不安神経症克服への道

兆候

不安神経症は突然発症したように見えたが、今から思うと実はかなり前から兆候があった。それらについて思いつく限り列挙してみる。

①周囲の音、特に人の声が異常に気になりはじめる。職場の席の隣で誰かが会話したりしていると、気になって簡単な計算すらうまくいかなかった。また好きな旅行に行っても、ホテルで隣の人の音や声が気になって楽しめなかったり眠れなかったりがしばしばあった。
②常に理由も無くイライラしている。リラックス出来る時間が減ってしまったように思う。あと常に焦りや後悔、人から言われた批判が常に頭から離れないようになってしまっていた。
③確認行為が増える。出かけようと玄関を出てしばらくすると、ガスやアラームを止めたかとか鍵をしっかりしめたかとかが突然気になり、確認のために引き返すことが増えた。
④身体に異変が現れる。もともと肩凝りが酷く、他人といると緊張で更に悪くなるという傾向があった。これに加えて、苦手なことを行おうとすると頭が軽く締め付けられるような拒否反応が起こるようになった。また発症する数ヶ月前は、夜眠る前にこのまま死んでしまうのではないかという不安を感じて突然動悸がしたり、何かの拍子に動悸がして動けなくなることが起こるようになった。また好きなサッカーの試合を観ていると緊張とともに動悸がひどくなり、血圧が上がって観ていられないという事態になってしまった。

今だから言えるのだが、①、②が起きた時点で、もっとリラックスする方法を考えるべきであった。とにかく仕事が忙しく、それらを軽視してしまっていた。また③、④が起きた時点で、会社のカウンセラーや専門の医師に相談していたら現在のような状況に陥らなかったかもしれない。全て後悔先に立たずある。

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