『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

生きている葉っぱ、死んでいる葉っぱ

2020年10月02日 | 神戸シュタイナーハウス
神戸シュタイナーハウスの大人クラスで、
森に行って植物と仲良くなってきた件を
まとめてみます。

前回は、いろんな感覚をスイッチオンして、
町中では伸ばせない感覚をビュンビュン伸ばしてみた話です。
前回のワークはコチラ↓

今回は、これまたカンタンに出来るのに、
植物とグンと仲良くなれるワークをさらに2つ、
noteにまとめてみました。

森のベンチに座ってあれこれしゃべっていた時、
ふと目を上げると、頭の上から毛虫がぶら下がってきました。
「ひゃぁ~!」。

視覚で捉えられるものには、すぐ気づきます。
気持ち悪いものや危険なものには、なおさら。
人も動物として、危険なものが見えると、
すぐ気づくようにできているのかもしれません。

でも、目を閉じて感じるようなもの、
たとえば太陽の温かさや、光の強さ、
風が運んで来る空気の匂いや、大地の硬さ柔らかさなど、
自然の豊かさに気づくには、
それぞれが持っている感覚センサーの感度を
意識的に上げていくことが必要なのかもしれません。

にぎやかな町の刺激の洪水の中でOFFになっていた感覚器官を、
森の中にいる間、存分に伸ばして、
何をどう感じるのか意識的になってみましょう。
身体ひとつで楽しめる、ゆっくりした時間が流れています。

【WORK 2】
落ち葉と、樹につながっている葉を見比べてみる

前回(今すぐ、感覚の翼をびゅんびゅん伸ばす!)でご紹介したように、
最初に、視覚を閉じて他の感覚がキャッチするものを味わってみました。

続いてやってみたのは
「足元に落ちている葉っぱと、
樹にくっついている葉っぱを見比べてみる」です。
これまた身体ひとつで楽しめるワークです。

どのくらい見続けることができるでしょう。
3分、10分、それとも、30分? 
ひたすら葉っぱに集中して、寄り添ってじ〜〜〜っと見ます。

どんな見方をしてもいいのですが、たとえば、
最初は、見た目で気づくことを列挙して行くと
集中しやすいかもしれません。
・具体的な形、色、厚み、葉脈、虫食いの模様… など。

外から見るのに疲れたら、
いっそ植物の中に入り込んで
中から外を見てもおもしろいはず!
・樹につながっている葉っぱの私と、落ち葉の私、
これから、それぞれにどう変化していくのかな
・種からここまで成長するのに、どんな劇的な人生だったのか
・そこ(樹の上、地面)で、光や風、どう感じるかな?

…いろんな視点で、自分と葉っぱを重ねていく。
アフレコ?して遊んだりもできます。
「風のぶらんこ気持ちいい~」
「コワイからあんまり強く吹かないで!」とかね(^^)。

一人の時は頭の中でやってみる感じです。
でも、もし誰かと一緒にこのワークができるなら、
気づいたことや考えたことをシェアしてみると
さらにおもしろくなりそう。
絵本「葉っぱのフレディ」のようにに、
落ちた葉と樹に残る葉の会話も出来そうです。

大人クラスでシェアした時は、
地球の中の植物の役割や、
植物の春夏秋冬と、自分の生まれてから死ぬまでを重ねて考え、
自分の一生を季節で言うと今は…など、
いろんな方向に話が膨らみました。

その時に出てきた話や、次のワークなど、
続きはコチラ↓(noteにまとめています)




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