『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「動けない~」と泣き叫んで甘えてみる 34/100

2021年09月11日 | 考える日々
小さな男の子が「足が痛い、動かない~」と
ひーひー泣いていた。
ママは「はいはい」って感じで、
妹ちゃんの相手をしつつ、笑顔で見守る。

妹を置いて自分の方に来てほしい男の子は
「足が折れちゃった~」と、
もう一段階言葉を強めて、さらに泣き募る。
ママは、手放せない妹ちゃんの相手をしつつ、
「あらあら、それは大変だ~!」と受ける。

男の子は「もおっ、ママこっち来て~!!」と、
ほんの3メートルほどの距離から
キイキイ泣き叫んで地団太踏んでいる。

ホントに手が離せないママは、余裕の笑顔で
「〇〇ちゃん、こっちおいで~。
待ってるからね~♪」と、声をかける。

いいなぁ~と思って。

ママを独占するために言った
男の子の大げさであからさまなウソがカワイイわ。
「足が折れて動けない~」だって。ププッ。
地団太踏んでるけどね~。後で走ってたけどね~(^^)。

小さい頃にこういう甘え方をいっぱいして、
「ウソついちゃダメでしょ!」とか、
「おにいーちゃんでしょ!」「ワガママ言わないのっ!」
なんて怒られずに「はいはい」って聞いてもらえて。

こういう
「泣いてても怒っててもウソついても何しても、
あなたのことが大好きよ~
っていうママの態度がすごく好き。


「全部アナタに合わせられるわけじゃないのよ」
みたいなことは言わない。
その子だって、状況を見てわかってるから、
あえてゴネてるんだもんね、きっと。

こうやって、小さい頃に
好き放題やって受け入れてもらえる経験は、
後々の心の安定にすごく関係する。
どの子も、いくらでも、必要なだけ
たっぷり甘えさせてもらえたらいいな~と思う。

それには周りの大人たちが
「この子はこれでいい」って思えてることが大事だよね。
それがいつでも、とても難しい。

もし甘え足りなくて、大人になってから、
同じことを恋人や結婚相手にして、
「こんなこと言っても受け入れてくれるよね?」
って相手の気持ちを試したりすると、
愛想尽かされる可能性あるから。

あ、そっか。
相手を束縛する人って、コレだったのか~。
他の人と会ってたら機嫌悪くなったりするの。
あれは「ママ、こっち来て~」だったのね。
うわ、キツイな!

でも、どんなに愛されて育った人でも、
大人になってから
「自分には生きてる意味がある」って思えなくて、
「もっとボクの(私の)こと見てほしい」
って言いたい局面は出て来ると思う。

その時はさー、大人語に翻訳したり、
相手を責めたり、謎の理由を付けたりせずに、
そのまままっすぐ言ってしまいましょう(^^)。



▼本日のフォルメン 34/100



※「何コレ?おもしろそー」という方は、
コチラをどうぞ。
私にとっては、
心を整えるヨガであり、瞑想の時間です。


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