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降って湧いたソーラーバネルの話し 発電自由化編

2013-02-26 13:55:42 | エネルギー
降って湧いた中古マンション屋上のソーラパネルのお話しの続き!

その言い出しっぺのおばさんに出くわしていないので
「小規模多数連携システム」の個人負担のお話しは
まだしていないけど、突っ込まれたときに
説明できるよう自家発電の現状をリサーチ、
真面目な理事だね(^^)//

屋上に共同でソーラーパネルを
マンションの管理組合で設置すると
特定規模電気事業者扱いになるらしい。

PPSとか新電力とか呼ばれていて、
大手電力会社が持っている送電線網で
余剰電力を小売りできるようになってきたらしい。

そもそも、1950年の電気事業再編成以来、
10の民営の電力会社が地域ごとに独占供給してきたのが
1995年から自由化が始まり、
2000年から2000kw規模の電力の自由化が認められ、その後、
2004年には500kw以上、2005年には50kw以上が対象に。

現在はかなり普及してきたけど、足踏み状態に。。。
問題点は、電力会社の送電線網を使用しなければならないので、
託送料金を払わなければならない

供給のインバランスが起きた時に、電力を補給供給する電力会社に
インバランス料を払わなければいけない

http://ja.wikipedia.org/wiki/電力自由化

などの規則があるらしい。。。

EUでは1997年頃から自由化が呼びかけられ、
発電、送電、配電の機能分離、会計分離がすすみ、
フランスのEDF、ドイツのE.ONとRWE
スウェーデンのヴァッテンフォール、イタリアのENELの大手があり、
中小のフランスのSUEZやスペインのエンデサの買収に乗り出し

アメリカは連邦エネルギー規制委員会(FERC)が1996年に
送電網の解放(オープンアクセス)を義務付け、
ISOやRTOといった独立した送電機関ができたけど
競争激化で2000年にはロスの大停電などの事故も起きてるらしい。。。

難しいね、
マンション屋上ソーラーパネルに詳しい人いたら
いろいろ教えてね!

そろそろ、本業のイラストに戻らなくっちゃ(^^)//
ジルとチッチの素材ボックス
無料イラスト

降って湧いたソーラーバネルの話し 法律とコストパフォーマンス編

2013-02-24 16:07:05 | エネルギー
引き続き、降って湧いたマンション屋上の
ソーラーパネル設置のお話し!

見積りはネットでとれることが分かったけど、
どうやらうさんくさい感じがして
「太陽光発電」 「マンション屋上」でグーグルしてみた!
http://news.realestate-jp.com/?eid=976581

戸建のようにマンションで普及しない理由に、
今の法律では、各家庭に電気を供給できるのは、
自家発電をのぞき全国の10の電力会社に限られ、
屋上にパネルを設置すると、マンション管理組合が
電力小売新規模事業者とみなされてしまうことにあるらしい。

太陽光パネルを設置している新築マンションは
住宅ごとに持ち分が分かれていて、送電系統が住宅ごとにひかれ、
すなわち、

・システムコントロールするパワーコンディショナ
・屋内分電盤までの送電線
・余剰電力を電力会社に売る電力量計

を住宅ごとに設置する必要があるんだって。

このタイプは「小規模多数連携システム」と呼ばれ、
NEDOのフィールドテスト事業の39プロジェクトで
集合住宅を提案したのは、ベンチャーのあひか(株)だけで、
シャープや京セラも戸建住宅のみ製品化で、
芝浦特機は集合住宅用太陽光パネルを供給しているが
自らは製品化していないんですって。

これは2008年の記事なので、2012年で検索!

http://sumai.nikkei.co.jp/edit/kanri/detail/MMSUm0000002072012/

業者の選定は、施行実績が重視されるが、
中古マンションの実例が圧倒的に少ない!

今のパネルの太陽光を電気に変える発電効率は15%程度。
年間発電量で計算すると、
初期投資を回収するのに15年以上かかるので
築40年のマンションに導入するのは厳しい。。。

あのマンションのおばさんに
こんなことを説明してわかるかな~
できるだけ、会わないようにしておこう(笑)

今日のイラストはエレガントなクロッカス
春の無料イラストはジルとチッチの素材ボックスへ!