前回の問題を、もう少し簡単にしてみます。
1×2×3×4×5 の計算結果なら、
桁数の小さい方からいくつ 0 が並ぶでしょう?
これは、式を素数の積で 書き直しますと
1×2×3×2×2×5 となります。
これは、
(1×2×3×2)×(2×5)= (1×2×3×2)×10=12×10=120
となり、こたえは 1つ。
素数の積にした時に、2×5 が、いくつあるのか?が分かれば
計算結果のしっぽに付く 0 の数が分かります。
1×2×3×・・・・・・・×20 の場合、素数の積にしたときに
2×5 がいくつ出てくるか?ということを考えますと、
2よりも5の素数の方が少ないので、約数に5が含まれる数字は
5 、10 、15 、20 の 4つですね。
1×2×3×・・・・・・・×20 を素因数分解した時に、
2×5 は、4つありますので、桁数の小さい方から連続して 4つ 0 が並びます。
この考え方が分かれば、
1×2×3×・・・・・・・×100 の場合でも、簡単に計算できます。
ところで、1×2×3×・・・・・・・×20 の計算結果はいくらになるのか?
電卓は使えませんが、お近くにパソコンがあれば、
ほとんどのパソコンに入っていると思われる
電卓 というアプリケーションを開いて式を入力しますと計算できます。
(やたら桁数が多いのです)
ウインドウズパソコンの場合は、
左下の スタートボタン から、プログラム→アクセサリ→電卓と進みます。
(機種によっては表示の仕方がちがう場合があります)