『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

「スコットランド国立美術館」展

2022年09月10日 | 考える日々
スコットランド国立美術館
THE GREATS 美の巨匠たち
に行ってきました。

エルグレコの「キリストの祝福」と、
ミレイの「Sweetest eyes」が凄すぎて、
他のものの印象が薄れてしまったほど。

この2枚、ず~~~っと見ていられる。
特に、キリストの祝福の方は。

目で見て
「鼻、いがんでるな」とか、
「何に手を置いてるんかな」とか言って、
心で見て
「こっち見て何言いたいんやろ」とか、
「泣いてるみたいに見える?」とか言いながら、
楽しんでいました。

一緒に行った人が他の絵を見ている間も、
なんだか立ち去りがたく、
しつこくこの絵を見ていたら、
精神で見る感じになってきました。

「私(キリスト)は、
人間に善だけでなく悪をも許した」
「なぜなら、人間が悪をも選べる中で、
自らの力で善なる世界を作る必要があるからだ」
「もし善だけを与えていたら、
これほど苦しまなかっただろうに」
「でも、どれだけかかろうが、見ているよ。
信じているよ。祈っているよ、その日を」

あ~~~、見れば見るほど、
何と言っていいのかわかんないけど…
なんか涙が出て来そうな慈悲や愛、が
画面から溢れ出してくるような気がして。

で、ずっと見ていたいから、
絵葉書お持ち帰り~って思ってたのに、
なんと、出口のミュージアムショップに
この絵葉書が売ってなかったのよ!

え~~~~っ!!
たまに、あるよね? 
そういうこと。

んで、帰ってネットで探したら、
ポスターが数千円で売ってた。
買おうかな、と思ったけど、
びんぼーだし、とりあえず
ケータイサイズの縦長に塗り足して、
待ち受け画面の壁紙に設定してみた。



ら、うん…。
そうかな~と思ってたんだけど、
予想通り、アブナイ感じになった。

友だちといる時とかにちょっと時間とか見て、
待ち受け画面がコレだったら、
見逃してくれる人、1割くらいかも(^^;)

ので、自粛しました。

やっぱりな~。
予想通りすぎる展開やんな~。

でも、もうちょっと吹っ切って、
コレを待ち受けにする日が
来る気もする。うひひひ。

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