俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

ジャンボニイナ(ギンタカハマ)を食べてみた

2020-09-01 | 海士の食

謎のジャンボニイナを食べてみたお話。

昨日サザエの生け簀を海から引き揚げていると・・・ジャンボニイナが生け簀に乗ってきた!ラッキー!

 

今年は昨年に引き続きニイナが採れない。

海で泳いでいても、一つも見かけない。いったい海はどうなっちゃっているのだろうか。

直売所にいても「ニイナ無いか?」とよく聞かれる。

その代わり、今年はこいつをよく見かけるようになった。

この一見巨大なニイナのような貝はギンタカハマという貝らしい。(ちなみにニイナはオオコシダカガンガラやバテイラ)

大きさは約8cm。ほぼサザエと変わらない大きさである。

実物のニイナと並べられないのが残念だが相当デカい。

そして、それゆえになんとなく美味しくなさそうに思える。

いままで海で見つけてもスルーしてきたがこれも何かの縁だと思って食べてみることにした。

茹でると身は完全に奥にひっこんでしまう。

この貝をヌケズと呼ぶ地域があるくらいだからみんな苦労しているのだろう。

ハンマーで殻をたたき、穴の少し奥まで割ってみると身が見えてきたので目打ちを刺してスルスルっと取り出した。

内臓は切れてしまったが今回は食べないので良し。

身を切って刺身のように食べてみる。

うーん、思っていたより美味しいけど味に特徴があまりない。

サザエやニイナのように磯の香りがするでもなく、ツブやアワビとも違う。

貝柱は結構大きく、コリコリしていて食感は特徴的。

食べてみた感想としては、「やっぱりニイナ食べたいな。」でした。



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