西谷さんからのメール10月25日

2009-10-25 | 戦争、紛争、国際問題。
>みなさんBCCで失礼いたします。重複ご容赦、転送歓迎です。

昨晩、イラク&アフガンから無事帰国いたしました。
アフガンでは、タリバンの拠点都市であるカンダハールに入れたのが、収穫でした。

たまたま岡田外相の電撃訪問の様子を取材できたのもラッキーでした。
アフガンの避難民キャンプは2種類あって、米軍の空爆で村を追われた人々のキャンプと、
隣国パキスタンからの帰還避難民のキャンプでした。
それぞれ悲惨で、このまま放置すれば、冬を越せない状況でした。

カブールにいると、アフガンとパキスタンの状況が急速に悪化していることを体感します。
そんな状況にもっていった張本人のオバマ氏に平和賞が出たのは、何という皮肉なことでしょう。

イラクでは、劣化ウラン弾の被害者が急増していることを感じました。
バグダッドへのビザにてこずるので、今回は北イラクだけでしたが、
次回はバグダッドへ入って、口唇口蓋裂の赤ちゃんたちに何らかの援助を、と考えております。

何はともあれ、今回の取材については、またメディア等を通じて発表していきたいと考えております。

今後ともよろしくお願いいたします。

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↑:アフガンやパキスタンの悲惨な状況が、我々の目に、耳に、入って来ない。
日本のマスコミは「アメリカの支配者」に牛耳られているからだ。

アメリカ軍は世界各国に“厄介の種”を撒き散らす。

イラクの子どもを救う会ブログ