『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

この言葉、すごいわ~!

2022年03月07日 | 神戸シュタイナーハウス
神戸シュタイナーハウスの
「中学生のハローワーク」企画で、
漫画家の方に来ていただいて、
いろいろお話を伺いました。

硬い仕事をしておられたのに、
よりにもよって漫画家を目指すとは!

綱渡りで、ピンチだらけで、
借金も増えるし、連載も伸び伸びになって、
挙句、単行本も電子書籍になりかけて…、
という八方ふさがりの体験を乗り越え、
今に至るまでの様々なお話を、
たくさん聞かせていただきました。

そして、いろいろ質問したり、
対話したりしているうちに
出てきた言葉がコレ。

「何かが諦められないのは、
真剣にやってないからだ」
「チャレンジして、ちゃんと
負ける回数を積み重ねていこう」って。

なんか、もう漫画家さんが輝き過ぎていて、
自分が恥ずかしくなっちゃった。

八方ふさがりでもないくせに、
負けるのを避けたくて、
ハナからチャレンジしない状態って、
何なん???

今の私の状態は
「ここじゃないな」で仕事を辞めて、
なんとなく「この辺かな?」をさまよい、
いまだに「ここだ!」に至れていない状態。

まさに、
「何かが諦められないのは、
真剣にやってないからだ」
「チャレンジして、ちゃんと
負ける回数を積み重ねていこう」だな。

中年になると、
この熱さが失われてきたけど、
逆に、打たれても、失敗しても、
若い頃ほどダメージもなくなってる。

いい意味でふてぶてしくなっているから、
やってみたらいいのよね。
具体的に、1ミリだけでも、
考えてることを行動に移せばいいのよ。
失敗したところで、学ぶことも多いはず。

考えてること。は、
「自分軸を作る」ことを望む人のために、
何か、学びの場を提供したい。
使うものは、手足と、心と、言葉。

まずは、自分で感じたものを信頼すること。
たとえば、
説明プレートを見ないで、絵を見て、
どう感じるのか。
ごまかさずに、真摯にすくい取ってみること。

たとえば、手仕事、料理などを通して、
自分がきれいなものを生み出せることを実感すること。
自分が動くことで世界が変わることを知ること。

そして、考えること。
正解のない問いに、自分なりの答えを探すこと。
今自分が体験しているあらゆることに、
自分なりの意味を見出し、言葉にすること。

そんな場所を作りたい。
それに向けて真面目に考えたい。

で、「考えてるだけじゃなくて1ミリ行動しよう」
っていう話にもなったので、
たまたま「手仕事しない?」と紹介してくれた人に
「オンラインで手仕事はちょっと違うと思うから、
たとえば、1テーマをじっくり考えるような会はどう?」と
提案してみました。

さて。
どんなお返事が来るでしょうか。

う~ん、返事待ちじゃなくて、
もっと、いくらでも出来ることありそうだな。
…でも、今日はここまで。

漫画家さん、ありがとうございました!


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