親友と会った翌日はいつも体調がすぐれない。いつもの怯え症状に加えて、首から肩、両目の周り、前頭部周辺が特に疲れて体がだるい。微かなさみしさが誤信号となって不調を引き起こしているのだろうか?不安症に加えて鬱の症状もあるのではないかと以前担当して頂いた医師がその可能性をほのめかしていた。
親友と会えて嬉しかったかと問われると、この病気になってからは素直にそうだとはこたえられない。嬉しいとか楽しいとかという感情は、どこかに隠れてしまっている。会ってもむっつりしている私によく付き合ってくれていると思う。友人がどのくらい不安神経症のことを理解してくれているのか分からないが、それでも気を悪くしないでいてくれるのは有り難い。しかし友人と一緒にいて苦痛を感じないのは、やはり会えて嬉しいという感情が心の奥の奥に存在しているのだろう。だから独りになる翌日は不調になるのだろう。
何もする気にならずに、ベッドに入ったままお昼過ぎまでネットをみたりして無駄な時間を過ごした。それがまた自己嫌悪となり、更に体調を悪くした。このままだといけないと、とりあえず食料を調達するために身なりを整えてスーパーまで買い物に出かけた。明日からはもう少し健康的な生活を心掛けねば。