音楽教室paragon

ギターやピアノ、ウクレレ 等の楽器の事
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エレキギターのPU交換

2023-02-19 12:07:09 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

エレキギターは木材と金属パーツの組み合わせで
出来ているので経年変化で
どんどん劣化したり朽ち果ててしまうパーツが出て来ます

所有のシェクターのギターのフロントPUが鳴らなくなり
交換に踏み切りました

従来はオリジナルのモンスタートーンでしたが
リヤ側をダンカンのホットレールにしたので出力の関係上
フロントもホットレールに載せ替えて使用していましたが
飛行機で運んだ際にフロントが故障
鳴らなくなったので
交換し元に戻してモンスタートーンでしたが
またしてもフロントが故障
交換の運びとなりました

最近は円高やら資材の不足やらで部品代金が
爆上がりしています

一個だけの交換だとバランスが悪いので
3個セットで載せ替えました
FENDERのDELUXE DRIVEです

てな事で作業しました

ちょっとお買い得価格だったのですが
全弦ともポールピースが出っ張っていまして
載っけてからトンカチで1弦ずつ叩いて低くしていきました

やってみて分かった事
中音域の良し悪しはポールピースの高さの微調整
3、4弦の高さが1、6弦の高さに対して適正でないと
中音域の少ない元気のない音になります

高出力だったので選びましたが
シングルでもなくハムでもなくの音色
これから印象も変わっていくと思いますが
使えるように試行錯誤します

ついでにネックの仕込み角もシム載せ替えました
0.5から0.25へ
ぺんぺんした音からじゃきっと変化しました
良かったです


ギターネックの仕込み角

2023-02-19 11:53:26 | 音楽教室
音楽教室paragon 上原です

以前にも取り上げましたが
ギターの仕込み角が弦と並行に近い角度で組み上げられているギターは
とてもサスティーンの聴いたよい音がします

セットネックの場合は
シムを挟む事によって微調整ができます
市販のものは厚さが0.5と0.25があり
ノートのページ1枚分くらいの薄さです

昔は厚紙をネックとボディーの間に挟んだりして
ボロボロになっていたりして往生しましたが
カーボン紙になり綺麗な状態で何年も使用できる様になりました

状態を確かめるには
ギターを立てて上からネックの状態を見る方と
演奏時のように横にして持ってボディー側からネックの先への状態を
確認する方があります

弦とネックが並行にちかい状態に出来れば
音が格段に良くなりますし
何よりハイポジションの弾きやすさがアップします

ネックの反りの調整は皆さんしますが
仕込み角度までは見逃しているのではないでしょうか?

お試しあれ