今回から気質について学びます。
テキストは「4つの気質と個性のしくみ」ヘルムート エラー著。
宿題で1~3章を読んで、各自気質を理解してから、今日の講座が始まりました。
1枚の紙の真ん中に大きなマルを書いてさらに4分割し、
「バランスの取れた場合の現れ方」をマルの中に、
「極端に現れた場合」をマルの外に書いた紙を作り、
それの余白にみんなで「この気質のキャラ」をそれぞれ描いてみました。
(興味のある方は、ご自分でやってみてください)
ププッ。絵っておもしろ~い。
姿勢や表情で表現した人、衣装まで全部変えて表現した人、
水滴スライムみたいなのとか、風の子坊やみたいなのとか…、
みなさんの作ったキャラは、アレコレ個性的です。
絵を描くことで、気質のイメージが固まってきました。
「自分はこうだからこの気質が強い」というような話になり、
「うっそ~!!○○さんソレですか???」って
自分のこと、そしてお互いのことを、前より少し理解し合えました。
当日、気質キャラを描いたり、
「このシーン、この気質ならどう反応する?」みたいなシーン別気質劇場(?)をして
ゲラゲラ笑ってる間に時間が押してきました。
ホントは、気質別の歩き方でなりきってみたい、と思ってたんです。
そしたら、タイミングのいいことに、参加者のお一人が、
「私、気質を理解するために歩き方を替えてみたんです」っておっしゃいました。
わお!
「じゃあ、みんなで歩いてみましょーか」って、
その人について、ぐるぐるぐるぐる、
会議室の机の周りを歩いてみました(^^)。
気質を意識しながら歩き方をいろいろ変えて。
胆汁:活動的で目標にまっすぐだけど怒りん坊の火山さんは、
カカトでガンガン足早に歩く。
多血:明るくゴキゲンだけど、いいかげんな風さんは、
つま先でヒラヒラ歩く。振り向いたりよそ見したりしながら。
憂鬱:理論的で生真面目だけど傷つきやすく自分を閉じてしまう土さんは、
足を引きずるようにゆっくり重く歩き、
粘液:公平で根気強いけど今いる場所に安住してしまう水さんは、
同じリズムでのんびり歩き続ける。
…って感じ。
狭い部屋だから、「目が回る~」って止めたんですが、歩いてみたらね、
「この要素は自分にないな」って思ってる気質の歩き方をしている時、
すんごいしんどいのです。
だけど、みんなにつられて歩き続けていると、そのうち、
自分の中で、その気質のいい部分がクローズアップされてきたんです!!
具体的には、
たとえば、「自分に怒りん坊の要素はないけど、
火山気質的にガンガン歩いていると、
なんかムクムク活力に満ちて来ました」。
とか、
「私、移り気で当てにならない風気質に困らされてるんだけど、
ヒラヒラ歩いてたら、なんか、
明るく楽しい気持ちになって来ますね♪」とか。
あれあれ?? これもアリかも~!
…みたいな実感。
気質に上下はないのに、
自分にない部分を「困った気質」と決めつけちゃってたようで。
「周囲と一緒にシアワセになりたいな」と、
ココロが思っているのに、アタマで
「この気質はダメ」って拒否してた、という矛盾。
カラダは正直ですね(^^)。
4つの気質をバランス良く持っていると、
極端に走って周囲に迷惑をかけることもなく、
必要な時に必要な気質を発揮して歩いていくことが出来て、
今より自由になれる気がします。
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