湖側から望む「小天狗岳(765m)」

 

登山口となっている第一展望台に下山

 

第一展望台から望める景色は案内図で

 

普段眺められない景色なので、何故か写真を沢山上げてしまいました

 

こんな景色も、、

 

こんな景色も・・

 

定山渓天狗岳もこのように湖上に望める景色って、

 

ゆっくり観光でもする気分で車を止めないと見られない風景です。

あくせくと汗を飛ばして登山道を登り下りしているだけではいけませんね

 

そう、この木挽沢林道からの同コースは、ほとんどがカエデやドングリといった

広葉樹林ばかりですから、秋にはそれは美しい萌える紅葉が眺められるばず

で・す・ね

 

また来週

 

 

 

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24/05/11『余市岳(白井ルート)』

2024-05-11 | 1道央の山

5月、GW後の登山は定山渓、白井川沿いのルートから登る余市岳(1,488m)です

 

余市岳1,488mのプレートとToshiの間には羊蹄山が“霞んで”いるのに写真では見えません

 

今日は良い天気の一日でした

しかし

1,000mを超える山にはまだ雪渓が多く残っているので、今日のように気温が一気に

上がる日は、霞がかかって遠くがよく望めません

 

登山口手前の車窓から眺める定山渓天狗岳

 

ここが登山口の天狗小屋右に進むと定天へ、そして左に進むと白井川を辿るコースの余市岳へ

 

白井川を辿るこのルートの夏道は、ほぼ廃道になっていて登れません

 

そのため、登るなら残雪期に限ります・・

 

別に冬でも登れますが、3kmはある林道を含めて片道10kmに及ぶので..

 

山スキーにも向かないコースを態々歩く人はほとんど居ません

 

それにしても、Toshiめの花粉症は年々歳を追うごとに酷くなっているような・・

 

この時期の春の“うらら”は、エゾエンゴサク、カタクリ、シラネアオイ(←すべて紫)にエゾノリュウキンカ

 

原始の森の先の余市岳です

 

このルートの貴重なアクセントの沼の名前を思い出せません

 

さすがにもう滑る人も居ない..雄大な余市岳の南東面

 

無意根山(左)の後ろにある中岳から望んだ白い余市岳の姿が思い起こされる・・

 

今回は、直登ではなく夏山登山道に沿って巻いて東に延びる尾根に取りつきます

 

ここで赤井川ルートと合流、どれだけのBC客が今冬この斜面を滑り降りたのか

 

頂上までは少しの距離をハイ松くぐり・・

 

よ~く見ると菩薩様の後ろに見えますよね、羊蹄山

 

頂上と~うちゃこだけど、やっぱり羊蹄山はコンデジに写り込みましぇん

 

左に無意根山(1,460m)・・だけど羊蹄は・・

 

定山渓天狗を右に、そして奥は烏帽子岳、神威岳を確認しながらの下山

 

朝里岳から白井岳に延びる稜線はほとんど飛行場のように広い

 

手稲山を望遠で

 

キロロの残雪加減はこんな感じ

 

この広々とした雪渓の中を下って行きます

 

はい、本日もネギを少し頂きましたが、Motoさんがお好きなバッケがいたるところにありました

 

そう、Motoさん所要のため今週もToshiめの一人登山でしたが・・

 

一人でも、三矢サイダーシリーズ冷やし置いて登山後を楽しんでいます

 

来週も目をショボショボさせて、

鼻水をダーダー垂らしながら、

また何処かの山を歩きます

 

そろそろキャンプも企てたいっ

 

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24/04/20『有珠山』

2024-04-20 | 1道央の山

4月、雪のある景色からいったん遠ざかって

北海道の湘南と呼ばれる伊達、壮瞥町の山有珠山(733m)に登って来ました

 

雲が上空を覆っているけれど、洞爺湖畔の景色はGOOD(洞爺湖温泉街を見下ろして

 

今週末は、明日の日曜日に[春一番]伊達ハーフマラソンがあるため、

Toshiとしては土曜日登山が固定されていましたが、Motoさんとスケジュールが

合わないことで、伊達周辺の山と車中泊を組み合わせる登山にしました

 

なので、景色に雪はまったくありません

 

珍しく登山道で出くわしたニョロが、春の訪れを告げているような気がします

 

伊達は、道央の山と言うより道南の山の趣で、

活火山である有珠山の麓の洞爺湖(カルデラ湖)の水温が高いことで、

あたりは温暖のため保養施設や老後の生活をこの地で過ごす人が多い町なのでした

 

藪らしい藪というものがなく、登山道を外れても笹も無いのでとにかく歩きやすい道を行けばこの景色に出逢える・・

 

壮瞥町はりんごやブドウ、さくらんぼなどの果樹園が多くあり、風光明媚であるところに

伊達紋別岳や有珠山が近くにあるため「海と湖が望める登山」が楽しめる、

贅沢なスポットなのです

 

東の海岸線には伊達から室蘭に続く内浦湾が続いています

 

外輪山へ着くと、そこは広々とした丘の上にいる感覚になります

 

ここから眺める有珠山の後ろには雲が低く垂れこめているけれど、遠くの山の上空には青空も・・

 

ひたすら西に向かうとウィンザーホテルがあって、ここも支笏湖外輪の贅沢な景色を楽しめるスポットでしょう

 

はい、

ここからの景色は、あまり多く上げずに主要なところだけ..

明日、ハーフマラソンを走る伊達の街はあすこですと言っているわけです

 

洞爺湖サミットは何年前になるんだっけ?各国首脳が集ったことで有名な場所になりました

 

今日は、洞爺湖畔の「写真左」のあたりで車中泊します(洞爺湖マラソンのゴール地点)

 

中島の後ろにはまだ雪渓が多く残る羊蹄山が見えるはず・・なんですけど、ね

 

洞爺湖全景

 

再び、有珠山の外輪山から明日走る伊達の街を撮影します

 

なんと言っても、写真中央の道道981号線「伊達トンネル」を下って登り返す行程が辛いんだって

 

ということで、

今日は、有珠山を下山後、洞爺湖マラソンの30km地点にある「洞爺湖いこいの家」まで

行って、日帰り温泉に浸かる企てです

 

いこいの家は、490円で入浴くできる町民が憩えるリーズナブルな温泉です

 

それでいて、天然かけ流し温泉なのです

 

はい、本日登った有珠山を洞爺湖対岸のキャンプ場から眺めた写真

 

と、言ってもそこには泊まらず、車中泊は写真の右端あたりの公園駐車場

ニョロやカー子、“よく来たな”と言ってくれているようで愛おしい

 

 

洞爺湖畔の一人車中泊は、陽が沈むまでの読書が済むと、

お酒だけがすすむ環境で、早寝が基本となります

 

だけど、すぐに横になると逆流性食道炎(私事で失礼)なんてものが気になる最近のToshiでありました

ともあれ、久し振りの寝袋生活も悪くありません

洞爺湖畔から伊達まではわずか20分ちょっとの道程なので、明朝はゆっくりと湖畔で

過ごします

 

また明日

 

 

 

 

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24/04/06『フレ岳』

2024-04-06 | 1道央の山

4月、春山の季節到来です

3月とは打って変わって初夏の気温となった4月最初の登山は、

支笏湖外輪の山フレ岳(1,046m)」です

 

恵庭岳(1,320m)を真西の方角から眺めるのは如何ですか、皆さん?

 

3週間前に前十勝岳をBCでご一緒したTakさんが、兼ねてより北海道の4月の

山スキーを楽しんでみたいということで、第一週の土日にかけて遊ぶことに

なりました

久し振りにOkazuさんも加わっての計画です

 

ひと月前はまだ薄暗かった早朝の時間からスタートしたのは、駐車スペースが満車になると予想してのこと・・

 

結果的には、思いの外、車が少なかった本日の恵庭岳、漁岳登山客でした...

フレ岳へ向かうオコタンペ湖に張る氷は朝の時間、まだ白いものの・・

 

下山時には一気に気温が上がり、表面が水浸しになる勢いです

 

小漁岳(1,235m)、漁岳(1,317m)のバックは一日中青いままでした

 

オコタンペ湖からフレ岳、小漁岳へ向かう尾根はいくつかあって、

 

今日選んだ尾根もまた、途中はアキレス腱伸び放題の標高差を一気に稼いで登ります

 

来し方、オコタンペ湖を眼下に望んで・・・

 

ここまで標高を上げると、バックの1300m峰「漁岳」と肩を並べる眺めになります

 

はい、皆さんここまではツボ足でも歩ける“行きはよいよい”過程で鼻歌もでましたね

春のうららぁのぉ~

Takさんの後ろは丹鳴岳(1,039m)で、今日はその手前のフレ岳までの行程です

 

風不死岳、樽前山の後にも終日雲がかからない飛び切りの天気

 

恵庭岳の西斜面がだんだんと望めてくる位置まで歩いてきたころでは、さすがにツボ足ではキツイ

 

この長い雪庇の滑走路を歩くとフレ岳はもうすぐその先です

 

左からルスツスキー場のイーストMt、⇒ウエスト(尻別岳)⇒羊蹄山という並びです

 

あっちにある山は何でしょう?それは先日登った(喜茂別岳に並ぶ)中岳と無意根山です

 

フレ岳とうちゃこいつの頃からか頂上プレート掲げられたのですね

 

支笏湖ブルーも一日青いままです

 

少しでも横に広げないと支笏湖のぐるぅ~と一回り感がお伝えできません

 

沢山写真があり過ぎて、アップする画像に悩みますが、この亀裂も春山らしい景色です

下山時は、

Okazuさんも尻り滑り..Motoさんも尻り滑り、お二人はとにかく尻り滑りが大好きです

 

恵庭岳を眺める空気感は変わったものの、一貫して変わらない青空で

 

行きはよいよい・でしたが、帰りは怖い・・雪が腐れてずっしりと疲労感の残る一日でしたね

 

それというのも、下山時に行に通った尾根を一本巻いて谷に下ったせいで

かなりのアルバイトをメンバーに強いてしまいました。

普段スノーシューを履きなれないTakさん、Okazuさんはさぞかし腿の負担が

大きかったことでしょう

そうだった、

全員、還暦を超えていましたが、Okazuさんを除く三人は、これから薄野で

反省会

そして明日も浜益の山に向かうっていうんだから、並の爺婆ではないです

また明日

 

24/04/06『フレ岳』支笏湖を見渡して..[ 2:03]

 

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23/12/23『美比内山』

2023-12-23 | 1道央の山

冬至を過ぎた12月は、ようやく降り積もった深い雪のラッセル登山

2週続けて定山渓元山から登る山美比内山-びひないやま-です

 

一週間で60cmは積もった雪に苦しめられて標高900mで敗退(右端の人、目が開いておらんよ

 

都会は晴れ予報の中、今週も敢えてスノーシュー登山が楽しめる元山まで来ました

 

そう、晴れて見渡しがよい山域は太平洋側や藤野の山あたりでよいのだけれど、

12月も中旬を過ぎて、もう雪漕ぎを楽しむ登山でなければ物足りません。

 

札幌国際スキー場のある定山渓から朝里へ向かう“さっぽろ湖”周辺は、

とにかく雪が多いエリアなので、他のスキー場がオープンできずにいても、

ここ札幌国際スキー場だけは集客が見込める・・という特異な山域なのです。

 

だからって、先週とは大違いの積雪量に最初から苦戦の様相

 

えーっ、こんな状態いつまで続くんですかぁ~ってな声が聞こえてきそうな展開

 

しかしまぁ~文句も言わずにラッセル交代しながら雪まみれ・・いいですね

 

OKazuさん、どないでっかぁ膝上のラッセルはぁ

 

お三人の笑顔がいーのでこちらの写真を採用

 

あ~もうこの辺りで脚がパンパンですわ

登りの時に出来上がったこの軌道敷見ればわかりますね

 

そりゃOKazuさんならずとも足ももつれますって

 

途中陽も射しましたが、下山時刻はマッチロケ~

 

はい

気温はマイナス13℃、動いていないと寒いけれど、

ラッセルするには雪が多すぎて、なかなか皆さんお疲れのご様子でした

ともあれ、本格的に雪にまみれて遊ぶ季節はまだまだこれから、、

やること沢山あり過ぎで困りま~す

 

また来週が、今年最後で~す

 

 

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23/12/16『千尺高地』

2023-12-16 | 1道央の山

12月も中旬を過ぎた土曜日は、

例年だと山スキー&山ボード報告をしているはずの無意根山元山ルートからの

報告で千尺高地(1,189m)です

 

な~んにも見えず雪が舞う千尺高地せめてもの・・樹氷を帯びるダケカンバの前で・・・

 

例年に比べ、積雪量が明らかに少ない北海道内の

果たして山にはどれくらい雪が積もっているのか

自分の脚で確かめるべく、Motoさんと登ってきたのは千尺高地です

 

スノーシューでも登れるかどうか、確信が持てない積雪量のため、

スキーやスノボを持ち上げて滑って降るイメージはまだありません

 

先行車両は一台登りの途中でアバランチ教室をしているご様子

 

Toshiさん、珍しくカメラを忘れたため、本日はMotoさんのカメラを借りての撮影です

 

夏山登山道からのアプローチは久し振りピンテを頼りに登ります

 

この後、標高900mの地点でピンテを見失い、思い込んで登った尾根は頂上から真北に延びる崖尾根だった

 

この先は、スノーシューを脱いでツボ足です

 

小雪が舞う程度で、午前中は千尺に広がる高地が横一線に見渡せています

 

なんとか難所を超えてピークへ辿り着く・・

 

笹がまだ隠れず状態だけど、12月にしては思いの外雪は締まっていてお陰で頂上を踏めました

 

光が欲しいけ無くても十分楽しめましたけ・れ・ど

 

登山口で積雪50cmあるかないかの降雪量の割に、スノーシューが飲み込まれることなく

途中の急尾根ではツボ足で歩けたのは、11月末いったんまとまった量が積雪した後に

暖気が押し寄せて、その後寒くもなったため締まった雪層が出来たことによるものと

みられます

 

スキーやボードを上げて滑り降りるには、あと1週間を要しそうな積雪の状態です

いや、スキー屋さんは明日にもBCを楽しめる積雪が午後からありそうです

 

いずれにしても、スノーシューハイクが楽しめて、白い季節の報告ができる状態に

なったためToshiのブログも来週からはいよいよ冬季仕様に衣替えさせていただきます

 

それでは、また来週

 

 

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23/12/10『藤野2座』

2023-12-10 | 1道央の山

12月も中旬に差し掛かったというのに、市街地から雪の消えた日の登山は、

札幌近郊藤野の2座豊平山(焼山)-663m-豊見山-579m-に登ってきました

 

広範囲に白樺林が伐採された尾根の上から(いったん雪の消えた)藤野の街が望めます

 

2023年も、残すところあと数日となってまいりました

Toshiの週一登山も、その数の中では、今日を含めてあと4回です。

 

例年の12月だって寒暖の差はありました。

ありましたが、10℃以上にまで上がる日が数日あって、

そんな日に雨がまとまって降るものだからシーズンを迎えたスキー場はたまりません

 

標高252mの登山口にも雪は残っていません

 

藤野三山の1つはFu’s(フッズ)スノーエリアのある豊栄山ですが、

そのフッズに至っては12月のスキー場の趣はまったくありません

 

藤野近郊の低山三座、四座には、どこにもこのような備品がありますが、、

 

1つ1つが手作り感いっぱいでなかなか良いのです

 

夏は、鬱蒼とした林の中に続く沢筋歩きは涼しくて良いけれど、、

 

すべて落葉した冬枯れの日の登山は底冷えがします

 

しかしまぁ、そんな冷気の中でもしっかりと汗をかけるのが冬山登山です

 

豊見山とーうちゃこ(夏場は樹木で望めない豊平山がうしろに

 

南の空は雪⇒まだプレーができそうな“すずらんゴルフ場”を見下ろして

 

左に豊栄山(562m)と南区の街を見下ろしながら豊平山へ・・(鈍亀の皆さんは今頃真駒内公園で自主トレでしょう

 

登り返しのくぼ地には、雨で溶けた雪が凍てついています

 

登り返しの途中からは豊見山が望めます

 

雪と氷が現れる斜面があるのでストックを使用して

 

藤野の山はどうしてどうして、頂上直下は何処も急坂が特徴です

 

豊平山頂上とーうちゃこ

真うしろの山は、11月下旬に登った雪景色の「盤の沢山

 

風がそう強くもない頂上で早めの食事をして下山(見た目以上に急坂です

 

ふたたび沢筋を歩いてまもなく登山口へ・・

 

はい、

昨晩は鈍亀ランナーズの忘年会でした

カラオケボックス仕様の忘年会は4年ぶりということになるのでしょうか?

最後は東北ご出身Mr.Satoさんのサライの大合唱で盛り上がりました

一人ずつ、曲とともに“反省と抱負”を語りましたが、

皆さん、来年有言実行でガンバッて下さい

 

それでは、

また来週

 

 

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