『一般人間学(普遍人間学)』の第1講に
「教育の課題は、時代によって変わっていくから、
時代の課題を意識して教育しましょう」
という意味のことが書いてあります。
子どもの教育も大人自身の自己教育も、
それに向かってなされるべきだ、と。
では、私たちが生きる現代=意識の時代には、
どこに向けて子どもを育てていけばいいのでしょうか。
目次
- 「オレの言うことが聞けないのか」
- 1人ひとりが答えを出す、正解のない時代
- 人類の進化と、1人の進化の共通点
▼1.「オレの言うことが聞けないのか」
私が子どもの頃には、まだ
「決まったことは守れ」
「オレの言うことが聞けないのか」
なんていう先生がいました。
当時、子どもながらに違和感を感じて
「軍隊調でイヤだなぁ」と思っていました。
今はあんまりそんな話を聞かないのが嬉しいです。
分別の時代から意識の時代への変化を平たく言うと、
「エライ人の言うことに従ったり、
みんなで一緒に動けるように育てるんじゃなくて、
一人ひとりが自立し、意識的に行動できる人になろう」
という方向のようです。
そっちに向かって、
子どもも大人も成長していけるよう考えていくのが
「意識の時代」の教育の目的だと言えそうです。
意識的でいると、シーンによっては
「ややこしい人」と言われるかもしれません。
言うも黙るも、自分次第で決めていい。
1人ひとりが答えを出す、正解のない時代です。
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