ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

禁煙ガム異聞

2015年12月11日 | 日記
完全禁煙を始めて1年少々。
何とか禁煙は出来ているが……。

禁煙ガムとは縁が切れない。
さすがに、一日に何個も食すわけではないが、1個は囓ってしまう。
何とかやめようとは思うのだが。

放射線治療の影響で唾液が自然に出ることがほとんどなくなってしまった。
そのため、口内を潤すためにガムに手を出すのだが。

色々なガムを試してみたが、不自然に甘くて……。
今、チャレンジしているのが「歯みがきガム」

「歯みがきガム」はロッテとクラシエフーズの2社が出しているが
ロッテは妙に甘ったるくてダメ。
クラシエフーズ社のを愛用してはいるが、やっぱり物足りない。

禁煙初期に囓った禁煙ガムの甘くないガムの味が最高に思える。
囓っていると出てくる独特の味が最高。

禁煙ガムは長期にわたって食すなとあるが……。
一日に1個はついつい口に放り込んでしまう。
あの独特の味が忘れられない。歯みがきガムもそれなりによいのだが。

禁煙ガムと手を切れない人も多分いるのではないだろうか。
良くないことは分かっていても。

ニコチンの入っていない禁煙ガムが世に出ることを切望している。



冬の最北端の地に

2015年02月24日 | 旅行
 1月下旬。爆弾低気圧の不安を抱えながら、旭川空港に。
 運が良かったのか、到着した午後の気温はマイナス4度。
 バスで紋別へ。紋別で一泊。本州よりも2時間位日没が早い。

 オホーツク海の日の出。残念ながら流氷はナシ。
   

 オホーツク沿岸を北上。
 
 途中の風景
           

     

                       オホーツク沿岸は流氷で船が壊されないようにこの時期は陸にあげるそうだ。


 
今回の目的の地。真冬の宗谷岬。幸いにも快晴に恵まれて遙か彼方にサハリンが遠望できる。
     
  しかし、予想以上に観光地化され想像とは大分乖離。残念。

 

  稚内市内にあるかつてのフェリー乗り場への大防波堤。今は観光資源。でも何か感動する風景。
     

  
  稚内市から少し宗谷岬よりに立つホテルの窓からみた夕日。 今日は朝に紋別で朝日を、夕に稚内で夕日を。
  しかし、このホテルは小ぶりながらなかなか素晴らしいホテル。再訪したい気分になった。

    


  北海道から帰った日の天気予報で、彼の地は再び大荒れの天候とのこと。最終日の旭川の気温はプラス4度。
  天候に恵まれた旅を楽しむことができた。
  北海道は夏も良いのかも知れないが、冬の大地を眺めて、初めて北海道の魅力を体感出来るのではないだろうか。



     * 写真をクリックすると拡大されます。
 
  

VSガン 顛末記 

2014年08月06日 | 日記
2月上旬 とある朝。
 起きた早々、喉に違和感が、そして声が変調。 変声期? まさか。

気になるので、近所の耳鼻咽喉科へ。とりあえず薬をもらうも変化なし。

紹介状をもらい大学病院へ。

2泊3日の検査入院の結果は……喉頭ガン。 ガンー。

ペットCTなどの検査を経て最終診断。
 レベル1の喉頭ガンで、放射線治療を。煙草は確実に禁煙をするようにとの厳しい通告。

 数十年に渡る喫煙とも、インターバル無しでお別れ。

まずは、歯科で歯の状態を確認。照射中のトラブルを防ぐためとか。
歯の状態は最悪。で、3カ所を即抜歯。心の準備もそこそこに即日抜歯。

放射線治療の開始。9週35回にわたる照射とのこと。
今回は投薬はなく、放射線治療だけとのこと。

放射線照射の明確な副作用としては、味覚障害・唾液減少・口内炎などとか。
特に口内炎はひどい場合は食事摂取に大きな障害が発生、その時は入院することに。

治療が始まってしばらくは何らの副作用もでない。
煙草はさすがに吸おうとの気分には全くならない。時折ニコチンガムを囓るにとどまる。

20回を過ぎた頃から、味覚障害が始まり、唾液の分泌が極端に変化。
味覚障害は、味が分からない、物によっては食感が狂い始める。
唾液の分泌は、口が渇き、異常に粘性の強い痰のようなものがでる。

予定の照射回数が終わった時にはさすがにホッと。
恐れていた口内炎は出ず良かったが、ただ喉の皮膚は赤く爛れて首を回すのが辛い。


治療が終わって3ヶ月ほど。
皮膚の爛れもほぼ完治。味覚障害も9割方元に。ただ唾液に関してはあまり戻らない。
その程度で済んだことに感謝すべきだろう。
煙草もニコチンガムと仲良くなっているが、吸うことはほぼ無く、禁煙に成功か。

ただ、このところ喉が狭くなった感じで呼吸が苦しく感じる。
事後診察では「照射のため、内部の爛れが残っているから」との話。信じるしかない。


現在二人に一人が癌になる時代とか。癌と診断されたときはさすがに……。
しかし、医学の進歩を信じ前向きに治療を受ける気持ちを持てたことが良かった。

後は再発と転移がないことを祈るだけ。









山菜て栽培?

2013年11月25日 | 旅行

ある山里に尋ね入ること侍りしに…

 [山菜] 
  新明解五版
     山でとれ、葉・茎・根などが食用となる。
  広辞苑
     山に自生する野菜。ワラビ・ゼンマイなどの類。
  明鏡
     山野に自生する植物のうち、食用になるもの。ワラビ・ゼンマ
     イ・山ウド等の類。

山菜て山野に自生するものと思っていたが、認識を新たにせねば。 
道は公道と思われるのだが……。

      

      

「罰する」も変な表示。「罰せられる」なら分かるが。これでは地主が罰するになって私刑になってしまうのでは。気持ちは分かるが 

原発問題を考える

2013年10月23日 | 日記

暴論を一つ

 福島の東電第一原発の処理がままならないなか、原発の再稼働や新規建設を唱える政治家が出始めたとか。

 福島の汚染物質の保管場所が決まらず迷走している。また原子炉の廃棄物を何処に保管するかさえ全く目途がたっていない。

 そんな現状のなか、廃棄物の処理には全く言及せずに、ただ経済活動の観点から再稼働や新規建設を唱えているのにはいささか疑問が生じる。

 いっそうのこと彼らの選挙区に廃棄場所を作ったらどうかなと思ってしまう。もし彼らが自分の選挙区に廃棄場所を作るから再稼働や新規建設をしようというのならば、尊敬できる立派な政治家だろう。

 再稼働だの新規建設だのと言いながら負の面にほっかぶりするようなことはして欲しくないと思うのだが。

 暴論かも。

8月15日を前に

2013年08月12日 | 日記

まもなく15日。

あれから70年近くの時が流れた。

兎に角も復興し経済大国と言われるようになった。

でも、復興・成長はしたが、何かを置き忘れてきたような感じが。


「終戦記念日」本当に終戦? 終戦て言うべきだったのだろうか。

言葉のまやかしを感じるのは自分だけか。



政治家の靖国神社参拝がまたぞろ問題になる季節。

この問題は永遠に平行線をたどるのであろう。

日本はどんな人でも、たとえ悪人でも、死ねば皆『仏』に。

『仏』は祀りあがめる対象。仏と神は異なるが、日本人の精神構造上は…。

海外の人にとっては理解不能なんではなかろうか。



昭和30年代に小中学校を送った人間にとって、

あの時代が貧しい日々だったが自由で希望と光に満ちあふれ

ていたように思うのは老人の僻事か?




フランス絵画展

2013年06月24日 | 日記
名古屋で開催されていたフランス絵画300年展が幕を下ろした。

鑑賞する機会を得て楽しむことができた。素晴らしい名作を鑑賞することができ豊かな時間を過ごすことができた。

ところで、マスコミで宣伝されるような展覧会に行っていつも感じることが二つある。

その一つが入口から中程までは作品の前に人が滞留し混雑でゆっくり見ることができないこと。下手をすると人の頭を見るだけになってしまうが、中程を過ぎる辺りから結構まばらになり、ゆったりと鑑賞することができる。

二つ目は、多くの人が作品の前だけで鑑賞して行くことである。絵のタッチなどを見る為には前で見る必要があろうが……。やはり少し作品から離れて全体を鑑賞することが肝心なのではないだろうか。

絵に関しては素晴らしい作品ばかりであったが、その中でもしばし足を止めて見いってしまった作品が幾つかあった。人々が余り関心を持たないようであったが。



松江散歩

2013年06月14日 | 旅行
松江を散策。
お堀に沿ってぶらりぶらり。

お堀は水が豊かで、鬱蒼とした木々が水面に映り美しい。
何よりも感心したことは水が豊かで綺麗なこと。

今まで見たお城の堀のなかでは特筆に値するのではないだろうか。

宍道湖に連なっている関係からかも知れないが、住民の意識が綺麗にさせているのではないか。

小泉八雲旧居・記念館を訪問。彼の作品の根底に流れる何かを感じた一時であった。


素戔嗚尊と稲田姫(櫛名田比売)ゆかりの神社『八重垣神社』へ。参拝する人々で賑やかな神社。奥にある「鏡の池」は縁占いで有名な場所。乙女達が真剣な顔で紙を浮かべ占っている。それはよいとして40.50代のオッサンがやるのは絵にならない。

次いで素戔嗚尊と稲田姫(櫛名田比売)の新居であった、『須我神社』へ。松江からは相当奥にあるためか、参拝の人々は少ない。
この神社は「日本初之宮」で「和歌発祥之地」なそうな。知らなかった。
せっかくここまで来たのだから奥宮へも。車を下りて登る参道はなかなか厳しい道で息が上がってしまう。いわゆる巨石信仰なのだろうか。

そろそろ帰途へ。

「奥出雲たたらと刀剣館」「たたら角炉伝承館」を見学して高速に入る予定で出発。
途中『ここはかめだけでうさぎはいない』という看板を発見。
「エッ…、ひょっとするとここは松本清張の作品に出てくるあの場所?」雑貨屋さんで聞いてみると「この地で撮影したんですよ。記念碑がありますよ。」とのこと。
「そうかここがあの亀嵩か。」緒形拳のお巡りさん姿を思い浮かべた。

広島から山陰に入って『古事記』の旅第1章。
人麻呂の歌碑も途中見ることができた旅。まずはここで幕を。


 

山陰の旅

2013年05月31日 | 日記
今回コースは逆にすべきだったと反省。

道の駅キララ多岐を早朝に出発し、6時には出雲大社に到着。さすがに参拝者も少なく心静かに境内を散策することができたのは良かったのだが……。

早過ぎて何処もクローズ状態。二時間以上をどう過ごすか考えた挙げ句に松江を飛ばして、まずは白兎神社に行くことに。

R9と山陰道を利用して走る。何とか午前中に到着。
  ここの神社の祭神は全国的珍しい動物なんだそうな。そう言えばどこの神社の祭神も 皆人間の姿をしている。

参拝後、再び出雲へとって返して、島根県立歴史博物館へ。
どうしても見てみたかったので…。


明日は八重垣神社と奥出雲たたらと刀剣館を訪ねる予定。

奥出雲たたらと刀剣館は当初の目的なので松江に戻らざる得なかった訳である。

山陰から入って山陽にと言うコースにすべきだった。結局今日も300キロを走ってしまい慚愧にたえない。

明日はハーンの旧居、八重垣神社そして奥出雲たたらと刀剣館と巡って帰途につく予定。やはり相当の距離を走ることになるのだろうな!

山陽から山陰へ

2013年05月30日 | 旅行
久し振りで、車中泊の旅に
小雨模様の中を出発死、山陽道三木サービスエリアでまずは一泊
新しく購入したマットの使い始め
なかなか具合が良

先ずは呉に
 てつのクジラ館へ 機雷や実潜水艦が展示
 自衛隊の広報の一つとは言えなかなか見応えが

 大和ミュウジアムへ 要は呉の変遷と呉の海軍史

昨年は知覧を訪ねたが、ともに過酷な時代を生きた青年の心情を痛感


その後中国道浜田道をひた走り 山陰に
浜田から国道9号を北上

 途中に人麻呂の歌碑が  知らなかった
 風光明媚な場所

道の駅キララ多岐で今日は終了


やっぱ今1日で300キロ超え 明日はもう少しノンビリとと反省