高校生になった子どもの教科書。
入学前にワークや何かも含め、
36冊も買わされてビックリした。
全員がipadを買うことにも驚いた。
ああ、物入りだわ。
でもこれだけのことを1年間で身に付けるなんて、
学生ってすごいな~。
そりゃ、成長速度も速いはずね。
その中には、見慣れない教科がアレコレと。
一番ビックリしたのは、国語。
私の時代には、
「現代文」と「古典(古文・漢文)」だった。
今は、「現代の国語」と「言語文化」。
「言語文化」って何?? と聞くと、
古典と漢文、なんだとか。
ん? 小説は現代の国語じゃないんだ??
じゃあ、「現代の国語」って、何なん?
と聞くと、論説文、だとか…。
待て待て。混乱するわ。
じゃあ、小説とか詩とかはどこ?
さあ? 論説文じゃないから言語文化?
いや、でも「言語文化」は古文系やんな?
…この分け方、よくわかりません。
新学習指導要領によると「現代の国語」は、
実社会に必要な国語の知識や技能を身に付け、
論理的に考える力、共感し想像する力を伸ばし、
伝え合う力を高めるために
「論理的・実用的な文章」を取り扱う、そうだ。
いいねんけど、前は「人間性の涵養」とか、
そーゆーのあったよね?
国語の授業って、小説読んで、
そーゆーこと考えるのが好きだったんだけどな。
なんか、なんか、
言葉の結晶みたいな「詩」ってさ、
ワンフレーズでも頭に残ってたら、
人生の味わいや彩りが変わると思うな~。
絶対に、授業でやってほしい!!!
授業で出会わなければ、
一生出会わないまま生きていく人も
いっぱいいるような気がする。
あ、歌で出会う、か。歌詞として。
そういう意味では、言語文化だな。
短歌も、印刷されると味気ないけど、
言葉に節をつけて朗々と歌うと、
意味があいまいなままでも、
そのサウンドでうっとりしたりするもんね。
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