『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

葉っぱが教えてくれた、自分で育つこと

2020年05月15日 | 考える日々


常緑樹はいつでも同じように緑だと思っていたけれど、
そして、春になると新しい葉っぱが出てくることも
なんとなくは知っていたけれど、
こんなにも激しく入れ替わっているとは知らなかった。
写真の薄い色のところが今年伸びた分。
すごい勢いだな。

植物はず~っと葉っぱも幹も成長させていくけど、
人間や動物は、一定の時を越えたら身体は劣化していく。
その後、動物はそのまま素直に劣化していくけど、
人間は自ら成長させられるところがある。

それは心。
昨日もみんなで感情の練習をしたけれど、
自分と世の中とを結ぶ…
場合によっては精神的なところとも結ぶ、
自分だけの接点が心。

常緑樹と同じように、
私は「ずーっと継続して生きてる私」で、
見た目も、ある年代からは急には変わらない。

自分の心に目を向けた時、心は新陳代謝してるかな?
人間にだけ許された、心を育てる能力が、
「今年はこれだけ新しく成長してる」って言えるかな。

成長??
いやいや、「退化」してるんですけど!!
むむ~。

退化してるとところもあるけれど、でも、
それでも、むなしくなって投げ出したりしない程度に
「このパッとしない私を、私が育てていく」ことを受け入れる。

この怠け者で意気地なしの私も、
「私はデキル」と思っていた若い頃よりは、
自分が見えてきた分だけ、はた迷惑じゃない。

生きている限り、
みんな一人ずつ自分を引き受けていくんだろうな。

どこに向かって自分を育てていきたいのか、
自分で決められるのが、人間の人間たる自由。

がんばれないけど、あきらめるけど、
いつくしみながら、自分を引き受けている。
やさしいおばあちゃんが孫を見守るように、
理想の私が、この未熟な私を見守っていく。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿