不安神経症克服への道

腎臓内科での血圧測定結果

一日一日と何も生み出すこともなく社会貢献することもなく過ぎていく。少し症状がおさまって最低限の日常生活が出来るようになると、自分が何もしていないことに焦りを感じ始める。体調が酷く悪く物が食べられなかったときは、それが少しでもおさまり物が少しでも食べられるようになることを願ったものだった。それが実現すると、次を望むようになる。

今日は慢性腎炎の定期検査で、腎臓内科に通う日であった。(嫌になるほどあちこちが悪い。)診察に間に合わなかったらどうしようという不安に前日から悩まされ、朝から特に左半身に怯えと緊張症状が出ていた。手と足首がピクピクするような気持ち悪さで、腕と脚がザワザワしていた。それなのに病院での血圧測定結果が何故かすこぶる良い。気温が高いためと抗不安剤を飲んでいるためであろうか。以前は家ではやや高め程度でも、病院で血圧を測ると上が140から160、下が90超えというびっくりするような高さが続いた。降圧剤を飲んでいるのにもかかわらずである。更にこんなに高いとこのまま脳の血管が破れるのではないかという不安が沸いてきてしまい、測りなおすたびにどんどん上がっていった。白衣性高血圧に脅迫観念が加わったというところであろうか?ところがリーゼを飲むようになってから血圧は低くなり、二ヶ月前の前回も今回も上が110から120、下が70~80と理想的な正常値になってしまった。なってしまったというのはおかしな言い方であるが、緊張しているにもかかわらずに低かった。

まあ、不安神経症にかかって悪いことばかりでは無いのだ。ゆっくりやりたいことを探していこう。

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