『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

イイイロの日。生きている不思議。

2020年11月17日 | 考える日々
11月16日は「イイイロの日」だそうです。
へぇ~。何でもこじつけるなぁ~。
でも、悪くない。

吉澤明子さんの『植物と語る』という本の方法で
一緒に植物観察をしてみよう、と呼びかけてくださったので、
一本のセイタカアワダチソウと仲良くなるために、
朝起きて、徒歩10分ほどの公園まで散歩。

そこまで行かないと、
セイタカアワダチソウが発見できない。
住宅街だから、みなさん、
自分ちのまわりのものは抜いてしまうのかも。

でも、続けて公園に行くと、日に日に葉っぱが色づいて、
色彩が鮮やかになっていくのがわかります。
あらゆるグラデーションの緑から赤、緑から黄色、
そして赤と黄色から茶色へ。
イチョウがマックスキレイ!! あ、カタカナばっかり。
まさに、イイイロの日(^^)。

そうそう。この時期、いつも「カワイイ!」と思いつつ、
誰に聞いても名前がわからないまま、
20年くらい経ってしまった樹があります。
とても大きくて、
たくさんの白い星をちりばめたような樹。



今、試しに「11月 白い実 街路樹」で画像検索して、
たくさんの画像をスクロールして調べてみたら、
「ナンキンハゼ」だとわかりました。
おお、そういう名前だったのね!

意識的になるだけで20年の疑問がすぐ解けた!
今回は樹の名前わかっただけだけど、
意識的になればなるほど、
自分の人生を自分の意志で作っていけるんだろうなぁ。


落ち葉が散り敷く上を歩いていると、
親はもちろん、これまでに生きたあらゆる生物に支えられて、
自分が生かされてるんだ、
それは、落ちた枯葉の望みでもあるんだ、なんて実感します。

そして次は、
自分という葉っぱがこの世という樹から旅立った後も、
次の世代も、その次の世代も、その次の世代も…、
少しずつ、今の私たちよりも人間として成熟していって、
結果、いい社会を作ってくれるんだろうなぁ。

今がこんなで申し訳ない、
せめて次の方向性を示す努力はするからね、
あとは自分で考えてやっていってよ。よろしく!
なんて、素直に思っている自分に気付くのでした。

春は、新しく生きて行く命の営みを感じるけど、
秋は、後に託す命のつながりを感じるなぁ。
壮大な時間の流れの中で、
今、私たちが生きている不思議。



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (オキツ)
2020-11-19 12:06:03
ZIP様
投げ出されたと感じましたか? むしろ逆です。自分の覚悟と次世代への信頼です。前の世代に自分の歩く方向を規定されたくないですよね? 
いい未来を願うなら、自分の望む未来に向けて、自分が実際に行動してみればいいのです。もちろんその大変さは身に染みています。
でも、どんな制約がある中でも、それぞれが自分の理想に向けて一歩ずつ歩けたら(時には踏みとどまるだけでも大変だけど)、それは未来につながります。何か動いてみましょうよ!
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Unknown (ZIP)
2020-11-17 22:05:45
未来を創り出すことがシュタイナー教育ではないのか?
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Unknown (ZIP)
2020-11-17 21:57:01
産んでおいてそれはないわ〜!
看板に書いてあるのは嘘か?
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Unknown (オキツ)
2020-11-17 20:50:19
「ありがとう」の向き先は、次世代の人たちの存在へ、ですか? 大人は真面目に自分を生きて、次の方向性は次の世代が決めればいい。確かに。
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ありがとう。 (ella)
2020-11-17 05:23:39
私見です。
いまがこんながいいのです。
方向性は次世代に。
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