学生時代、障がいのある人たちと一緒に、
200人規模の大きな合宿イベントをした時、
何度も実行委員会で話し合いを持ちました。
学生だから体力も時間も存分にあるし、
経験が少ないだけに、妥協やゴマカシにも敏感だから、
「誰もが暮らしやすい社会って何?」とか、
「ノーマライゼーションってどういう事だと思う?」とか、
「“共存”の定義が違うんじゃない?どういう意味で使ってる?」とか、
夜が明けるまで永遠にしゃべってた。
あの感じと、
今、神戸シュタイナーハウスの企画について話している感じは、
ちょっと似ている。
当時は、体力も時間も無尽蔵にあった上、
2~3時間じゃ何も決まらないので、
毎回、10~20人くらいで合宿してました。
他の大学の人といろいろしゃべるのも楽しいし、
お金なんてないし、どうせ朝まで会議してるから、
大きな部屋をひとつと、女子用に仮眠部屋をひとつだけ借りて。
眠くなったらその場で寝落ちして、
またなんとなく復活して話し合いに参加してた、
あの感じ。
たとえば「目標」をひとつの言葉にするだけで、
何晩もの合宿が必要なんて、
今じゃ考えられないけど、楽しかったな~(^^)。
ひるがえって今、
神戸シュタイナーハウスの企画
(中学生のハローワーク)について、
運営メンバーと一緒に本質的なところを言葉にしています。
さすがに今は、体力も時間もないから、
ある程度の時間で区切るけど、
何かの目的のために集まり、
本質的なことを、全員が自分の言葉で考え、話し合えるのは、
とても有意義で貴重な時間です。
こういう効率の悪いプロセスの中で、
他者という砥石が自分を磨いてくれてるんだろうな~。
大人になると、たいていの人は、
傷つかない程度にやさしく磨いてくれるし、
こっちも昔ほど敏感じゃない(^^)。
目的、方法、効果…。
どんな言葉になるかな~。
ある程度まとまったら、
また聞いてください。
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