小林よしのり氏の「天皇論」も、なんだか変だねぇ・・・。

2010-02-18 | 皇室問題
2月17日発売の「SAPIO」の『天皇論』を読んだ。
小林よしのり氏は、本当に(明仁)天皇のファンなんだな。
陛下や殿下が「女系天皇」を容認する発言をされているから、
小林氏もそれを認めているらしい。
はたして“皇位継承”ってそんなモノなのか??って思うけど、
今のワシは、もうそんな事はどうでも良いのだ。(両殿下のご意向通りで結構!)

何故ならば、明治天皇は南朝大室氏に摩り替わってるのだから。

陛下は確かに皇室の歴史を良くご存知のはずだ。
大室天皇家の過ちが、どの様なモノであったのかを・・。
だから昭和天皇の時代とは違った天皇の在り方を模索して
出来うる限り、実践されておるようにお見受けする。

小林氏は皇室問題を勉強してると言うが、はたして本当だろうか?

古代史や天皇家の歴史を本気で調べたら、
「古事記」や「日本書紀」が改竄されている事ぐらい判るはずだし、
明治維新を勉強したら、南北朝の矛盾点が「これでもか!」というぐらい出てくるのに・・。

「万世一系」がデタラメだ!って気づく筈なんだがね。
ただ、皇室典範の改正は、出来るだけ早くして差し上げる方が良いのは確かだ。

それにこんなモン、
所詮は伊藤博文が自分達に都合良く皇室を利用する為に作ったモノだから、
平成の世に、ガラッ!!!と変えても何の差障りも無い。

既にワシの中では、皇室は「文化財」となっている。
だから続いた方が良いとは思うが、
「女系」になったら国体が崩壊するなんて(水島氏)意見は馬鹿げている。
(昔はワシも国体が危ういと思っていたが・・今は違う)

だから小林氏の水島社長に対する批判も納得がいく。
だけど、小林氏の「陛下大好き」には、チョッピリ引いてしまうのだ。

継体天皇や天武天皇、桓武天皇、後醍醐天皇、孝明天皇、明治天皇、
更には「東武天皇」「熊沢天皇」「三浦天皇」まで勉強したら、
この国の“成り立ち”が解ると言うモンだ。

そうすると、「女系」だろうが「男系」だろうが、
畑が黒土だろうが赤土だろうが、
種が「百合」だろうが「薔薇」だろうが、「菊」だろうが「葵」だろうが・・・

そんな事はどうでも良い!と感じる様になるのだ。