明日がご子息の卒業式だ、というSさんと
なんやかや打ち合わせをしていた。
ウチの子(中2)が小学校を卒業する時は
どんな感じだったのか、と聞かれてスマホを探すと、
2年前、卒業式に出発する前に、
袴姿の友達と2人で玄関先で写っている写真を探して
「こんな感じ~」と見せた。
ブレザーとプリーツスカートで、
なぜか背中にランドセル(^^)。
あら~、この人2年前まで小学生だったのね!
2年前とは思えないほど、あどけない顔をしている。
子どもの時間の流れの充実度ってすごいな。
大人は…今年も3か月が終わろうとしています。
ああ、子どもの成長の速さよっ!!
Sさん曰く、小学校の先生に、
「できたら卒業式はランドセルで来てください」
って言われたそうで。その心は
「6年間の成長が目に見えますよ~」だそうだ。
夕方家に帰ると、まさにさっき写真で見た、
2年前一緒に写真に写っていた袴姿の子が、
「カギ忘れた~」って制服のままコタツに入っていた。
キタ~ッ! シンクロ!!
おとといはウチの子がカギを忘れて
その子のおうちにお邪魔していたんだけど。
キミたち、ヘンなとこ似てるよね(^^)。
後で迎えに来たママに聞くと、
その子の妹ちゃんは、今日が卒業式だったらしい。
「2年前と違って、
泣けるポイントがいっぱいあってさ~」。
曰く、卒業証書をもらう時、
名前を呼ばれて返事するだけじゃなくて、
全員、一言何か言うようになったとか、
スライドショーで小学校生活を見せてくれたとか。
在校生が作る花道の代わりに、
先生が楽器を持って演奏しながら門まで誘導してくれたとか…。
いいなぁ~、それ。
確かに、来賓の挨拶に時間使うより、
子どもが主役のお式の方が、
親も子も先生も感動するよね。
変わってみたら当たり前のことが、
なんで何十年も変わらずにいたんだろう。
そういうことって、他にもいっぱいあるんだろうな。
今は、きっと、変化のチャンス。
青虫は寝て起きたらまた青虫になるんじゃなくて、
蝶になった方がいいもの!
変わるのって、大変だけど、
前例を踏襲しなくていい、貴重な機会ではある。
たいていの事は可能だ、って、いろんな事が証明してる。
だって会社行かなくて仕事できてるんだもの!
会って取材しなくても、オンラインで完結しちゃうんだもの!
「できません」「そんなの無理だよ」が、
言い訳に聞こえやすくなってます。
って考えると、
失っていくものもあるんだろうけどね。
こんな大きなふり幅はなかなかない。
こんなにいろんな視点から見える時も、
こんなに変わることが当たり前な時も、なかなかない。
どんなにぼーっとした私でも、
嫌でも意識的になる局面が増える。
それぞれのいる場所で、意識的になって、
何かオカシくなっている事を、
真っ当なやり方に近づけられることを祈りつつ。
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