フランスで毎日ワインを飲むという夢のような生活から離れて早くも3か月になろうとしている。
以前書いたような経緯から、日本ワインを意識して飲んでいます。
結論から言うと、今のところ全くと言っていいほどピンと来ていないのだけれど。
いつ訪れるともしれない歓喜の瞬間に向けて、平凡な日常を記録しておくべく感想など。
キスヴィンワイナリー(KIS VIN WINERY) シラー ロゼ 2018 星:なし
フランスでロゼの美味しさに目覚めてそのテンションで向かっていったのだが・・・
マザーロックワインズ コゲルボス シュナン・ブラン 2017 ★
以前これの2014年を飲んだとき、今まで飲んだ白で一番好き!と思ったのになぁ。
実は最初に届いたのがほぼ酢のような味わいで、これはさすがにおかしいと思って相談したところ、もう一本送ってくれたのでした。
2本目はちゃんと美味しかったけど、かつてのような感動はなかった。
広島三次ワイナリー TOMOE ピノ・ノワール 2015 星:なし
ヒトミワイナリー Tartar Wine Rouge (タータルワイン ルージュ) 2014 星:なし
カリーム・ヴィオネ ボジョレー・ヴィラージュ キュヴェ・カーヴェー 2017 ★
ボジョレーで飲んだワイン達が懐かしくなって選んだものの、2杯目以降はあまり伸びず。
中央葡萄酒 グレイス グリド甲州 2018 星:なし
海外のワインコンクールで評価が高いということで、基準づくりのために飲んでみました。
仲村わいん工房 がんこおやじの手造りわいん 2017 ★
ここの「メルロー」は飲んだことがあって、美味しいの知ってて飲んだけどやっぱり美味しかった。
カトリーヌ・エ・ピエール・ブルトン エポール・ジュテ ヴーヴレイ・セック 2016 ★★
美味しいワインはすぐに飲み終わっちゃうというわかりやすい基準を再確認できました。
にしても、エチケットがダサい。
七本鎗 純米吟醸酒 蔵付天然酵母 ★★
日本酒に関しては一番うまい温度帯も調べるようにし始めました。
奥出雲葡萄園(奥出雲ワイナリー) 杜 小公子 2018 ★
作り手自身が作りたいワイン造りというチャレンジ銘柄っぽいと思って選定。
攻めてるけど、美味しい。
小左衛門 特別純米 信濃美山錦 直汲み ★
昔から好きだったテイストの酸。ガスもあり濃厚な。
(番外編)domaine de La Grande Courraye ★
父親がまとめて送ってくれた酒救援物資の中に入っていたワイン。
ボルドーっぽい、ボルドーワイン。
なんだか肉が食べたくなったのでした。
今回の探求を通して感じたのは、日本で美味しいワインをつくるのって思ってるより簡単じゃないんだろうな、ということ。
日本ワインに関して書かれた記事を読んでると、「すっきりして日本食にも寄り添う」うんぬんかんぬんとか、
良く出てくるんだけど本当かなあ。造った人はそういうワイン作ろうと思ってるのかしら?
飲んでいけばきっと最高に好きなワインに出会えるはず!
あと、ちょっと思ったのは日本人の恐ろしいほどのきめ細やかさを発揮して、
すべてのワインが最高に旨い温度で提供される国になればいいのに、ということ。
日本で提供されるワインは、赤は室温で白はキンキンに冷えていてそこが不評なんだとか。
日本酒はあれほど温度で味わいが変わるのだから、ワインもきっとそうなんじゃないかな。
これもこれから試してみよう。
さあ、また次がやってきたぞ。
探求は続く。
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