ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

長門国へ

2012年04月03日 | 旅行
山口へ一泊の小旅行を。今回はまだ寒いのでJRで。山口から秋芳洞・萩と学生時代に貧乏旅行した地を再訪。今回はとりあえず今回は山口を再訪。できれば森鴎外の生誕地「津和野」まで足を伸ばしたかったが、今回は時間もないので次回のお楽しみと。

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 新幹線で下車した駅は「新山口」。古い人間にはピンとこない。 「小郡」と昔のままであって欲しかった。山口線のホームに恥ずかしそうに旧駅名の看板が。
    

 
出発を待っていたら懐かしのSLが。
   


 山口線で湯田温泉駅へ。何となく侘びしい駅…でも風情が感ぜられる
   


 この町は中原中也の故郷。大昔多少国文学をかじったので、とりあえず彼の記念館を表敬訪問。近代文学は疎かにしていたが。
     

  
 記念館の近くに「井上公園」が。明治の政治家井上馨の屋敷跡とか。其処には江戸末期の七卿落ちの碑などが。当然ながら中也の詩碑も。それから山頭火の句碑も。
     


 瑠璃光寺へも足を伸ばし、五重塔を拝観しに。学生時代には小振りな塔と感じたが、………。 内陣が開放されている日でした。最後の写真は五重塔の中心にある「心柱」残念ながら立体感がでなかったが。 
      

      

 この後山口市内を散策し帰途に。しかし、湯田温泉が予想以上の温泉街なのにビックリ。東北出身の自分には西国の地理には不案内なのを実感。