前回、最後の問題を
方眼紙に描いてみますと このようになります。
3つの1次関数の交点を P、Q、R としますと
この3つの関数で囲まれた図形は△PQRです。
関数AとBの交点 Pを通って この三角形を2等分する線は
QとRの中点 S を通ります。
2点 SとPを通る関数の式は
SからPに 移動するときに Xは3増加して Yは4増加しますので
変化の割合(傾き)は、3分の4!
Y=4/3X+b の式に、点P(または点S)の座標(X=2、Y=2)を代入しますと
b=-2/3 (マイナス3分の2)となり
求める関数の式は Y=4/3X-2/3
この問題のように方眼紙に描いて、
交点がはっきり分かるような式だと簡単ですが
方眼紙でははっきり分からない場合は、計算で求めます。
2つの関数の交点は、2つの関数の連立方程式の答えと同じ。
(交点のXとYの値は、どちらの関数でも有効です)
また、方眼紙に描いてみてはっきり分かることは
Y=2X+1 と
Y=2X-1 の 連立方程式には 答えがありません。
この2つの関数は、平行になっていて交差しませんから。
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