俺、隠岐に立つ

11年間の島暮らしを終え、ワイン農家を目指して岡山へ。
グッドライフを探す旅と美味しいものを綴ります。

2020年の出来事

2021-01-04 | 島暮らし術

2021年の正月は妻の実家がある徳島県美馬郡つるぎ町で迎えました。

COVID‐19の拡大を受け、残念ながら横浜の実家に帰ることはあきらめざるを得ない状況。

うどんを食べ、温泉につかる毎日の中で一年の振り返りとリセットができました。

そこで、毎年恒例の

 

極私的2020年の出来事ベスト10(順不同)

・COVID-19拡大と綱引き大会中止

・「農」にめざめる

・長男の卒園&入学

・いわがき昆布オイル煮発売と「さくらの家」協働開始

・島の食材とワインでおもてなしイベント×2

・「お魚サブスク」スタート

・キャリア教育の文脈でお話し

・拾い箱プロジェクトスタート

・ワイナリー訪問とオンラインイベント

・まるどマーケット

 

それでは、ひとつずつ振り返ります。

・COVID-19拡大と綱引き大会中止

年末の里帰り以外にもCOVID-19の影響はいろいろなところに。

学校が休校になって給食がストップしたり、いわがきの出荷が少なくなったり。

そして、毎年4月にある地区対抗の綱引き大会も中止になりました。

この日に向けて数か月前から練習してきたので心にぽっかり穴が・・・

あと、驚いたのはアメリカのイリノイ州に住むホストファミリーのお母さんが罹患していたこと。

幸いなことに回復して元気になったみたいで一安心。

自分の住む社会の広さとつながりについてより深く考え直すきっかけになりました。

 

・「農」にめざめる

将来の夢に向かってワイン用ブドウの苗を植えました

それにあわせて耕作放棄していた畑を再開墾し、農から多くのことを学びました。

ワガトコワガコトゼミでは「テラリウム」を作って自然の中でエネルギーが循環する喜びに目覚めました。

トマトをめぐって鳥と戦ったり、虫と仲良くなったりを2021も楽しみにしています。

 

・長男の卒園&入学

コチラもコロナの影響を受けて卒園式の謝恩会が中止になったり、入学式翌日から休校になったりしました。

それでも長男は小学校で、次男は保育園でいろんな方にお世話になりながらすくすくと育っていることに感謝です。

自分の作った給食用食材を息子が食べていると思うと今まで以上にやりがいを感じます。

 

・いわがき昆布オイル煮発売と「さくらの家」協働開始

今年は学校給食がストップしていた時期に新しい商品開発に取り組み、

岩ガキの昆布オイル煮を作ることができました。

おかげさまでこちらも好評いただき、次のシーズンは3倍の商品を作る予定です。

また、ブリナゲットも小・中学校の給食から保育園にひろがり、

直売所でも安定して売れるようになってきました。

ブリナゲットをさらに多くの人に届けるべく、12月からさくらの家さんと協働がはじまりました。

加工事業の採用も考えつつ、島だからできる漁協加工部の形を模索していきます。

 

・島の食材とワインでおもてなしイベント×2

こちらはまだコロナの影響が出る前、島内のイベントで人が集まって食事をするときに

ワインに合うメニューを提供する機会が2回もありました。

その時期の鮮魚でカルパッチョを作ったり、サザエはガーリックつぼ焼きにしたり。

お客さんに地元の海産物を使っておもてなしをできることが嬉しく、

また一緒に取り組む人たちと仲間になれる楽しいイベントでした

 

・「お魚サブスク」スタート

「地元の魚で幸せな魚ライフを」をテーマに、会員制定額魚提供サービスを実験的に始めました。

まずは6世帯から始め、10世帯に拡大。

その時期に食べてほしい魚を、一番美味しい食べ方と一緒に提案しています。

それと同時に魚の捌き方教室も2回開催しましたが、これがめちゃくちゃ楽しい。

次は「定置網に魚を買いに行ってそのあとみんなで捌いて食べるツアー」を企画中です。

 

・キャリア教育の文脈でお話し

しまねマイプロタウン「農園」松江北高「夢ゼミ」&国立島根大学キャリア教育)

今までの人生で何をしてきたかをテーマに高校生や大学生にお話をする機会をいただきました。

話を聞いてくださった方の役に立てばいいなぁという想いはもちろんありますが、

なにより自分自身の整理をするきっかけになるので積極的に取り組んできました。

今までを振り返り、これからを考える。

最近はオンラインでできるので便利な反面、終わった後のダイレクトな反応が見れないのはちょっと寂しいです。

 

・拾い箱プロジェクトスタート

鹿児島県の与論島で行われている「拾い箱」を参考に、海士町の海岸を綺麗にするプロジェクトを有志で始めました。

与論では「人が来れば来るほど、砂浜がキレイになる島」を目指していて、

海士町もそうなればいいなーと思います。

まずは実態調査も兼ねて月に一度のペースで海岸清掃をしています。

12/6の様子はコチラ

終わった後のお茶の時間(参加者持ち寄りの一品がすごいっ!)が何よりも楽しみなので、

ご興味のある方は下記リンクよりご覧ください。

海士町拾い箱プロジェクト(facebookページ)

 

・ワイナリー訪問とオンラインイベント

岡山にあるワイナリー「domaine tetta」を訪ねたり、栃木の「ココ・ファーム・ワイナリー」のオンライン収穫祭に参加したり、作家の辻仁成さんが主催する、フランスと日本をつなぐワイン講座に参加したりしました。

あと、今年飲んだワインは76本でした。

 

・まるどマーケット

海士町にもマルシェが欲しいっ!という想いが形になり、12月に第0回のイベントを行いました。

2月から毎月第一土曜日に「まるどマーケット」を開催します。

ムービー見て!

ゆったり起きて朝ごはんを食べに行ったり、週末のご馳走用に食材を買い出しに行ったり、

様々な形で海士で暮らす人たちの日常に溶け込んでいけばいいなーと思います。

 

 

番外編

今年もいろんな方が海士町に来てくださり、出会うことができました。

ラグビー元日本代表キャプテン、廣瀬俊朗さんにはタックルさせていただき、ボールにサインをいただきました。

こちらはフットサル元日本代表キャプテン、北原亘さんのサイン。

なんだか盛り上がって買ったばかりのシャツにサインしてもらいました。

サッカーのユニフォームとかだったらもっと良かったなぁ。。。

翌朝には完全に忘れてましたが、最高に楽しかったんだろうから、良し!

 

2021もいろんな出会いに恵まれることを期待しています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

以下は自分用に過去の出来事をまとめ。

2019年の出来事

2018年の出来事

2017年の出来事

2016年12月の出来事

2015年の出来事

 



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