昨日は"みどりの日"だった。
祝日法によると、"自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ"日。
新緑の季節で、街路樹の植えられた歩道や公園などをウォーキングするのも心地良い。
取っても取ってもすぐに生えてくる裏庭の雑草に、悩まされる季節でもあるけども。
そして今日は、"こどもの日"。
"こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する"日、とのこと。
こどもの数は、今年も過去最低記録を更新する結果となった。
もはや、少子化に歯止めをかける手立ては何も残っていない、そんな気がする。
【きょうの記録】
ウォーキング:12,848歩
体 重:56.9kg
さて、お参りも済んだし、あとは帰るだけ。
でも、なんかおかしい。
‥‥そうだ。
私、朝から、ポテチ以外、まだ何も食べてない。
そこで。
金刀比羅宮の参道の中ほどにある資生堂パーラー・神椿に立ち寄ることに。
時間が早かったのでレストランはまだ開店しておらず、カフェに入りました。
オリーブ豚のポークカツのサンドイッチに、アイスのカフェラテを付けてみた。
とりあえずお腹が満たされたところで、さらに下りてゆきます。
上るときになんとなく無視して通ってしまったので、下りに書院に立ち寄ってみた。
前回のレポートでいうところの、桜馬場西詰銅鳥居から40段ほど上ったところの右手にあります。
さて、桜馬場西詰銅鳥居まで下りてきた。
ここからの選択肢は、2つ。
上ってきた参道を、そのまま帰るか。
それとも、左手に分かれてゆく、裏道を帰るか。
もともと、同じ道を往復するのはできるだけ避けたい主義。
迷わず、裏道に回ります。
11時を過ぎ、ぼちぼち参拝客も多くなってくるであろう表参道とは異なり、裏道は人の通りも少なく、思わずひゃっほうとダッシュしてしまいたくなるほど。
‥‥いい大人が走るなよ、と思わなくもないですが、そこは"旅の恥はかき捨て"ということで。
金刀比羅宮の図書館。
月に3回、4時間ほどしか開館せず、また、入館は予約制、とのこと。
‥‥なんで誰もいないのに写真を斜めに撮ってしまうんだ、私は。
図書館の東側にある建物には、裏側には"學藝館"の文字が。
こちらも常時開館という訳ではなさそうです。
そんなこんなで、琴平の街に下りてきてしまいました。
表参道でお土産を買うなどの予定のない方は、こちら側に下りてくるのも、悪くないかも。
ただし、うどん屋さんなんかもこちらには無いので、注意が必要です。
私はサンドイッチとカフェラテを堪能したばかりだったので、今回はうどん屋もパスしたけど。
大宮橋より、金倉川の上流方を望む。
金倉川の上流には満濃池という、日本最大の灌漑用のため池があります。
瀬戸内海沿岸は雨の少ない地域なので、灌漑用のため池が各地にあり、ことでんの車窓からも、いくつかのため池を見ることができます。
大宮橋より、金倉川の下流方を望む。
川のすぐ横に、琴電琴平駅のホームがあります。
というか、停車中の電車、よく見ると、高松築港からここまで乗ってきた電車だ。
ついでなので、JRの琴平駅にも立ち寄ってみました。
琴平駅の一角に展示されている蒸気機関車の動輪は、"四国鉄道発祥之地"のモニュメント。
国鉄の前身、讃岐鉄道が丸亀・琴平間を開通させたのが1889年のこと。
現在のJR四国の路線としては、ここが初めて開通した区間ということになります。
ただし、その前年に伊予鉄道が松山(現在の松山市)・三津間で開業しているので、"四国で最初に開業した鉄道"は伊予鉄道、ということになります。
琴平駅の入口。
"駅"の旧字体である"驛"が用いられているところに、歴史を感じます。
ただし、これは復刻版っぽいですが。
琴平駅のホーム。
上屋にも、ちょっぴりレトロ感があります。
琴平駅界隈には現在のJRとことでんのほか、琴平参宮電鉄や琴平急行電鉄といった路線が延びていましたが、いずれも廃止後50年以上が経過しています。
そんなこんなで、琴電琴平駅に戻ります。
琴電琴平駅では発車10分前より改札が始まるため、それまでは駅舎内の待合室で待つことになります。
高松電気鉄道1080形電車。
高松築港からここまで乗ってきた電車と、同じ形です。
1080形電車の前方。
同じ1080形電車ですが、この車番1081・1082の編成は1959年の製造で、ほかの車番の製造年よりも一年早くなっています。
なので、来年にはこの編成も"還暦"を迎えることになります。