前回の問題
ある2桁の素数Xを40で割ったときのあまりを r とする。
このとき r を11で割るとあまりが5になる。
ある素数X を 求めましょう。
ここで A も、B も、r も いったいいくらなのかが分からない
しかし、何十通りもあるわけではない!
最後に出てきます r の可能性を考えますと
r は、40未満である。(40で割ったときの あまりですから)
40未満の数で11で割ってあまりが5になるのは
Bが 1 と 2 と 3 の時だけである。
これで r は、 16 か 27 か 38 の3通りに 絞られました。
最初に戻って
2桁の素数 X は、 X=40×A+r と 表されます。
40×A は、 絶対偶数です。だから、r は偶数であってはならない!
だって、X は 2桁の素数ですから 偶数にはならない!
そうしますと、奇数の r は27 だけ!
r は27に決定!!
と ここで終わったわけではありません。
Xを 求めなくっちゃ~
X=40A+27 で Aが2以上になると Xは3桁以上になってしまいますので
A=1
そうしますと X=40×1+27 より X=67 これが答えです。