不安神経症克服への道

茫然自失の出来事と医師への想い

とてもショックなことがあって茫然自失している。健常者に話しても「仕方ないではないか」の一言なので(確かにその通りなのだが)、やりきれない思いと伝えられなかった感謝と別れの言葉、医師のの無事を祈る気持ちをここに書き記しておくことにした。

今日も朝から軽い怯えと緊張症状が続いていた。目覚めた直後はとても気分がいいのに、少しするといつものように頭の中と腕脚がザワザワとおかしくなり始める。食事をして薬を飲むとそれらはかなりおさまるのだが、軽い腕脚の怯え症状は消えなかった。そしてここのところずっと食後は酷く眠く怠くなるため横になってしまう。今日も横になったのだが、メンタルクリニックの通院日だったのに予約をするのを忘れていたことに気付いた。薬は予備があって数日間は大丈夫なのだが、それでも無くなるとまずいので慌ててWEBを開いて予約をとることにした。主治医の今週欄が全て予約不能の×となっていた。次の週もその次の週もそのまた次の週も...。すごく嫌な予感がした。仕方なく電話で予約をお願いすると、その医師は退職されたので主治医を変更する必要があると済まなそうに伝えられた。健康上の理由らしい。茫然自失としてしまい、言葉が出なかった。そういえば二週間前に突然激痩せされていて別人のような外見になっており、関東の夏はきつすぎて夏バテで固形物が食べられないとおっしゃっていたが...単なる夏バテでなかったのだろうか。それまでもときどき調子の悪そうなことがあったが、まさかご退職されるほどとは。

その先生のおかげでここまでよくなったのに、まだまだ完治までは遠いのに、今後どうしたらいいのだろう。あと数日前に予約しておけば、最後の挨拶が出来たのに、感謝を伝えることができたのに。医師をやめなければならないほど具合が悪いのだろうか。どうかご無事でありますように。そんな想いが頭の中を駆け巡ってとても辛い。

素晴らしい医師であった。最初の頃ボロボロの状態で診察を受けたとき、「自分が必ず治すから」と言って下さりどれほど勇気付けられたことか。常に患者目線で威圧感を与えないように普段着を着て、ドアを自分から開けて患者を迎え入れていた。どんな些細な質問にも呆れた顔をせずに真摯に答えて下さった。その先生のおかげで何とか最低限だが通常の生活が出来るようになり、食欲も元に戻った。感謝してもしきれない。その先生が仕事を続けられないほどのご病気になるとは。どうかご回復されて、またどこかの病院でご活躍出来ますように。自分には祈ることしかできない。

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