やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

8月の映画は2本

2013-08-21 | 映画

8月21日(水)       「東ベルリンから来た女」

 

  ドイツの新鋭クリスティアン・ペツォールトが監督と脚本を担当し、旧東ドイツで疑心暗鬼に駆られつつ生きる女医の姿を描いた衝撃作。ベルリンの壁崩壊前の不自由な時代、厳しい監視の目をかいくぐって脱出を試みようとするヒロインの揺れ動く感情を牧歌的な風景と共に描き出す。美ぼうの下に情熱を秘めた主人公を演じるのは、『ブラッディ・パーティ』のニーナ・ホス。苦難の日々の中で、もがきつつも必死に生き抜こうとする女性の姿に涙があふれる。

 「善き人のためのソナタ」によって、東ドイツの秘密警察シュタージの名状しがたい恐怖の実態が初めて露わになった。この映画も、一見、シュタージがもたらす相互監視のシステムの不気味さをバルト海沿岸の田舎町に左遷された女医バルバラのひと夏の遍歴を介してあぶり出す趣向である。。(高崎俊夫)

 生きにくかった世界と時代に翻弄され、女性であることと、医師であること、自身の信念に従って決断したバルバラの姿がいいし、主演女優ニーナ・ホスが上手く演じきった!

 

8月25日(日)       「マリーアントワネットに別れをつげて」

 

 

 フランス革命が勃発し、揺れるベルサイユ宮殿内で、身代わりでギロチン刑を受けるように命ぜられた、宮廷朗読係の少女の運命を描く、衝撃の物語。原作はフランスで最も権威あるフェミナ賞に輝いた、シャンタル・トマのベストセラー小説。マリー・アントワネットを演じるのは『イングロリアス・バスターズ』のダイアン・クルーガー。 

 原作を先に読んでいたのですが、映画とは違いも多い! 実際のヴェルサイユ宮殿で撮影をしたということで18世紀のフランス王朝の栄華衰勢も含めて映像的には見応えがありました。

 

 



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