これは、昭和30年代の頃の
大阪の梅田にあった北野劇場のパンフレット。
母の思いでの品のひとつ。
この劇場で母はダンサーをしていました。
その母の名前が載っていたり
舞台の写真が貼ってあったりと
その時、その時の想い出を母が取っておいたものです。
今から考えると
第二次世界大戦終了から十数年。
それでも街はずいぶん変わり
母のようにエンターテイメント産業が流行る時代になっていたのは
本当に日本の国の力強さなのでは、、、と思ってしまいます。
残されたパンフレットから溢れるエネルギーが
私にも伝わってきます。
新しい時代を力強く生きる若者たちが次の世代へと繋ぐバトンを
私たちはしっかりと受け継いでいきたいと
久々にパンフレットを見て感じました。
力強さはデザインにも現れていて
ホントにお洒落なんですよね~
ため息がでてしまいます。
時代を感じるものもありますが、
シンプルなデザインは今、また新しく感じるものです!