『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

フォルメンの作る空白

2022年05月03日 | フォルメン
以前、クレヨンでぐるぐる描いたものを、
100枚くらい連続して、
毎日UPしてみたことがありました。
その後も地味に、
ほぼ毎朝、描き続けています。

数えてない分もいっぱいあるけど、
朝、同じ用紙に描いて、
ノートにコメントを残しているものが、
300を超えてきました。もうすぐ365枚。

今日のは、なんだか歪んでいるので、
あえてUPするのもどうかと思うけど、
「内」と「外」についての何かがありそうなので、
ちょっと立ち止まってみました。

これは、内から外に向かって、まるく広がって行くイメージ。
これとは別に、外から内に向かって切り込んでくる形もある。
自分から外に広がる時は、まるく柔らかく広がり。
外から自分に向かう時は、シャープにキレ味鋭く集約する。

まるく広がるもの→シャープに集約するもの。
イメージが重なるものが、それぞれ、いっぱいある。

咲く・実る。
産声弾丸。
朝起きる夜眠る。
国語哲学。
音楽数学。
晴~夏秋~冬。
有機物が肥料になる・出来た野菜を食べる
光・闇
蒸発する・凍る
電源ON・電源OFF

いろんなものが、
外にまる~く広がって行ったり、はたまた
中央に向かってシャープに集約したりしながら、
全体を巡り、全体を作っている。

外にはまるく広がる、
内にはシャープに集約される。
これって、自然と私たちに共通の法則?

な~んて、
形を動きながらふと思い至るのが、
フォルメンのおもしろいところ。
集中するのがいいんだろうな~。

あらゆる事を忘れて、
クレヨンの動きに集中し、没頭する時間。
その間は、日常から離れ、自我を空白に保ち、
そこに何かが流れ込んで来るのを楽しむ。

空っぽのランドセルに、教科書が入るように。
白いスケッチブックに、絵が描けるように。
予定のない一日が、自由に使えるように。
心が空っぽの時には、恋に落ちやすいように(^^)?

ガラクタのいっぱいつまったカバンには、
新しい本は入らないし、
スケッチブックの紙が黒ければ、
キレイな色の絵も全部黒に消えてしまう。

自分の汚れを取って、透明になれたら、
ものごとをきちんと見ることが出来るんだろうな。
そんなこと言われても難しいよね。
私もほとんど諦めてる。

ただ、たとえ自分の汚れが取れなくても、
「この汚れは取れないんだよね」って
汚れた場所や原因を知っていることで、
「そこは、ホントは別の色なのかも」って
客観的に判断できる。

過去の出来事を変えることはできなくても、
過去の出来事の整理の仕方、
過去の出来事から学ぶこと、は、
後からいくらでも変えることができる。

な~~~んてことが、
フォルメンを描いてると、
毎度毎度、法則みたいに出て来るのですよ。
ホントに、何なんでしょ、フォルメンって!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿