ぐうたら老人のカオスな放課後

第一線をリタイヤ。世の中を斜めから覗く日々。

羽豆岬にて

2012年01月12日 | 日記
新しいカメラを購入。今のカメラの多機能にはビックリ。
色々な機能を試しがてら知多半島の先端にある羽豆岬まで。

羽豆岬は古くは万葉集にも歌われた地。そして先端の小高い丘には小さなお社が。

  
  
     それほどたいした階段ではないが、日頃の運動不足の身には。

  

     登り切った所に湧き水が。こんな場所に湧き水が在るとは不思議。

  

     小さなお社。入り口には「おみくじ」や「お守り」などが。でも誰もいない。「初穂料は賽銭箱に」とあるだけ。

    

     お社の正面は太平洋。

     
     さすがこの辺りの海は蛸が有名なだけある

     

     
   
     『春の海ひねもすのたりのたりかな』にはちょっと早すぎます。



  晴れてはいたが寒風の厳しい一日。いい加減な散策になってしまいましたが。

四国 ぶらり車中泊の旅 その1

2011年06月15日 | 日記
 6月の日曜日、まもなく休日1000円が終わる前にと四国へ旅立ち。
訪れる予定の地は、白峰山・室戸岬・牧野植物園・足摺岬・砥部焼の里。


 お昼過ぎ、どんよりとした梅雨空の下、天候を心配しながらまずは瀬戸中央自動車道の与島PAを目指して出発。伊勢湾岸から新名神・山陽自動車道をのんびりゆったりと車を走らせる。

 夕方の6時半過ぎに与島PAに到着。本道からPAに下る道は結構なものでした。
曇っており、残念ながら瀬戸内海の景色を眺めることはできない。
 予定ではここで1日目の車中泊をする予定だったが、ちょっと今日を終了するには早すぎる。そこで道の駅「香南楽湯」まで進めることに。

 
ナビの誘導で町の中を走るが、本当にこれでいいのかな、こんなところに道の駅があるのだろうかと心細くなってきた頃に無事到着。立ち寄り温泉があるので早速入浴。併設の食堂で饂飩を食べ車に戻ったら隣にキャンピングカーが。どこから来たのかとナンバーを見たら『帯広』。ご苦労様です。


 朝6時に一晩お世話になった香南楽湯を出発。いざ白峰へ。
 地図では海岸の傍で平地の中にあるから大したことは無いだろうと思っていたら案に反してナビが誘導する道は厳しくも険しい道。「対向車が来たらどうするべえ。戻りもこの道か、やばいな」と悩みつつ山頂へ。
 この地の目的は『雨月物語』の「白峯」の舞台を散策すること。山頂の駐車場から「崇徳院御陵」へ歩きながら辺りを見れば、鬱蒼とした木々の地。まさしく「白峯」の世界そのもの。夜になるとまさに陰火が燃え上がり化鳥が翔来るのではと想われる。都人にとって難波が遠望できる(?)この地に留め置かれることはいかほどに辛かったことだろうか。しばし「御陵」の前で「白峯」の世界へ。
 御陵への登り口

 

  「白峯」を「しらみね」と読んでいるが、地元では「しろみね」と読むとか。
  確かに「しろみね」と読む方が本来の読みであろう。では、なぜ秋成は「しら
  みね」と振り仮名を付けたのだろうか。現実の地と作品上の地は違うという主
  張(考え)なのか。

 

 

大震災に寄せて

2011年04月20日 | 日記
東日本大地震から一月半が過ぎようとしている。
東北で生まれ育った自分にとって、この震災は衝撃的な出来事であった。
自分が育った地方は大きな被害がなかったとはいえ、自分を育んでくれた東北の大地の惨状は言語を絶する思いであり、しばらくはその思いを言葉として現すことが出来なかった。

何はともあれ、この大災害で被害を受けた皆様に心中よりお見舞いを申し上げます。
福島の人々は自分たちに直接利害のない施設のおかげで、避難などを余儀なくされることに言いようのない憤りを感じておられるのではないでしょうか。

復旧・復興まで長い歳月がかかるであろうと言われておりますが、東北人特有の強さで明日に向かって立ち上がることを祈念します。
東北は冷害などの自然災害との闘い、明治政府の薩長閥からの冷遇、他地域の人からの冷笑など様々な苦しみに負けることなく今日を築き上げてきた力強さを秘めています。その力を東北復興へ発揮されることを強く祈念するものであります。


震災報道からそれぞれのマスコミや政治家の本質や本音、専門家の専門的知識の深浅と科学に対する態度、有名人無名人の思い、行動様式、本音など様々なものが見えた気がしますが。人間は非常時にその本質が表出するという古人の言葉を再確認しました。

老犬の犬相

2011年02月26日 | 日記
寒さに負けて、家でゴロゴロ粗大ゴミ状態。冬でも寒さにめげず車中泊の旅を楽しんで見える人々は多いけれど、根っからのぐうたらなので寝袋持参でまではご遠慮申し上げ、ただいま冬眠中。暇なので主人と同じようにゴロゴロしている我が家の老犬の面相、いや犬相を撮影してみました。犬嫌いの人には申し訳ないが。




  何か用かい。



 ただ今休止
  


  うるせいな

 ただ今休止中

  暖房を もっと暖房を

  うたた寝最高

 ただ今休止中

  うるせいなあ ちょっかいだすなよ。



  とぐろを巻いて。

 ただ今休止中

  お前さんも暇そうだなあ。

  わしゃ知らん。



  モデル料を出せ

プロローグ

2010年11月21日 | 日記
第一線をリタイヤして2年近く、果たしてこの先いつまで生きられるやら。

孔子様は「四十にして惑わず」と言うけれど、リタイアしたいまも惑っている人生。
まさしく混沌とした中であがいている思い。

人生を一日に喩えるならば、もう放課後、まもなく日が暮れようとしている時。

しかし、惑いの中で惑いを楽しんでいる老人の混沌とした日々を書き綴ってみます。