朝晩が冷え込むようになりましたが、風邪などひかれていませんか
今回は女性に多い便秘のお話です
便秘は男性よりも女性に多く見られます。
それは男性に比べて括約筋、腹筋の力が弱い、女性ホルモン(黄体ホルモン)の影響、ダイエットによる腸の蠕動運動の低下、生活習慣によるものなど、様々な要因があります。
長く便秘が続くと肌荒れや病気にもつながると考えられていますので、たかが便秘と侮ってはいけません。
便は排泄されなければならない老廃物で毒素も多いのです。
大腸は、水分を再吸収する臓器ですが、便が長い時間大腸に滞在すると水分を再吸収する際に老廃物の毒素まで吸収してしまうのです。
その結果、再び血液に老廃物が増え、顔色が悪くなったり、吹き出物が出たり、肌荒れが生じたり、ということにつながります。
東洋医学では、陰陽、虚実、感熱などにより、気秘、風秘、痰秘、冷秘、熱秘、脾約など、便秘と言っても様々に分類され、種類によりそれぞれの症状があります。
その中で注目したいのが、寒の性質の便秘、つまり冷えからも便秘が起こるということです。
お腹の冷えが強くなると、気の巡りが悪くなり大腸の蠕動運動も低下し便秘になります。
普段から冷えやすい体質の方、寒くなると便秘になるという方は冷えからくる便秘の可能性があります。
一般的には便秘の対策として、適度な運動、食物繊維の摂取、水分補給などを心がけている方も多いと思います。
しかし、冷えから便秘になっている方は、生野菜の摂りすぎは逆に体を冷やします。
野菜は加熱したものを食べ、水分補給は冷えていないものを飲むようにしましょう。
そのような方にはお灸も効果的です。
お腹や足など、冷えている箇所にお灸を試してみてください
鍼灸施術では、皆様が家庭でできるセルフケアについてのアドバイスも行っております。
おうちでできるお灸やツボ押しをぜひ覚えて頂き、
妊娠しやすい健康な体を作ってくださいね。
最新の画像もっと見る
最近の「鍼灸、ホリスティックケア」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事