高校野球とハンデ

高校野球は1回戦ではオープン馬と条件馬が一緒に走るレースもあります。
組み合わせによっては100％勝てるチームもあります。
そこでハンデが存在します。
表攻撃かウラ攻撃かは特に重要です。
8回攻撃するか9回攻撃するかは重要なポイントです。
強豪校は1イニングでも余計に攻撃したほうが点差が広がる可能性は大です。
大阪桐蔭や清峰の試合からもわかるように、野球は7回以降に大量点が入りやすいゲームですから。
7回以降は先発ピッチャーのスタミナが切れやすいですしね。

そのハンデですが、とんでもないハンデが出ることもあります。
プロ野球なら2点以上のハンデは滅多にありませんが、高校野球なら5点以上のハンデはよくあります。

私の1番の悪夢は97年（第79回）の1回戦、智弁和歌山（和歌山）─日本文理（新潟）戦。
ハンデは智弁和歌山から6.5出ていました。日本文理にベットです。
日本文理が立ち上がりを攻めて5点先制しました。
もうもらったと思いました。
このままで日本文理が5─11で逆転されても試合に負けても賭けは勝ちなのです。
追いつかれてもまだ大丈夫かなと安心していたら終盤猛攻をくらって6─19の大敗。
参りました。

智弁和歌山はこの年全国制覇を果たします。
決勝戦は平安戦。
平安のピッチャーはその後近鉄にドラフト1位指名された川口でハンデは平安から3.5
私は智弁にベットで少し借りを返してもらいました。