キャラメルマンの『 My ドキュメント 』

20代でやり残した大切な事は一つ一つ30代でやり遂げていこう。その先の40代に成長した私がいるはずと信じて・・・

FLIPPER'S GUITAR・・・つづき×3

2007年11月30日 | 音楽
そう。

友人は私に、ボーカルをやってくれっ!と頼んできたのだ。

この頃って・・・

カラオケが出てきたか出て来てないかの時代。

ハッキリ言って全体的に今の子達みたいに歌はうまくなかったと思う。

普通には歌えるんだけどね。


で、「なんで私に頼むんだ?」って聞いてみた。


その頃、私はよく鼻歌を歌っていた。そして、ボーイ、ハウンドドックなどのモノマネをしてみたりしていた。

それを見聞きしていたこの友人は、学園祭レベルではバッチリ大丈夫だと言う。

今から思えば真剣バンドでもないので誰でも良かったのだろう・・・。


自信を持って断った。


バンドで自分が歌うなんて想像もできなかったのだ。

ステージの上をなりきって動き回るのも恥ずかしいし、MCもしくはメンバー紹介の時に何を話したらいいか分からないし恥ずかしいと思ったのだ。

もちろん歌う事が一番はずかしかった。

人様の前で自分が歌を歌うなんて・・・しかもマイクで歌うんだよ・・・竹ボウキでのふざけあったモノマネじゃないんだよっ!ありえねぇ~。


友人は必死になって私を説得し始めた。

よっぽど出たかったのであろう。

(その時集まっていたメンバーは、友人のギターとその友人のベースの2人だけだった・・・。)


それからというもの、顔を合わせば頼まれ、そのうちコピーする曲が入ったテープと歌詞を手渡された。

家でそのテープを聴いてみる・・・。

そう、そのアーティストはCOBRA・・・。


そのテープを聞いてみると、力強いボーカル、サウンドがあった。

友人に聞いてみると、ラフィンノーズのギターとベースがCOBRAに入ったんだと・・・。

曲は良かったのだが・・・この力強いボーカルは私にはできないっ!と自信を持って言えた。

しかし、それと同時にCOBRAにもはまっていく・・・。


人間っておもしろいものだね・・・。

そのうちこのCOBRAの歌を気に入ってしまい歌ってみたくなったのだ・・・。

当時のカラオケの機械の中にはCOBRAはさすがになかった。(今はあると思う)

歌うとすれば、アカペラかこのバンドを一緒にいやらないと演奏付きでは歌えない・・・。



で、

歌ってみたくなってきた私・・・。


誘う友人・・・。



利害が一致しはじめた・・・。



で、私は・・・




ボーカル・・・いや・・・ボーカリストを引き受けたのだ・・・。




つづく・・・。



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