『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

しんどい時には「そんな風に生きたい」手仕事を

2021年01月28日 | 手足を使う日々
今までにないほど、
自分の身内や、周りの人たちに訃報が重なり、
喜怒哀楽がしびれて動きたくなくなる。
そんな時には、歌や映画に慰めてもらうのもいいけど、
今日は単調な手仕事をしてみる。

ちょうど、糸掛けで
「ちょっとかけ方を変えたら
いろんな模様ができるんじゃないかな」と、
アレコレ検討したかったので、今日はそれに挑戦。


前に子どもが作ってたものは、
台にする板もつるつるに磨いて、糸の色も考えて、
こんなに(コレ↑)丁寧にきっちり作ってたんだけど、
釘と板を買ってくるのもおっくう。

なので、家にあった、使い道のなかった
3~4㎜厚の薄~~いコルクボードと、
段ボールを重ねて台にして、
そこに、頭の小さい押しピン(マップピン?)を、
ぷちぷち挿して糸掛けを作ってみることにした。

裏から見たらこんな感じ。

これ、押しピンが簡単に抜き差しできるわりには
しっかりピンが固定されるから、
「どんな順番でかけたら、どんな模様になるのかな」
って、いろいろ実験してみるのに、すごく便利だった!

いろいろ試してみたの、貼り付けておこうっと。

360度を10度ずつ区切ってピンを刺したのに、
円周に平行線を作ってたらで5角形ができた。
どういう法則なんだろ。不思議だなぁ。


わりとキレイに出来て満足。
さっき5角形が出来たその角を生かして、
上からさらに糸をくるくるかけてたら、
星のとんがりが十じゃなくて九になってるじゃん!

もっと試して見たくて、
惜しげもなく抜いてしまいました。
次~。
これはこれでおもしろい。
くるくる巻きすぎて、ぐちゃぐちゃ。
でも、真ん中の隙間を見て、子どもが
「桜みたい」とゆーてくれました。
やさしい(^^)。

じゃあ、と、
最初から花びらを意識して作ってみると、
こんな感じ。

なるほど。

今度は直線を際立たせてみよう。

ほーほー。
真ん中がスカスカだな。
もうちょっと重ねてみよう。

悪くない。
でも、そうだな~。
もうちょっとシャープな複雑さも欲しいかも。
平面的だから、メリハリつけて、今日の最終はコレ。

おお、わりと気に入ったぞ!

単調に、でも一定の法則に沿って、
手を動かしていたら、
そのリズムに合わせて、
自分の中身が少しずつ整ってくるのを感じる。

この糸掛けなら、
「トライ&エラーの回数無制限、
エラーの時でもダメージなし」だから、
安心していろいろ試せる。

というか、編み物や刺繍と違って、
「エラー」がないんだよね。
イメージ通りに出来なくても、
「こうしたら、こうなるんだ!」っていう結果が出るだけ。
毎回変わるそれは、失敗じゃない。

そんな風に生きられたらいいな。

…あ?!
今、自分がそんな風に思えてるってことは、
やっぱり手仕事って結構なリハビリなんだね。
しんどい時には、手仕事や散歩も試してみてね。


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