ギャンジャン

人は独りでは生きてゆけないのに人は独りで死んでゆく。刹那い一瞬に人は何を求める?

最後はホークスらしく

2007-10-11 10:40:40 | ホークスジャングル
第2戦を杉内で勝って形の上では五分と五分。
でも私はまだマリーンズが断然有利だと見ていました。
流れが来そうで絶対に流れが来ないソフトバンクホークス。
だってそうじゃないですか。
2004年西武とのプレーオフ第5戦。9回ウラに同点に追いついて流れが来るはずなのに延長で逆転されると思いますか?
2005年ロッテとのプレーオフ。3連敗濃厚の9回0─4から逆転サヨナラして逆王手。流れが来るはずなのに第5戦の8回に逆転されると思いますか?
最後の最後は必ずホークスが負けるんです。

「負けられない試合」を何度も何度も何度も繰り返し負けてきたホークス。
レギュラーシーズンだってそう。昨年も。おととしも。その前の年も。
こうなる予感と覚悟をしていたから落胆は少ないです。

☆ロッテ 4─0 ソフトバンク
☆勝利投手:成瀬 1勝0敗
☆敗戦投手:スタンドリッジ 0勝1敗

「プレッシャーを楽しむ」ロッテと「プレッシャーで窒息する」ソフトバンク。
プレッシャーを克服できないのはソフトバンクの伝統でしょうか?
初回の本多の送りバント失敗。結果はどうなったかは別として成瀬にプレッシャーを贈呈できませんでした。先制パンチがぜひとも必要だった第3戦。流れを失いました。
ノーアウトのランナーを3回も生かすことができず、前回の成瀬─スタンドリッジの試合のリプレイを見ているようでした。
成瀬とスタンドリッジ。消耗戦に持ち込まれるとホークスが断然不利。
防御率1位、パリーグチーム相手に無敗、6完投4完封の成瀬。
0完投0完封、最長イニングは7回のスタンドリッジ。
格が違いすぎます。
ホークスの拙攻で6回までゼロゼロの緊迫した試合に危機感を募らせていました。
そして不安は現実になります。
先頭バッターの今江を斬ったのに1番出したくない西岡に四球。
西岡に盗塁を決められた瞬間、スタンドリッジの崩壊を覚悟しました。
それから早川、福浦と3連続四球を支給で南無阿弥陀仏。
サブローに走者一掃。2年前のプレーオフ、1アウト満塁で里崎に走者一掃の逆転タイムリーを打たれたのを瞬間的に思い出しました。
4点あったら成瀬なら大丈夫でしょう。小林雅を出さない限り。
6回で試合が終わったのでそのあとの試合経過はチェックしていません。

今年からプレーオフという名称からクライマックスシリーズに変更されても呪いは解けませんでした。
ホークスって強いチームのはずなのに。歯がゆいです。
雪辱を誓いながらもう4年の歳月が流れました。
「来年こそ」ってまた来年の今頃言っているのでしょうか?

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おかげさまで (うまごや.)
2007-10-11 16:34:12
0-0の展開で「勝てる」と確信しました。
何故かホークス戦だと接戦になればなるほど「勝てる」気がします。

不安だったのは、継投策に出て「コバマサ劇場」が開演することだけでした。
返信する
おかげさまで(号泣) (ウオッケ)
2007-10-12 13:54:38
0-0の展開で「負ける」と確信しました。
何故かホークスは接戦になればなるほど「負ける」気がします。
レギュラーシーズンでも終盤に逆転されることが多かった。延長戦になると特に弱かった。

バレンタインもバカではないのであの展開でコバマサは出さないでしょう。
コバマサは第2戦の負け試合で投げていましたね。
返信する

コメントを投稿