『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

お手紙と共に飛ばしてみたら

2020年10月03日 | 考える日々
いつからだろう、郵便受けを覗くのが
楽しみじゃなくなって、
面倒なルーティンになり下がったのは。

昔は、手紙や絵葉書がいっぱい入ってきたのに、
今来るのはDM、チラシ、検針票。
全然嬉しくな~~~い。

そんなご時世ではありますが、
10日ほど前、久しぶりに手書きの手紙を書きました。
ガラスペンを出してきて、茶色のインクで。
もちろん紙もお気に入りの紙で。

書き終わったら、
水彩絵の具のパレットを持ち出して、
グラデーションで枠線ひいて、
封筒にもお揃いの枠線描いて。
ところどころに虹色の水玉散らして。

そして、相手の顔を浮かべながら切手を選び、
ポストにIN!

デッサン力はないんだけど、
線とかマルとか組み合わせて描くだけでも、
自由度が高くて楽しい~~!

急に、電子的な技術じゃなくて、人の手と足で
メッセージを届けてもらいたくなったのです。
内容はたいしたこと書いてないんだけど。

手紙を受け取ったその子にも、
私の楽しい気持ちがうつったらしく、
誰かにメッセージを届けたくなったのだ、と、
手紙の返事に書いてあった。

「連絡するのに緊張するから放置してたけど、
久しぶりに〇〇さんにメールしてみた」と。
あ、そうなったのね。嬉しい。

小石をポーンと投げたら、
着地した所から、メッセージにのって
波紋のようにふわ~っと愛が広がっていくイメージ。

自分から投げる小石は、
できるだけ柔らかくて暖かいものにしたい。
そうは思っているけれど、
でも、どうしたってエゴがあるから、
時には硬くて冷たいものをぶつけてる。

自分じゃ気づきもしない事が多々あるんだろう。
そうしてしまった方には、
とてもとても申し訳ない。
だけど。

ようやく「私は正しい」って思わなくなった。
「私もアナタも、正しい時と正しくない時がある」
「こっちの正しさは、あっちから見たら?」
などという、当たり前のことがわかってて、
「その前提で、この場合どうするのがふさわしい?」
と考えられるようになってきただけ、前よりマシかな。

それでも、手紙に載せて飛ばしたいのは、
エゴじゃなくて愛。
あ、ブログも。
あっちこっちに飛び火したらいいな。



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