“坂の上の雲”

登っていく坂の上の青い天に、もし一朶の白い雲が
輝いていてもいなくても、また坂を登っていきます。

24/07/14『三峰山』

2024-07-14 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

7月の真ん中の日曜日は、十勝岳連峰の山三峰山(1,866m)です

十勝岳温泉の駐車スペースを基点に「富良野岳(1,912m)」~「三峰山(1,866m)」~「上富良野岳(1,893m)」

と歩き、最後に「上ホロカメットク山(1,920m)」をピストンしてくる行程です

 

来し方、東方の「富良野岳」を背に

 

札幌の自宅を3時40分に出て、Motoさんと途中合流して十勝岳温泉手前の駐車スペースに

着いたときにはもう、登山客の車が温泉駐車場をはみ出して、車道のはるか下まで連なって

いる混み様です

7月の3連休ともなるとこ~んなに登山客で賑わうのだと改めて、北海道も本州100名山並みの

混み方が当たり前になりつつあることを実感しました

 

凌雲閣横の駐車場までやや暫く歩くことに・・

 

8時を過ぎると富良野岳の頂上付近に掛かっいた雲も抜け始めました

 

今日はこの先、雲のかかる心配は無さそうです

 

チングルマこそ満開の時を終えているけれど、まだまだ花が残っていて美しい登山道

 

Motoさんの指差す方向は原始が原、トウヤウスベ山あたりのはず

 

凡そ2時間30分で富良野岳の頂上にとうちゃこ

 

広い広い原始が原のずぅ~っと先には日高山脈が

 

富良野の今日の最高気温予報は30℃らしいけど、富良野岳頂上は半袖では寒いぐらいに涼しい

 

まんず、富良野岳を踏んで本日の一座目

 

ヤッホー大雪山から連なる十勝岳連峰がぜ~んぶ眺められる

 

西の方角には上ホロから下ホロまで、東南に延びる残雪期に歩きたい峰々がすっきり

 

次は「三峰山(さんぽうざん)」を目指して東に延びる稜線上を行く

 

右に望める三峰山は、読んで字のごとく、三つの峰が連なって三兄弟の如し

 

イワヒゲがいたるところに散りばめられていて美しい

 

冬期間、原始が原から見上げる斜面、いつかはボードで滑りたい

 

本日メインの「三峰山」にと~うちゃこここだけ誰かの手作りプレート

 

西斜面がスッパリと切れ落ちる「上富良野岳」と「上ホロカメットク山」が近付いてきた

 

写真では伝わらない・・この急さかげん

 

チングルマがまだ咲いている西南斜面

 

いたるところで写真、バチバチ撮ります

 

このあたりは案外フラットで吹く風が心地よい

 

東大雪連峰のシルエットも肉眼ではかなり鮮やかです

 

この先を登り返すともう上富良野岳が近付いてくる・・

 

はい、上富良野岳です(空の青さと雲に注目

 

ここから30分でToshiの左肩「上ホロ」まで行って戻ります

 

この日も小学生連れの親子がカミホロ避難小屋一泊しますと言って行き交いました

 

上ホロのバックに100名山「十勝岳」がいつになく(噴煙がかからず)すっきりと望めています

 

前十勝岳の噴煙も少し小康状態のよう

 

上ホロから望んだ富良野岳(とその後ろの夕張山地)は、本日一番の絶景(次のトップバナーにしよう

 

再び上富良野岳まで戻って、分岐地点から下界に降ります・・

 

上富良野岳分岐からの下りの景色はまた格別で、

 

見飽きることのない景色がいっぱいです(Motoさんの行く方角は三段山でその先は美瑛)

 

 

ここから見上げる富良野岳って、カッコイイ

 

ゴツゴツした岩もカッコイイ

 

改めて見上げる上ホロもカッコイイ、神ホロと言ってもイイ

 

ここを下ると風が収まり、気温も一気に下界の夏気温に・・

 

この急登は下りで歩く方がヤッパリ「「いいね!」

 

安政火口を見上げると、真冬「三段山」頂上からの絶景を思い出します

 

涼しいことを良いことに、欲張って4座を巡って収めた写真が170枚にもなりました

こんな日はブログにアップする画像を選ぶのに難儀するのでした

さ、来週はいよいよ東北、岩手の山旅です。

梅雨の明けやらぬ本州で、いかなる珍道中が待っているでしょうか

 

乞うご期待

 

 

 

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24/06/09『十勝岳』

2024-06-09 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

6月9日は、恒例の『びえいハーフマラソン』の日と決まっておりました

・あるのに、今回もエントリーのし忘れでゼッケンが送られてこないのでした

 

昨年のJAL、一昨年のノーザンホース、数々同じことをやっています

気を取り直して、美瑛には行ってマラソンの応援はする

しかし、応援だけではなく週一登山も行う

これを両立するためには、

「十勝岳(2,077m)」に登る...です

 

朝6:30に大通り集合(今、テレビ塔の上部が修理なのかスッポリと無いって知ってましたか?)

 

三笠で一休み中・・も日経に目を通す鈍亀ランナーズの重鎮Mr.Yosaさん

 

9時にはマラソン会場「丸山運動公園陸上競技場」にメンバーを下ろして、Toshiは望岳台へ

 

途中から迂回して白金温泉を目指して走る先の山並みは、高曇りで意外とスッキリ

 

どうだい、今日のオプタテは

 

はぁ~、ここがGoogleマップにも名前が出てくる白金模範牧場からの景色です(とっても素敵

 

望岳台9時20分スタートで、今日はマラソンハーフのゴールに間に合うように戻ります(てか、戻れるか?

 

富良野岳もスッキリ

 

避難小屋まで30分、休みなし

 

下りはこの雪渓を滑って降りるのです

 

ガスってきたけど、大雪山は綺麗に望めています

 

今頃、ハーフがスタートしている頃でしょう

 

旭岳は、7月・花の季節に登りましょう

 

すっかりと十勝岳頂上にはガスが降りました

 

この辺りから気温が一気に下がって、アウターを引っかけます

 

登山道には雪が無いので、今日、山開きでも十勝岳はOKです

 

意外にも頂上のガスは抜けたり、また覆われたり・・

 

ちょうど2時間で頂上です

 

視界の効かない頂上には5人ほど、辺りでお休み中、Toshiは5分で下山です

 

下りは、この辺りもトレラン仕様で走っています

 

雲の感じがとてもイイ

 

ここからが、登山靴のかかとを上手く滑らせて

 

雪渓は、途切れながらも避難小屋近くまで続いているので速い

 

思いの外、天気に恵まれた往復2時間53分のトレイルでした

 

12時13分下山、暑いこりゃマラソンのメンバーも大変だぁ~

 

はいっ、

望岳台からは、下り、直線の車道を競技場脇の駐車場まで20分

コース内の応援に加わったのが、12時40分...

この時点で鈍亀メンバーのゴールがまだ無いということで、

ハーフを2時間切した人が居ないのは、この暑さだからでしょう

 

Nagaさんも、暑さに苦しみながらも最後のゴール

 

本日の鈍亀トップは“みっちゃん”よく頑張りました

 

おぉ~、この手があったかぁ、鈍亀の連帯を見せつけてくれました

 

Toshiだけ登山仕様だけど、皆さんイイ笑顔

 

暑いだけじゃなく、コースも名物の下りが減って、心臓破りの上り坂が増えたんだとか・・

高速コースを1時間40分で走ったのはいつの頃だったか?

もう、そのような記録もムリだけど、十勝岳連峰の峰々に見守られての“丘のまちびえい”の

このハーフマラソンは、やっぱりイイなぁ~

エントリー忘れないようにしないと・です

 

また来週

 

 

 

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24/04/27『前富良野岳』

2024-04-27 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

今シーズン最後であろう...と、山スキー&山ボードが出来ることを期待して向かった

十勝岳連峰の南端に位置する前富良野岳(1,625m)には、スキーもボードも上げられず、

ツボ足登山となりました

 

まだ4月というのに、今年は残雪量が極端に少ない十勝岳連峰(左端「富良野岳」から右端「下ホロカメットク山」まで..)

 

今日も気温が上がる予報の北海道内です

 

残雪期の山スキー&山ボードを少しでも楽しみたいとする輩からすると、

これだけ高温続きの年はいただけません

例年だと5月GW明けまで滑ることが出来る日本海側の山々も、そして、

こうしてやってきた北海道の屋根とも言うべき大雪山、十勝岳連峰からも

雪が消えてBCは早々に店仕舞いすることになりそうです

 

2019年4月21日の登山では⇒これほど・の残雪があった富良野岳山麓だったのに..今年の27日は

 

原始が原登山口となる駐車スペースに雪はほとんどありません。

なので、登り始めからBCでボードとスキーを上げるのは止めて、

ツボ足登山に切り替えたのでした

 

沢沿いの登山道を上がっても、しばらくこのように雪のない有様です

 

前富良野岳頂上から真南に延びる谷筋の雪渓も、取り付き地点はゴロゴーロ石が出ています

 

しかし、標高を上げると雪渓もなんとか繋がっている景色になっているので、

滑られず・とも頂上までは行けそうです(前富良野岳に夏山登山道はなし

 

ここからの景色は良くなる一方で、

 

距離は短いけど、標高を一気に稼げます

 

谷は鶯の囀りで大賑わい

 

下半身を使っている状態で輻射熱で気温が上昇すると、10℃でも大汗をかきます

 

だけど、空が青いと元気も出ます

 

振り向いたらこの景色だからね

 

一気の気温上昇で霞がかかり、遠望は効かない今日の天気です(そこだけが残念

 

はい、頂上は雪のないハイ松帯で後ろは、トウヤウスベ山(1,400m)と大麓山(1,460m)です

 

富良野の街の奥に並んでいる夕張山地の山々も霞んでいてカメラではお見せできない

 

富良野岳(1,912m)を覆う雪が解けるのもあと僅かでしょう

 

ここから始まる十勝岳連峰、東の山並みを目に焼き付けて・・下山

 

下りは、やっぱりこのゲレンデを滑られたらヨカッタのに

 

登山靴で滑れないこともないけれど、脚がパンパンです

 

相変わらず鶯の輪唱を聴きながらの下山は、春山ならではの贅沢な時間

 

それでは、

春らしく、至る所に桜を眺めることができた行き帰りの行程で、

一番、素晴らしいと感じたこちらの画像を張り付けてお別れしましょう

 

はい、この山はなんという山でしょう

 

24/04/27『富良野岳』[ 3:14]

 

また来週

 

 

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23/10/09『富良野岳(原始ヶ原コース)』

2023-10-09 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

10月、紅葉の便りが届けられる前に、はや冠雪の報せされた大雪山、十勝岳連峰の

姿を見ようとやってきたのは富良野麓郷の原始ヶ原から登る富良野岳(1,912m)です

 

大雪山の白も十勝岳連峰の白も青い空に映えます

 

朝陽が登る直前の十勝岳連峰と、上富良野から美瑛にかかる早朝ならではの雲海

 

これだけの景色を綺麗に撮るにはプロのカメラマンにお願いした方が良い

 

こちら側は富良野の町の上に並ぶ夕張山地の秀峰

 

浮かび上がる芦別岳

 

何度目にしてもこの富良野盆地にかかる朝霧が生み出す雲海は、

もう素晴らしいの一言です

このような写真を収めながら麓郷⇒原始ヶ原には7時前に到着

先客車両は1台も止まっていませんでした。

 

広原の滝で写真を何枚も撮りまくります

 

紅葉もまずまず進んでいますが、何といっても苔むした岩が美しい

 

原始ヶ原に着き、お約束の場所で1枚!今日は天気の心配はなし

 

湿原を覆う草も色付いていて美しい

 

登山口の気温2℃と湿原を歩くこの時間はそう変わらない薄氷が張っています

 

湿原を過ぎると来年の春を前に笹が刈られて歩きやすい登山道に

 

ここから頂上までの距離は1km足らずだけど、標高差はまだ500mある

 

この辺りの砂礫帯、足が取られて疲れるけど、空の青さに励まされます

 

いよいよ霧氷が出迎えてくれて、季節は冬に向かっていますよ、と告げられた気がします

 

美しい自然の造形美にいくつも写真を撮ります

 

これも、なんでこんなに可愛くなるもんかね?

 

見下ろすと前富良野岳を眼下に従えています

 

もう、最高標高点が近い

 

白く輝く大雪山をアップで

 

ここはもう富良野岳の中を歩いている

 

富良野岳の先、十勝岳の白さにも目を奪われます

 

夏の景色だけを見て十勝岳連峰を語るなかれ・・

 

頂上にとうちゃこです

 

上ホロから境山、そして下ホロへの稜線も見事

 

遠くに東大雪の山並みも望めます

 

風もそうない原始ヶ原ルート脇で贅沢に昼食

 

帰路の途中、原始ヶ原一望です

 

残雪期に登りたい、トウヤウスベ山と大麓山

 

1時を過ぎてもこの天気、空の青さが変わらない一日でした

 

登りの途中でスマホを落としました

昼食を終えてスマホがザック内にないことに気づいて、慌てて頂上に見回りに

戻りましたが無いどこで失くしたか記憶も無い

おそらく登りの途中で何度か行動食を口にした場所にあるのでは?と考えて

登りのルートを忠実に下っていたら、ありました七合目付近の登山道に・・

 

少し慌てましたが、あって一安心、また来週

この富良野岳を仰ぐ麓郷から送られたドラマ『北の国から』はこちら

 

 

 

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23/06/23『三国山』

2023-06-23 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

夏至の候、皆さん如何お過ごしでしょうか?

平素から“こだわり”のあるものは四方山話のカテゴリーでお伝えしておりますが、

その1つ北海道分水嶺の山「三国山(1,541m)」に登って来ました

 

車で行けて「北海道で一番奥深いところ」という表現にピッタリの三国トンネル手前駐車場からのスタート

 

ヨーロッパアルプスにいるような背景にある山は表大雪の「緑岳(2,019m)」と「白雲岳(2,229m」です

 

北海道にある分水嶺、そこに全国で唯一「分水点」と表現される地点がある。

この日もKasaneちゃんに熱く語ったロマンのお話は、こちら⇒分水嶺シリーズ

詳しく取り上げておりますので、お暇な時に覗いてみてください。

 

長いトンネルの入口がすでに標高1,146mあります。(中山峠でも835m)

 

暇なとき・・とは書きましたが、分水嶺を知って山に登るのと、

分水嶺を知らずに山のブログなどを覗くのでは、天と地ほど、いや峰と谷ほど

楽しさに違いがあります

 

三国山はスタートから尾根ではなく谷を歩く行程

 

短い行程だけど、この谷筋歩きが楽しい

 

気温冷涼にして、沢水の音がまた爽やかです

 

分水嶺を考える上でのロマンの1つ、それはいつしか訪れる“源頭”です

 

沢が枯れた先の峰の雨水も必ず地下を通って再びその沢に染み出てくるのです

 

まず辿り着いた稜線上(1,467m)で名刺を頂きました(クマネシリ岳さんありがとう!)

 

そこから分水点までの距離は300m、わくわくします

 

ということで、予報に反して素晴らしい登山日和のなか

念願の「北海道大分水点」にとうちゃこしました

 

石碑が立派です

 

写真バチバチ(左が表大雪、右が北大雪です)

 

左端の石狩岳(東大雪)から右端黒岳(表大雪)までの遠望

 

明日登る予定の「ニペソツ山(2,013m)」の雄姿は格別です

 

はい、

ここが三国山の頂上ではありません。

三国山はこの先400mほど東に歩くあの山です

 

コルの途中から、ちょっと広げ過ぎのパノラマ写真は、

左のクマネシリ岳から中央に東大雪山系を貫く273号線、そして右にウペペサンケ山とニペソツ山

 

糠平温泉まで伸びる国道273号線の白樺並木は全国一美しい

 

東大雪の秀峰に背中を押されながら・・

 

短い稜線歩きもここまでです

 

ちょっとショボい標識だけど、ここが三国を分ける「三国山(1,541m)」頂上

 

一度は・・と思ったけど残雪期にもう一度登りたい

 

素晴らしい表大雪山の眺め

 

ウペペサンケ山もアップでね

 

下山後、駐車場で餌をねだるキツネが離れませんでした。(観光者の餌やりによるものでしょう)

 

最後に、本日も一緒に随行したオニヤンマ君をオマケに

 

数か月前から有給取得した週末金曜日の予報が生憎で、

半分は諦めていたこの日の山行も、お陰様で天気が上向いて上出来の一日でした。

今日はこれからMotoさんと幌加温泉「鹿ノ谷」で一泊です。

 

果たして明日登る予定のニペソツ山の予報は✖なので、

代替えで何かアトラクション考えないと・・

 

鹿ノ谷の温泉は最高カンパーイ

 

23/06/23『三国山』

 

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22/08/11『ウペペサンケ山』

2022-08-11 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

8月の山の日は、“天気があまり宜しくない”、というのが山の日制定後の

北海道の夏山観測ですが、今年は何とか晴れの山域が広がりました

 

今日登ってきたのは東大雪の山「ウペペサンケ山」です

 

本峰まで残り1km地点(標高1,841m)にて、本峰(及びバックの十勝連峰)を背に[13:15]

 

この日の朝、6時30分、日高の道の駅を越えてチロロ林道入口のゲートの前に立ち

そのゲートに告知されている内容を見て、数年前、Motoさんと一緒に日高の山「剣山(1,205m)」に

登ったときのことを思い出しました

『本年8月8日の大雨の影響で林道の一部が崩れ..入林できません

 

8時30分、登山口の手前凡そ2.7km地点からの林道歩き

 

まさかや

 

晴れた空に“ちむどんどん”していた気分が一気に消沈してしまいました。

目指す北戸蔦別岳への入山口に(今回も)進めません

 

ウペペ山塊まで凡そ5kmの行程

 

入林前に管理する役所に予め電話で状況確認をしておくべきことは大事ですが、

8月1日にネットで公開されている情報ではね・・と言い訳をしたくなりましたが、、

これで2回目の失敗なので、Motoさん、本当にゴメンナサイ

 

糠平湖が確認できるところまで標高を上げてきても・・まだ先は長い・・

 

気を取り直して日勝峠を走りながら考えました

九山岳→前回と同じ剣山の隣では景色が変わらない

白雲山(然別湖)→遠い割に山行時間が短いので“かんの温泉”とセットにする?

ウペペサンケ山→鹿追で然別湖の外輪山の景色を眺めていて勢いで糠平を目指すか?

 

標高差300mの急登で息を上げるMotoさん(登り返しが待っています!)

 

最初の急登は1,100m~1,400m

 

結局、“天気”という勢いに背中を押されて、Motoさんには、

日勝峠を越え、清水~鹿追~上士幌~糠平の行程を走っていただきました。

 

2つめの急登(登り返し)は、1,360m→1,610m=250mです

 

でも、そこを越えると待っていました

1,607mの肩から眺めるウペペ山塊全容

 

途中の笹刈、ハイ松の枝刈、あざーーす

 

夏山らしい緑濃い景色に爽快な風が吹き抜けています

 

糠平湖の遥か先に阿寒岳山塊がクッキリと

 

 

儚く残るコマクサは、我々が来るのを待っていてくれたよう

 

ニペソツ山に劣らないウペペサンケ山の連なる稜線の景色

 

パノラマ画像の左奥は十勝連峰の南西領域

 

ウペペサンケ山の東峰(糠平冨士)にとぉ~ちゃこ

 

Motoさん、ここから眺める未踏のニペソツ山(2,013m)に感動

 

登山開始が8時半を回っていたので、本峰への稜線歩きは行けるところまで・・

 

ニペソツ山の先には、ここもMotoさん未踏の大雪百名山「トムラウシ山(2,114m)」が

 

稜線途中の1,841mも立派なピークなので、ここで記念撮影

 

左の円錐峰「下ホロ」(十勝連峰)からニペソツ山の後ろの表大雪山までのパノラマ

 

来し方の東南方向を背に

 

高曇りが幸いして、北見冨士~クマネシリの稜線も明確で

 

Toshiさんの画像もいただきました

 

名残惜しいけど、最後に糠平湖を見下ろして・・下山

 

然別湖の外輪山にはで候補に挙げた「白雲山」があるけど、どこだかわからん

 

はい、

はからずも訪れたウペペサンケ山でしたが、遠出をして日帰りで車を走らせて

いただいた元が十分に取れたと思います

(往復8時間の運転有り難うございました)

何しろ、そんなことでもないと、なかなかやってこれない山域で、

一泊で目指すならやはりニペソツ山でお終い..のはずだからです

 

そして、長い一日のオマケは

 

初めての日帰り入浴⇒糠平(某)温泉貸し切りの図

で、

うまく撮れていないけど..岐路、士幌あたりで夕陽に写し出された突然の虹

 

右に入れば、東ヌプカウシヌプリの夕映え

 

また来週

 

 

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22/07/31『オプタテシケ山』

2022-07-30 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

2022年7月最後の登山は、十勝連峰の秀峰「オプタテシケ山(2,013m)」です

 

ここ「ベベツ岳(1,861m)」(オプタテシケ山の1つ手前の山)で、美し過ぎるポーズ

 

ベベツ岳は、Toshiのブログで“報われない山”として取り上げたことがあります。

オプタテシケ山の頂上にはない一面のチングルマ畑があるのに、

誰もここで記念写真を撮らずに通り過ぎてしまうちょっと寂しい山です。

ベベツ岳のこの見頃を終えたチングルマを愛でながら、いよいよ勇壮な

オプタテシケ山までの登り返しがあるから、岳人皆がこのルートに憧れるとも

言える...そんなベベツ岳です。

 

まだ暗い時間に札幌を出発しても美瑛に着いたのは5時45分

 

Kasaneちゃんと、6時20分に白金野営場で待ち合わせ、涸沢林道に入って

登山口を出発したのは6時45分になっていました。

駐車場この季節満車で、登山口の手前まではみ出している状況でした。

やはり、前泊が望ましいルートですが予報は明日の日曜日ではなく、

今日登らねば晴れた頂上での景色は望めないというので、やりくりが大変

です。

 

庭園も含めてこのルート初めてのKasaneちゃんも大満足の景色が続く

 

終日安定した天気という予報の週末は久し振りの北海道内

 

この時期、まだ僅かに残るチングルマ(美瑛富士の直下)

 

見頃は終えても、趣の違う彩がまた咲きほころぶ・・

 

避難小屋泊、テン場泊で楽しむ登山客の方が多い夏の同ルート

 

爽やかな風が心地よい縦走路歩き

 

(ちむ)どんどん近くなるオプタテシケ山

 

時期が早ければもう一面のお花畑をイメージしながら・・

 

ここを越えると景色がぐぅ~んと猛々しくなるオプタテ(男山)

 

ケルンが釣鐘状に積みあがってる

 

Motoさん、この最後の登り返し目前で足がつってしまい、リタイヤ・残念(一度頂上は踏んでいるので)

 

今晩お泊りの白金野営場はもう遥か向こう

 

頂上はもうすぐソコ

 

ありがとう、オプタテシケ山

 

トムラウシ山までの長い縦走路を歩くことができるのはいつになるだろうね?

 

Motoさん、Kasaneちゃん未踏の100名山「トムラウシ山(2,141m)

 

 

キャンプの準備があるので、あまりゆっくりもできず・・下山の先に雲は無し

 

コマクサ越しの大雪山旭岳

 

チングルマに見送られて、再びベベツ岳へ・・

 

おっ、Motoさんが写真写りで笑っています(けっこう珍しい)

 

アルパカ似の雪渓を湛える美瑛富士、美瑛岳

 

ここまでは十分涼しくて、爽やかです。ありがとう

 

はい、

下界はさぞかし暑くて大変でしょう。

風がほぼなくなった森林限界を過ぎてからの登山道の暑さぐらいは

我慢です

 

何といっても、Motoさん所有の虫コナーズターフの中でぬくぬくと

冷たいビールで乾杯できるのですから

それではオマケ

クラフトビールでカンパーイ

 

炭は起せなかったけど、ガスでも十分美味しい味付ジンギスカン

 

白金野営場は、バンガローもあるけれど、テントサイトの数も多く

とにかく広い

標高645mなので涼しい

白金温泉の割引券も貰えてgood

 

明日の朝は走ります

 

 

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21/07/17『十勝岳~カミホロカメットク山』

2021-07-17 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

7月も中旬になりました。

ここ数日気温が一気に上がりだした北海道、今週末登山で向かったのは、

久し振りの十勝連峰「十勝岳(2,077m)」~「カミホロカメットク山(1,826m)

~「上富良野岳(1,891m)」です

 

十勝岳が一瞬だけ噴煙が切れて姿を現したところでのシャッター(カミホロ側から・・)

 

今日は、NoriさんKeikoさんご夫婦と一緒です。

朝が早くてもへっちゃらというお二人は、札幌の自宅を3時に出て

こられたそうですが、Toshiもこの日は当初の待ち合わせ時間より

は早く着こうと3時前には家を出発しました。

 

すると、上富良野のセブンイレブンは入口に開店時間は5時と書い

てあります。

ここで20分休憩

 

そうこうするうちにOmuさんご夫婦も上富良野入し、かなり早い

時間に十勝岳温泉登山口でお会い出来ました。

そこにToshiの車を置いて、望岳台へ移動して今日の登山開始です。

 

■6:20 十勝岳 望岳台登山口

 

早朝、雲がかかっていた連峰の稜線がすっきりと望めてきました

 

■7:50 避難小屋

 

さて、当初の予定は夕張山地の山「芦別岳」でしたが、天気が

少しでも「良い」との予報にしたがってOmuさん未踏の「十勝岳」

にしましたが、

 

大雪山から夕張山地にかけて広範囲に晴れ渡る予報に良化しました

 

富良野盆地の横、芦別岳も望めています。

 

十勝岳は樹木の下に隠れる場所がないので「水を沢山持ってきてください」

とお伝えしたので、ザックが比較的重いでしょうね。

 

ところが今日は、下界とは違う爽やかな風が終始吹いていて快適

 

姿かたちの美しい「美瑛岳」は暑くない時期にまた今度登りましょう

 

初めて見る十勝岳は、一面が火山灰地形で火星探査の趣ですね。

 

噴煙を見上げていたのに、もうあんなに下に見下ろす場所まで来ましたよ

 

くっついている時だけ写しているわけではないけど、そういうのを選んでアップしています

 

あ~あすこが頂上です。とぉ~ちゃこです。

 

■11:05 十勝岳頂上

 

予定より1時間オーバーして到着しましたが、足取りが確かで

標高差1,000mを立派に登り切りました。

 

それにしても、前十勝岳の横から吹き上げる噴煙の量が明らかに

以前に比べて増えています。

 

その噴煙はいったん十勝岳の上空を舞ったあと、東大雪側に堆積していって

視界をずいぶん悪くしています。

 

昨年、Motoさん、Misakoさんと縦走を諦めた美瑛岳までの登山道も霞んでいます。

 

■12:50 カミホロ縦走へ

 

十勝岳頂上もそうとう噴煙の匂いがしていたけど、カミホロ側への

縦走路ではそれが目に染みて鼻水まで出てきました。

 

この噴煙は、噴火も近いのでは?と思わせる量ですよ、はい

 

川湯にある硫黄山はOmuさん達もご存じでした(どっちか凄いかな?)

 

右を見上げると

何の形にみえますか?この「坂の上の雲」は・・

 

富良野岳までの素晴らしい稜線が続く・・・

 

花も入れときましょう(メアカンキンバイですかね?)

 

イワブクロの名前を思い出すのにやや暫くかかりました

 

■12:50 カミホロ避難小屋 (休憩)

 

カミホロ小屋を見下ろすあたりから、紫色に広がる景色に目を奪われまして・・

自称:花好きでもないけれど、小屋の下の雪渓横に広がる「コザクラ」の群落

は凄かったです。

 

東大雪連峰の稜線とコザクラ平です。

 

チングルマとエゾノツガザクラもまだ見られまっしぇ~

 

イワヒゲは崖の下にも可憐に咲きます

 

近付いてきた「富良野岳」の濃い緑とヒコーキ雲

 

■13:35 カミホロカメットク山頂上

■13:55 上富良野岳

 

けっこうな登り返しを、ゆっくりではありますが歩き続けた

Keikoさん・なかなかですよ

 

昨年、この上富良野岳への登山道は登りで歩いたそうです。

 

楽園を思わせる登山道

 

見返してもやはりここは楽園だった

 

長く歩いた先の降りもけっこうキツイね

 

木の階段も意外と疲れるし・・

 

相変わらず噴煙が舞う十勝岳を最後に・・

 

青い空が映える火口下の沢(沢の水は何故かほぼ枯れていました)

 

■16:25 下山 十勝岳温泉登山口

 

10時間5分に及ぶ山行でしたが、下界は真夏日だというのに

我々が暑いと感じたのは安政河口下の十勝岳温泉を眺め降ろす沢筋に

降りてきてからでした。

涼しい風に吹かれて給水も少なく、この時期としては珍しい快適な

環境下での山歩きでした。

 

来週はいよいよオリンピックモード下の連休中の登山となります。

皆さんもコロナや熱中症に気を付けて楽しい登山をお楽しみください。

 

また来週

 

 

 

 

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20/10/10『オプタテシケ山~美瑛冨士』

2020-10-10 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

10月2週目の登山は、冠雪の十勝連峰「オプタテシケ山(2,013m)」から

美瑛冨士(1,888m)」を巡ってきました

本日、一番の絶景(オプタテシケ山頂上直下より表大雪を望む)

雲がかかっているものの稜線が明確な朝の十勝連峰[7:10]

夏山登山としては今年最後に登っておきたいとやってきたのは十勝連峰です

今週末、より天気の予報が良いのは大雪山系で、愛山渓温泉から登る安足間岳あたりも良いかな?と

考えたけれど、遠いことと積雪の状況を考えて「オプタテシケ山」を選びました

びえいマラソンコースから望む冠雪の「美瑛岳」

■7:35 涸沢林道 登山口

涸沢林道入口のゲートは(いつの頃からか?)鍵がかけられていない状態です。

林道とはいっても登山口までの距離はわずかで、舗装されているので車が汚れないのがgood

今日は先行車両2台に、今着いたばかりという沢屋さんの車両の3台のみ。

もう雪が降るこの時期にこのコースに分け入る登山者はそういません。

本州では珍しくもない登山道風景だけど、この庭園風がToshiは好きです

そしてお約束の庭園こちらも趣があってよい

やはり表大雪はよさげな天気ということで間違いなさそう

これから向かうオプタテシケ山もこの時刻雲はなし

期待の持てるアプローチだったけど・・・

9:20 美瑛富士避難小屋

ガスの心配がなさそうだったのは避難小屋あたりまで・・

石垣山への登りの途中で見返す美瑛岳には雲がかかりだし・・

石垣山から先では、ほとんど上空はガス

お花畑の紅葉も間もなく雪の下に・・

■9:55 ベベツ岳(1,860m)

ベベツ岳には標識もなく、報われない山ベスト3の座を固めています

と、

ベベツ岳までの所要時間が前回オプタテまでの登りの時間よりも詰まっているので、

ここに来てエンジン全開、息も上がります

息も上がるけど、寒いので汗もそれほどかかない分鼻水が落ちます

が、

風がそれほどないので、この時期にしては気温は高いほうでしょう

といっても頂上直下はこの景色なので、

アウターだけは着込んでいます。

10:35 オプタテシケ山(2012.7m)

ご覧のように東の様子がうかがえません。

カメラのバッテリーは最近寒さにめっきりと弱くなり、

タイマーを使おうとすると電池が切れてしまって、結局、記念写真がうまく撮れていませんでした。

旭岳周辺は望めるもののトムラウシ山までの縦走路が望めない

下界の様子もとぎれとぎれ・・

■10:50 下山

三脚立ててガスが抜けるのを待ちながらの山頂わずか15分ですっかりと

体が冷えてしまいました

石垣山の手前で追い越したお3名はまだ頂上にやってきませんが、果たして

この後の時間では視界が開けてくるでしょうか

相変わらずすっきりとガスが抜けない縦走路

■12:00~12:25 石垣山~美瑛富士間のコル(1,667m) 昼食

下りの石垣山から避難小屋を見下ろす地点で美瑛富士はガスの中・・・

ところが、短い昼食時間でラーメンをすすった後、

再び現われました美瑛冨士

今日はこのまま下山しようと思っていたところ、再びゼンマイを巻きなおして

美瑛富士に向かうことにしました

避難小屋の下に望む美瑛の町も天気よさげじゃん

美瑛岳⇒美瑛富士分岐地点

あれれ、上空またガスってくるし..

■13:00 美瑛富士(1,888m)

結局、諦めポーズの美瑛富士でした

■13:10 下山

美瑛富士からは前回同様に北斜面を降らせていただきました。

途中、雪の被ったハイ松がズボズボしましたが、登山道合流地点まで25分の

ショートカット

見納めのオプタテシケ山

登り納めの2020コロナ下十勝連峰(秋)

落葉の登山道、またアフターコロナでやって来ます

14:50 登山口

下山後、白金温泉に浸かろうと考えていましたが、ホテルに宿泊の車の

多いこと多いこと

GoToで繰り出している週末観光客が多すぎて車が止められないため、

お風呂はいつものハイランドふらのに入浴して帰りました

とさっ

来週は、万編山の会で道央、道南のまだ残っていそうな紅葉狩り登山を企てていま~す

どうなることか~

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20/09/12『富良野岳(原始ヶ原ルート)』

2020-09-12 | 3東・北大雪、十勝連峰の山

9月中旬に差し掛かった土曜日は、万編山の会十勝連峰の山「富良野岳(1,911m)」へ

原始ヶ原のルートで登ってきました

 

道北の高峰が視界良好の一日[十勝岳を背に]

 

misakoさんと札幌を5:00に出発し、江別東IC⇒三笠ICを通るルートで

久し振りに麓郷の町まで走ってきました

富良野の入り口あたりから眺める今朝の十勝連峰は雲が多く、

予報通り昼の時間帯に晴れ間が望めるかどうかは微妙な雲行きです

 

標高が少し低い、手前の「富良野西岳」への変更も視野に入れながら

その夕張山地に目をやると、南の方向の方がどんよりと暗い感じがして、

迷わず富良野盆地を突っ切って麓郷、ニングルの森まで走ってきました。

 

登山口には車両なし

 

7:45 原始ヶ原 登山口

 

夏山としては人気がないのか、同ルートには終日登山者がゼロでした。

十勝連峰の南の起点はここ原始ヶ原ニングルの森ですよぉ~と言いはしても、

人は少ない方がイイ

 

50分歩いて“広原の滝”を行く

 

渡渉は1回、ここで転ばないようにね~

 

上流は少し舐めてて美しい滝だあ~

 

今日の予報は風がそう無い予報のはずだけど、意外にも吹いているので

半袖では寒い。

遅い季節の変わり目がまさしく今日なのでしょう。

 

ヒグマが倒木を歩きやすいように削った跡です   [ウソ...]

 

8:50 原始ヶ原

 

原始ヶ原まで歩いてきたけど、この時点ではバックに望めるはずの富良野岳は

な~んにも見えません

 

登山道は前日までの雨で雪解け時期と変わらないウェット感

 

もう一つ季節の変わり目を感じる風景が随所にありました。

 

笹の処理が丁寧にされていて「もういつ雪が降っても良いですよ」というお仕事跡

 

で、

このまま視界のないガスの中を登っていくのかと落胆しかけていたところに、

まずは小鳥の第一声

まったく鳥のさえずりのない登山道歩きの途中に、「登山はこれからだ」と

応援してくれるような「ピーチク」の声

と同時に、自分の影が登山道に写り、

心なしか気温が上がった気がしました

 

うっすらとだけ見え始めた太陽が登っていくほど明るさを増してきたのは、

明らかな雲海状態の上空に抜けたということです

 

右手上空にわずかに山頂部分が見えるのは紛れもなく芦別岳(1,726m)

 

ここまでくると富良野岳の西の肩が望めているので大丈夫

 

秋の花、りんどうだけが知っている「本日の登山者1組」

 

最後のハイ松帯を超えるともう頂上はすぐ

 

連峰の端に立っている感全開で、報告入れなくっちゃ~あぁ~

 

当然、頂上にはこの時間、十勝岳温泉側からの登山者が数名

 

11:55 頂上

 

頂上までの所要時間[4:10]は、休憩時間を入れない夏山ガイドの標準時間[4:30]よりも早いので、

misakoさん「トレーニングの成果は十分出ています

 

この写真、ホコ岩(1,740m):右を見下ろしている画像です..[見上げている感覚になるから不思議]

 

万編山の会は、日本百名山「十勝岳(2,077m)」を中心に連峰を繋ぐ旅を行きます

 

頂上で食事を摂っている40分間、登山客が数組入れ替わり、

下山近くになって登りついた1組が山座同定を始めた頃、我々は再び雲の海に

飛び込んでいきます。

因みに、リーダーと思しき男性が「ニペが見えるニペだ、ニペだ」と同定していたのは、

日高山脈で凡そ100度ズレています。

 

■12:35 下山

 

南の方向は、日高山脈の主峰頂上部だけわずかに確認できただけで、

原始の森に広がる湿原の全体像、

それにトウヤウスベ山(1,398m)、大麓山(1,459m)は望めませんでした。

 

misakoさん写真ありがとね~

 

風もなく暖かかった頂上から一転、ガスに向かうほどまた気温が下がっていく・・

 

前富良野(1,625m)も頭だけ見え隠れ・・

 

標高1,600mから下が雲の海

 

アートは倒したらダメよぉ~

 

帰りも転ばぬように

 

15:25 登山口 (新しくなった十勝連峰案内図) You are Here

拡大版

登山口の標高650mから1,600mの間は見事に晩秋に向かう装いで、

1,600mから頂上(1,912m)までが、まだ夏がそこにある感覚を覚える2極、2層鮮明な

原始の森歩きでした。

原始ヶ原の下草の紅葉は見事ですが、そこはまだまだこれから・・

わずかに紅葉が始まっていたのは頂上直下の

ウラシマツツジだけでした..

 

しかし、

日本で一番最初に紅葉が始まる大雪山は来週以降、黒岳から彩の報告が始まるでしょう。

 

帰りは麓郷から東山、金山を抜けて湯の沢温泉に浸かり、

占冠IC⇒夕張ICのルートでした。(この巡りが遠く感じない良いルートと思います)

 

さて、

来週は北海道を離れて北アルプスからの報告です。(こうご期待)

アマビエさんに台風回避の願掛けをしてもダメかなぁ~

それではまた来週

 

 

 

 

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