不安神経症克服への道

不安神経症の要因1:会社関係

今日も努力はしたが眠ったのが1時過ぎで、やはり3時過ぎ頃に一度目を覚ました。再び浅い眠りをとって7時に起きた。いつもはここでまた眠ってしまうのだが、少しは早起きしようと試みた。ところがそのままWEBニュースやSNSを読み、食事をしたのは結局9時頃であった。意志薄弱である。今日は久しぶりに晴れたので、まずはたまっていた洗濯をした。

今回は覚えているうちに不安神経症になってしまった要因について振り返っておこうと思う。

以前書いたと思うが、きっかけは昨年8月末にストレスで左目周辺に違和感を感じて文字が読みにくくなったことにある。夜になるとこのまま失明してしまうのではないかという不安と恐怖が止めども無く湧き上がってきて動悸が止まらなくなった。加えて血圧も上昇したため、このまま脳出血を起こして倒れてしまうのではないかという恐怖も加わった。失明に対する恐怖感は、幼い頃暗闇恐怖症であったことに起因する。以前から目が見えなくなったらと考えると不安で息が詰まりそうになった。また脳出血の方は、父が脳出血を起こして寝たきりになって亡くなってしまったことがトラウマになっていたためである。この二つが重なり、後戻りの出来ない状態になってしまった。

では左目の異常を引き起こしたストレスの原因は何であったのか?振り返ってみると、会社関係、母の病気、自身の病気、新型コロナとワクチン、それと幼い頃の体験の5つがあげられるように思う。仕事関連では過去パワハラを15年以上に渡って受けたため、既に睡眠障害を起こしてかなり前から睡眠薬のお世話になっていいた。

当時成果主義が流行っており残業80時間はざらであった。上司は絶対であり、異なる意見を述べるとこちらが意見を取り下げるまで数時間に渡って説教を受けた。また進捗報告会議中は重箱の隅をつつくような批判を延々と受けるということが毎回繰り返された。プロジェクトが成功すると自分のおかげ、失敗すると部下のせいとされた。更にグループ内を会社の制度にない階層付けがされ、最下層のメンバーはグループの方針に意見を言うことさえ出来なくされた。私も最下層に位置付けられた一人であった。もともとは仲の良かったチームの雰囲気がそれによってあっという間に変わってしまった。

下層に位置付けられたメンバーは更に自分より下を作ろうとし、自分より下だと思う人間が少しでも優れた点を見つけると徹底的に否定するような風潮が生まれた。ある人は私が気に食わなかったらしく、何かにつけてどなるように批判したり逆に無視したりした。これはかなり精神的にきつかった。不眠やフラッシュバックが酷くなったのはこの頃である。他のメンバーも自分に火の粉がかかるのを恐れて助けてはくれなかった。まあこれは仕方ない。逆の立場だったら私もそうしたかもしれない。このように辛くても会社を辞めなかったのは、仕事の内容自体は好きだったからである。(今から考えると、もう少し私の方で相手を立てるということを行っていたら良かったかもしれない。大学院の頃に教授と院生は議論において対等という分野に属していたために、それを会社に持ち込んでしまった。)

そのうち上司も辛くあたる同僚も異動したり転職したりしてつかの間の平和が訪れた。本当につかの間だった。大規模な組織変更が行われ、所属部署が社内外注のような部署に異動させられたからだ。他部署が指示する業務内容を、例えそれがどんなに無意味であっても言われた通り行わなければならなかった。自分で考えて技術開発する立場から指示されただけの仕事をやる立場に変わった当初は、多少辛かった。しかしそれは仕方ないし、それでもやった仕事が誰かの役に立つならそれでよかったのだ。そして自身の仕事内容が指定された基準に達していたら評価してもらえるならば。ところがどんなに苦労してよい結果を出しても、依頼した部署のプロジェクトが失敗するとこちら側の成績も連帯責任で最低な評価にされた。こちらからは依頼内容に意見することが出来ないのに...まるで奴隷のようであった。よく考えたものだ。合法的な賃金カットであった。

この時期にもともとたまっていたストレスが更に増加していった。せめてやった分だけ評価してもらえる会社に転職しよう...そう考えはじめたのが昨年の夏頃であった。遅すぎた。その後すぐに不安神経症にかかって就職活動すら出来なくなってしまうとは予想もしていなかった。

長くなるので今日は一つ目の会社関係の振り返りのみとする。書いていてかなり辛いが、書くことにより過去が客観視出来て自身の悪かった点も見えてくるのもよい。

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