こんばんは
岡崎市大門のふじのはな鍼灸院です
朝起きるとお腹が痛い
気持ちが悪い
毎日のように体調不良で学校を休み
気づくとずっと学校に行けていない
しかし
午後になるにつれて
元気になっていく
このような傾向がある場合
ただ学校を休みたいだけの仮病?
夜更かしして体調が悪いだけ?
と思われがちですが
実は起立性調節障害という
病気が隠れている可能性があります
今回は腹痛と起立性調節障害の関係性と
適切な治療法についてお話しします
★起立性調節障害の基本
起立性調節障害は
自律神経の乱れによって
血流循環機能がうまく働かなくなり
特に起床時や起立時に
内臓や脳への血液量低下による腹痛や
気持ち悪さ、血圧低下などがみられる病気です
自律神経は
活動時に働く交感神経と
リラックス時に働く副交感神経の
2つから成り立っています
起立性調節障害は
そのうちの特に交感神経の働きが
悪くなる病気です
その為
朝起きてすぐの神経が活動的にならず
思うように動く事ができません
また
起立性調節障害は
起床後から時間をかけて
交感神経の働きが良くなっていく
傾向にある事から
午後から夕方になるにつれ
体調も回復しやすくなり
仮病と勘違いしやすい病気
とも言われています
日本小児科学会によると不登校の3〜4割は
起立性調節障害というデータもあります
★腹痛と起立性調節障害の関係性
腹痛は腸の働きと深い関係があります
腸の働きは主に自律神経の働きによって
コントロールされており
腸は伸びたり縮んだりをくりかえす
蠕動運動と呼ばれる動きをします
この蠕動運動は
食べ物やガスを肛門へと押し出し
便やガスとして体外へ排出しています
しかし
起立性調節障害は
自律神経の調節が不安定になるために
腸の働きが悪くなり
蠕動運動も上手く行えなくなって結果的に
便やガスが溜まったり消化不良を起こし
腹痛として現れてしまいます
また
起立性調節障害は
腹痛以外にも
朝起きられない
立ちくらみ
動機や息切れ
頭痛
などの症状を伴う事があり
中高生の10人に1人が
発症するとされています
★適切な治療法とは
一般的に起立性調節障害の治療は
対症療法として
・血圧を上げる薬
・抗てんかん薬
などが処方されます
しかし
根本的な治療にはなりません。
大切なのは起立性調節障害の原因である
末梢血管交感神経活動の低下を改善する事です
その治療の一つに鍼灸治療があります
自律神経系の症状は鍼灸治療の得意分野です
当院は起立性調節障害外来を設けるなど
起立性調節障害に対する治療を
積極的に行っております
自律神経の働きを整えるツボを使う事で
バランスは安定し
腹痛から解放される生活へと導いていきます
もちろん
生活環境やカラダの状態をしっかり把握して
その子に合わせた治療を行います
★病院受診も必要不可欠
これは除外診断を行うためです
起立性調節障害と似た病気として
甲状腺や心臓の病気や貧血などがある為
まずは除外診断を行う事も大切になります
病院の専門科は小児科です
例え高校生でも小児科です
起立性調節は適切な治療を行えば
改善できます
2週間以上体調不良が続く場合は
まず一度ご相談ください
起立性調節障害専門外来
https://ladies-shinkyu-okazaki.com/od/
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ふじのはな鍼灸院
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