『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

匂いと音を頼りにごはんを炊いてみる

2021年04月23日 | 手足を使う日々
10年ほど前、子どもが保育園の時、
電化製品が一気に壊れました。

んで、その後、炊飯器も壊れて、
壊れた炊飯器を撤去したら、
キッチンカウンターがすんごい広々して、
コリャいいや、と買い替えないまま今に至ります。

あ~、あの頃はふつーに仕事もして、帰ってきてから、
お手伝いしたい子どもと一緒に晩ごはんの用意して、
テレビを見せて魂を奪っておくという禁じ手も使わず。
大変だったけど楽しかったなぁ…と、遠い目になる。

本題に戻ろう。
今日は、仕事が溜まっていたので、
余計なことをしたくなって(←間違えてるよね^^)、
丁寧にごはんを炊き上げてみた。

ふだん、炊飯器ではないものの、
ガスコンロに「炊飯」っていうボタンがあるから、
まぁ、それに任せてもおいしく炊ける。

けど、今日は、白米を
なるべくいろんな感覚を使って
炊いてみよう、と思い立ち。

えーえー。わかってますよ。
現実逃避の一種です(^^)。
気分転換したいんですってば。

そもそも水の目盛りはないので、
「大体、指のこのへんまで」
っていう感覚を使う。

沸騰して、フタをしてから、
いつ火を消すかが勝負。
フタを閉めたまま、時間も計らないで、
おいしくごはんが炊けるでしょうか!?

とりあえず頼りにするのは音と匂い。
ただの水っぽい匂いが、
沸騰するぐつぐつ言う音が大きくなるにつれ、
ふんわりしたごはんの匂いに。
塩むすび食べたい!!

目を閉じて耳を澄ませていると、
普段はまったく気にならない、
静音タイプの冷蔵庫から、
紛らわしい水音が混ざって聞こえる。

冷蔵庫から聞こえる水音と、
お鍋の中で沸騰する音を聴き分けながら、
(聞こえて来る方向性を意識しないと難しい)
音に集中していると、
ぐつぐつ言っていた音がちょっと変わる。

くぐもったような音から、
グツグツいうちょっとライトな音になり、
やがて乾いた隙間を熱い空気が通る
熱風のような音になってきた。

きっと、もうすぐ炊ける。
もうちょっとだけ待つ方がいいかな?

目を閉じて、匂いを嗅ぎつつ、
耳を澄ませる。
なんか、ワクワクするぞ!

そして、熱風のような音が
いよいよ乾いた音になり、
やがて、
ぱちぱちっという何かが弾けるような音。

いまだっ!!
ガスを止める。

おこげが出来始めたに違いない。
さあ、10分ほど蒸らして、
開けてみると。
よしっ、おいしそうに炊けてる。



そして、底からひっくりかえしてみると…
やった!
カンペキ!!!




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