1月半ばも過ぎて失礼します。。。2018年もよろしくお願いいたします。
今年は何かと節目の年になります。(人生もステージアップ)
まず、羽石道代プラスシリーズが第10回となりました。本当に皆様のおかげです、ありがとうございます。一度ブログを消してますので(嗚呼...)ここで少し振り返らせていただいきます。
この前身はSempre vivo というシリーズでキャッチフレーズは「若手演奏家による」でした。ですので、ある程度の年齢になった時に人に言われる前に違和感を感じ、いい機会なので改めようと考えたのがこの「プラス」というシリーズでした。Sempre...も初めてコンチェルトをした時に指揮者の先生にいただいた素敵な言葉だったので大事にしていたのですが、音楽用語としては一般的ですがいちいち意味を問われるということは浸透してないということですし、タイトルに自分の名前が入っているのは何かと都合が良いということも数回やるうちに学びまして、このようにしました。あと、プログラミング命の私としてはソロ・室内楽にこだわらずに組むことに満足があったので、私プラス ゲストをお招きするという形に徹底してやるという意思表明もあり、コンセプトも内容もこの一言で済むので今でも気に入っています。
1年内に2公演行い、1年は休むペースで、企画が降ってきた時に動くようにしました。(つまり先にホールだけでも予約、ということはしない。)義務じゃないしね、音楽は自由なんだから、を心に留めています。
今回のチラシのご挨拶にも書かせていただきましたが、単純にいえばこのシリーズは「欲張りな私」の企画です。やりたい曲をやりたい方をお招きして兼ねてからの夢を叶えていく。なかなかそんな図々しい人(特にピアニスト)も少ないのではないかと思いますが、ピアノを弾きたくて続けているわけですし、自分がやりたいことをやらないと死ねないなと。好きなことをやるために大人になりたいと思ってきましたので、それが何であれやってみたいのです。わがままだと言われても「そうですねえ」と言えるくらい大人になってきました。笑
そんな私に協力してくださる方々、聴きにきてくださる方々には本当に感謝しています。私が本当に信頼するゲストの演奏も含めてもっと多くの方に聞いていただければもっと嬉しい。ぜひぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
そして今回は本当に夢を叶える感じです。
いつかはシューベルトの「冬の旅」と心にありました。私のキャラかどうか、取り組むに値する人間なのか、なんであなたが?と、すでに問われるところかもしれませんが。
「冬の旅」は小学生の頃から聞いてきました。本をこよなく愛する文学少女であった私は歌詞がストーリーになっていること(連作歌曲)がまず気に入っていたのだと思います。さすらい人 という孤独な感じも好きでした(スナフキンが好きだからかと...)。もちろん歌詞を読むほどに当時の自分とは違う感じで心に響いてきていると思いますが、小学生でもきっと感じる何かはあったのでしょう。失礼な感じで言いますが、すごいなあシューベルト。これ以上はもっと拙い言葉しか出てきませんので許してください。
あと思い出したエピソードとしては、叔母が名「伴奏者」(あえてこう言います)ジェラルド・ムーアの話をしてくれたんだと思います、引退公演の時に名だたるソリストが次から次へと出演してね...など。すごいなあと。そんな人になりたいなとうっすら思ったことで私が作られてきたのではないかと思います。リートの伴奏をいつかしてみたいものだと。
これが私の人生と音楽の節目にもなると、信じて取り組んでいます。
ちなみに今週初リハーサルです。緊張しますね。。。
写真は節目の時のパーティーの様子。自らドラピエのマグナムでお友達に感謝を表しました。あっという間に空きましたけどね。。。ワインのようにいつも美味しくありたい!
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羽石道代プラスシリーズ第10回vol.1羽石道代プラス池田直樹「冬の旅」3月9日(金)
vol.2うた・おどり・まつり 5月15日(火)
両公演 会場 JTアートホール アフィニス 19時開演
チケットのご要望はeプラスでも
http://eplus.jp/sys/main.jsp?uji.verbs=GGWP03_search&uji.id=search&uji.bean=G.apl.web.bean.JOAG010201Bean&ZScreenId=GGWA01&uketsukeInfoKubun=001&keyword=%89H%90%CE%93%B9%91%E3&siteCode=1221
OCTAVEにメールでも Octave2004@aol.com
出演者でも受け付けております。
よろしくお願いいたします。