武豊くんの24年G1連続勝利記録の可能性が首の皮一枚でつながりました。阪神GFのサウンドオブハートは大外枠なのに奇跡の1番人気。武さんの1番人気って調べたら昨年の菊花賞ローズキングダムまでさかのぼるのです。往年の武さんといえばG1の1番人気は当たり前。ディープインパクトはオール1番人気、アドマイヤベガなどは1番人気で結果を出しておらず、アドマイヤキッスは牝馬三冠レースですべて人気を裏切り、アドマイヤムーンや若い時代のアドマイヤグルーヴなどアドマイヤ系の人気馬をよく飛ばしていました。ノーリーズンの菊花賞ではスタート直後に落馬したり、石橋から奪ったメイショウサムソンはテン乗りの天皇賞秋だけであとは転げまわり、いろんなことがありましたね。乗り替わったあとに勝たれたウオッカのJC、デムーロで覚醒したヴィクトワールピサなど武ちゃんの乗り物だったんだよね。今ではG1レースからお呼びがかかりことも珍しくなくなるなんて時は無常。阪神JFが終わった時点で朝日杯、有馬記念と騎乗予定馬がなかった武さん。なんとオルフェーヴルに土をつけたことのあるレッドデイヴィス陣営から騎乗依頼が来ました。もともとアンカツが乗る予定だったのにアンカツは気まぐれペルーサ。てことはアンカツ＞武なの? アンカツがペルーサを選んだってことなの? まあ、騎乗するからにはブエナビスタがいようとオルフェがいようと多少なりともチャンスがあるわけで・・・。しかもCMではオグリキャップの引退レースが流れてたりして、これって天才さんの復活のサイン??・・・は考えすぎですよね。たとえ有馬で脈がなかったとしてもほんとのオーラス、東京大賞典のスマートファルコンがいますから＾＾統一G1ですが、何か?
12月23日。天皇誕生日。有馬記念を待たずにして荒尾競馬が83年間の歴史に幕を下ろします。海の見えるのどかな田園の競馬場。押し寄せる不況の波には勝てず終幕を迎えます。騎手や調教師や厩務員やお馬さんたちの今後はどうなるのかな?荒尾に来るお馬さんは決してエリートではないから。獲得賞金も安く頭数も少なくひっそりとやってたのに続行できる基盤がなくなってしまったのね。地方競馬はどこも厳しい。スター馬なんているわけないし、競馬新聞も情報が少なくマスコミに取り上げられることもない寂しい世界なんです。知らない馬に大金をかけるわけにはいかず、だから馬連と枠連、馬単や三連単のオッズのバランスが取れてなくて苦労したりもしたけど、もうそれも終わりなんですね。お疲れ様でした。跡地は何になるのかな?