海士町の玄関口、菱浦港のキンニャモニャセンター「しゃん山」で販売されている漬物、キンニャモ漬け。
よく見ると生産者さんが変わってる!?
これまでこの漬物を作っておられたのは保々見地区の方。
元気に野菜もたくさん作っておられるとはいえ、かなりご高齢だとうかがっていたのでこの「キンニャモ漬け」もそのうち食べられなくなるんじゃないかと思っていました。
新たな作り手の方に引き継がれているのはとても素晴らしいことだなーと思います。
キンニャモ漬けとは、干し大根、ニンジン、キュウリ、スルメ、生姜、昆布(茎ワカメ?)などが入った醤油漬けで、ポリポリとした歯ごたえが特徴的。ご飯がめっちゃ進みます。
結構パンチの効いた味と記憶していましたが、心なしかマイルドになったような・・・
長男が最近漬物にはまってまして、キンニャモ漬けも「旨ーい」と喜んでおります。
もともと海士町の郷土料理なのかと思っていましたが、2008年にまとめられた「海士ごはん」には掲載されていません。
調べてみると、海士町をはじめ全国の離島の食材を都会で提供するお店「離島キッチン」の過去の投稿に『平成4年に農協の加工場が開発した』と書かれています。
そうだったのかー。
でも30年近く続いていて、世代交代もなされているとはすごいな。
海士町にしかない「キンニャモ漬け」は郷土料理と言っていいんじゃないですかねー。
直売所で見かけたらぜひお試しあれ。
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