計算の問題にしても、図形の問題にしても
小学生よりは、中学生の方がカンタンに解ける場合があります。
中学に入ってから、様々な定理や公式を習いますので
それを使えば、比較的楽に解ける・・・という場合のことです。
逆に言えば、中学で習うような公式や計算方法を使わずに
小学生と同じ条件で、(ハンディなしですね)中学生が解けるか?
というような問題もあります。
(そうはかいていませんけど・・・)
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お兄さんが、一定の速度で自宅から駅に向かって往復するとき、
妹は同じ時間に、一定の速度で駅から自宅へ向かって往復しました。
お兄さんと妹は、1回目は自宅から80mのところですれちがい、
2回目は、駅から30mのところですれちがいました。
自宅から、駅までは何mありますか?
1回目にすれちがった場所から、2回目にすれちがった場所までの距離を
Xとして、比の式を作れば2次方程式がでてきますので
因数分解すれば、X は、分かりますが・・・
小学生は、まだ因数分解を習っていません。
さて、どうやって考えるか?